2015.01.01

フードコーディネータの美レシピ

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ビターすぎる!チョコケーキ

1802年フランスで創業。その歴史は1682年にルイ14世に仕えていた頃にさかのぼるダロワイヨ。ショコラ、パティスリーなど幅広く伝統の味を届けています。店頭には瀟洒なスイーツや香り高いバゲット。そして、サロンドテ(喫茶室)のコーナーも。今回ご紹介したいのは、香しい焼き菓子の数々。

伝統の手作りで、作り続けられるフールセック(クッキー)とフールドゥミセック(半生菓子)。店長様によると…お土産やお持たせなどの贈答利用が多いのだとか。真紅のリボンに結ばれるボックスは、1080円~と親しみやすい価格から常備されています。

本日はこちらの「サブレシトロン」を使って、ビターなチョコレートケーキを作ります。

来月はバレンタインです。とはいうものの、甘いものがそれほど好きでもない男性は多いですね。その点、チョコレートは「苦味」を魅力にもつ稀有な素材。今回はビターチョコをふんだんに使います。
その時に!「苦味」を引き立たせる「甘味」をどこに盛り込むのか???これがテクニック。チョコ自体に甘味を忍ばすと、結局甘く仕上がってしまう。ならば底台に敷き詰めるクッキーに、上質な甘味を忍ばせるのがいちばん!

ただのビスケットやクッキーでは駄目なんです。バターの香りが高く、サクッとした食感が上品で、口の中でホロホロと解けるような、ダロワイヨの「サブレシトロン」がお薦めです。調理に取り掛かる際には、是非ともそのままで食べてみてください。底台のために砕いてしまうのがもったいないくらいの、美味なる1枚ですよ。

今回は、ビターチョコ「7」に対してブラックチョコ「3」の割合。クリームチーズに牛乳に卵を混ぜて「サブレシトロン」を敷き詰めたケーキ型の中へ。

180℃で焼き上げたら、冷めるのを待って器の上へ。かなーり、苦味の強いレアケーキに、香り高い上質な甘味の「サブレシトロン」が好相性なのです。底台のサクサクの食感と、クリームチーズのレア感もたまりません。ここぞ!という手作りには、ワンランク上の素材を惜しげもなく使う!是非、お試しください。

  • サブレシトロン 1,080円
  • ※価格は全て参考価格です。
  • ※全て税込価格です。

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