特殊マシンの威力をご覧あれ

さて、ここで「雪のはな」のおさらい。パッピンスと言えば韓国のかき氷。でも当ショップでは「雪」と呼んでいます。なぜならば、それは氷ではないから。北海道産ミルクを凍らせ、日本に数台しかないという特殊マシンで瞬間的にドサーっ！それは、もう氷ではなく粉。粉雪のような感触。凍らせているにも関わらず冷たさは全く感じません。ふんわりとしたミルクの粉のようなもの。。

その希少なマシンがこちら。そうです「CAFE YUKINOHANA」の刻印をバッチリ刻んだ、あの「雪」を製造する特殊なマシン。今回の取材では、その舞台裏の撮影に成功！これが、ブログにはない「取材」の特権というものですのよ★

北海道産ミルクや生クリームを混ぜ込んだ液体特製ミルクをマシンに設置。マイナス20℃にまで下がるローラー回転を通って降りてくる液体は・・・

まるで粉雪の降雪。サラサラと音もなく静かに降ってきて・・・

ふわふわとゆっくりと降り積もる「雪」。7月に心斎橋に積雪です。水は一切含まない、北海道産ミルクや生クリームの雪がやってきました♡

そんな「雪」に合わせるのは、フレッシュな果実、古来よりの粗食＆健康食であるきな粉やゴマなど。その日使用する果実はその日に仕込み、鮮度を逃さない徹底ぶり。厨房には丸の果実がゴロゴロと保管されています。

さて、本日ご紹介するのは「もも雪」。この一品にはさらなる思い入れが強く、カットや皮むきなど、事前の下処理を行ないません。

オーダーが入ってから、一つずつカットに入るとは、なんとも強固なこだわりです。それだけではありません・・・が、その前にこの方のご紹介！

当店でマーケや商品開発を担当されている、李惠眞（LEE HYE JIN）女史。釜山国立大学で栄養学を修めた超がつくエリート。その上、学術だけでは飽き足らず、韓国調理師免許まで習得してしまった技術者でもあるのです。商品開発のロジックや理念、そして表現力、すべての要素を兼ねそろえた彼女。この「もも雪」にも、彼女の才が注がれているのです。

ふわふわの「雪」に注がれる練乳。さらになにかパウダーを振っています！？これは何なのでしょうか？答えは試食で明らかになるのです。

練乳⇒パウダーと続き、桃のピューレをそっと回しかけて。このピューレも限りなく果実100%に近いものを厳選しているのだとか。

さらに「雪」を盛り付けて、いよいよ桃の登場です。1枚ずつ花びらのように優しく盛り込まれる桃。こうやって1食ずつ丁寧に仕上げていくのも「雪のはな」ならでは！

最後はアイスを添えて、もういちど桃のピューレを回しかける。

そうして仕上がるのが「もも雪」。添えられた花とミントがカラーアクセントに、優しい色合いの一品です♡

ではひとつ♪口に含んだ瞬間、サ～～～っと広がる清涼感！その後に続く「雪」のミルクの甘み。そしてフレッシュな桃の自然な甘み！清涼感が、ミルクと桃の甘みをグッと引き立てる（驚）。この爽やかさの正体はヨーグルトだったのです。そう、あの謎のパウダーはヨーグルトパウダーだったわけですね！！

さらに、もうひとつの仕掛けが。なんと、このアイスもヨーグルトアイス。パウダーとアイスの双方から涼しげな酸味を加えるとは…李女史、かなりのマジック＆アメージング♡

計1個以上使用するフレッシュな桃はボリュームも贅沢に。主役となる桃を際立たせる、ミルク「雪」、桃のピューレ、アイスとパウダーのヨーグルト。一見、優しげな色合いの一品に、緻密＆綿密＆練りに練られた計算を秘めて・・・

密度の高い味わい「もも雪」はスプーンが止まらなくなる美味しさ♡7月に降る雪が極上のスィーツになるのです。

「これまでになかった美味を、どこにもないカタチで」生み出すのが、李女史の信念。そんな強くて美しい彼女のような「もも雪」。皆様、是非とも味わいにご来店ください★

最後に、新商品のご案内です♡
台湾産生タピオカを黒糖に味付けした、雪のはなならではの食材を使ったオリジナルタピオカドリンクです。

続きまして、バタフライピーは青いお花のハーブティーです。
アントシアニンを含み、目の疲れを癒したり、肌の老化を予防すると言われています。
レモン等を加えると、オーロラの様に美しく色が変化します。