本気でカッコいいコラボ眼鏡
イケメンの老眼事情
がんばってがんばって節約して、3ケ月に1回の贅沢にステーキハウスへ行った時。目前で焼き上げられたフォアグラを口に運ぼうとしたら・・・「またフォアグラ?ボク飽きちゃった」とガキの声が聴こえてきて・・・。「どんなクソジャリやっ!?」と思って顔を上げたら、なんとすぐに視点が合わない。もしかして、これが、俗に言う「老眼」なのか?・・・というのがワタクシの上司が老眼に気づいたキッカケだったそうです。でも、とってもイケメン&お洒落な方で、いわゆる老眼鏡は嫌だったそう。「眼鏡を外す手間を無くしたい」と切望した彼が選んだのが「ALOOK」さんだったのだとか。
老眼鏡だけでなく、「お洒落なコラボ眼鏡がある」と、それこそオシャレ人の間で話題を集めたのが「ALOOK」のコラボ企画「アルク ハシエンダ プロジェクト」。各界の文化人と気鋭のアイウエア・クリエーターが、センスと技術を持ち寄って、従来にないコンセプチャルな眼鏡を生み出すというもの。そのシリーズ第3弾が今年の3月に登場し、当3シリーズの全てが出揃ったのです。
話題となっている「ALOOK」のコラボ企画「アルク ハシエンダ プロジェクト」の全てが揃ったとあって、ここ心斎橋店にも問い合わせが殺到。品切れも出てきており「他店舗からアイテムを取り寄せているくらい人気です」と苦笑する店長様。では、シリーズ第一弾からとくと拝見!
第1弾は、ブッククリエイターと昭和ダンディズムの再解釈に注力するアイウェアデザイナーとのコラ
ボ。昭和の小説にイメージを発し、レトロな風合いをセルロイドで打ち出しているそう。’80年代の
イメージをベースに、やや’60年代風のサイズ感をブレンドした一点は、なんとも今にフィットしてい
ます。カッコいい!!
先述のブックコーディネーターは内沼晋太郎さん、アイウェアデザイナーは江田雄一さん。江田さんが得意とする「昭和」と内沼さんが着眼した小説「顔」(作:掘辰夫)が世界観を結び、レトロ感をもったセルロイド製の眼鏡が完成。ほら、モデルの店長様のお顔が…なんだからナードなオシャレ感に変身です。
第2弾は、紳士服テーラーと女性向けアイウエア・コレクションを展開するアイウェアデザイナーとの
コラボ。クラシックな丸みとハート型のカモフラテキスタイルを裏面にあしらった「裏切り」の1点は、
男性テーラーと女性クリエイターのセンスが対峙。キャラ立ちするのに顔なじみがいいのが、凄腕の
証です。カッコいい!!
先述の紳士服テーラーは岡田亮二さん、アイウェアデザイナーは小向真由美さん。様式美やルールを踏んで、あくまでもアバンギャルドで遊び心いっぱいな紳士服を提案するテーラーと正統派スタイルにおいて色で遊ぶのを得意とするクリエイターが、隠す・見せる、守る・遊ぶ、の絶妙ラインを演出。ほら、モデルの店長様のお顔が…なんだか艶っぽい男前に変身です。
第3弾は、DJとヴィンテージやジャズメンイメージを得意とするアイウェアデザイナーとのコラ
ボ。1950年代くらいのジャズメンが掛けていたようなブロウタイプをテーマに、なんと老眼の方が眼
鏡を外さなくても裸眼にできる跳ね上げ式なのです。なぜまた、そんな着眼が降って沸いたのかという
と…。
先述のDJは日本クラブシーンを黎明期から切り開いてきた須永辰緒さん、アイウェアデザイナーは森山秀人さん。キャリア30年の須永氏がプレイ中にレコードを見るため、いちいち眼鏡を外さなくてもいい跳ね上げ式にしたのだとか。跳ね上げ式が映えるスタイルとして、ジャジーなサーモント風のデザインを起用。ほら、モデルの店長様のお顔が…なんだかシブカッコよく変身です。
眼鏡業界の定石を打ち破り、眼鏡のイメージを一新させ、文化としての眼鏡を発信した当プロジェク
ト。なんとも興味深い上に、見た目ももちろんカッコよくて、コアなオシャレ人を中心にジワリと口コ
ミ広がり中。「人気アイテムは品薄です。気になる方は急いで!」とおっしゃる店長様。けれど、心斎
橋店ならば、なんとかアイテム揃えてくれますよね???と無理強いを言ったところ…。
「できうる限りがんばります」と力強いお言葉!最終の第3弾が発表されて、全てのアイテムが出揃った「ALOOK」のコラボ企画「アルク ハシエンダ プロジェクト」。今が!まさに今が!選び時で買い時です!気になる方は、わりと本当に急いだ方がいいです。だってワタクシも購入予定ですので!
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アルク ハシエンダ プロジェクト
各眼鏡 19440円 - ※全て税込価格
- ※価格は全て参考価格