2016.05.01

ニッポン、焼き菓子の起源を心斎橋で発見!

Store Info

  • 店名万菓堂
  • 住所大阪市中央区心斎橋筋2-3-19
  • 電話番号06-6213-6630
  • AREA
  • 8
  • EAST

心斎橋のお土産屋さんといえば

心斎橋のお土産屋さんといえば…そう「万菓堂」さん。読んで字の通り、千も万も幅広くアイテムを揃えて、賑やかな店内にはお客様がひっきりなしに訪れて。「あら~北海道から?私も修学旅行で行った事あるわ~」「どんな年齢の方へのお土産ですか?」など、店員さんとお客さんがそこいらじゅうで話が弾んでいます。これもこの店の醍醐味!関西弁炸裂スタッフ様との会話に、他府県のお客様もご満悦の様子が窺えます。

そんな店内の最奥。ショーケースにびっしりならぶ和菓子(焼き菓子)のコーナーに、大変な秘密が隠されていました。なんと・・・ニッポン、焼き菓子の起源がここにあるというまことしやかな噂!ここ心斎橋にですよ、焼き菓子の起源…オリジンがあるとは!調査開始です。

その前に「万菓堂」のおさらいをひとつ。ここで扱う千鳥屋宗家の和菓子は九州にルーツを持ちます。そう、九州といえばポルトガルから様々な文化が届けられた太古の港。そこに持ち込まれた菓子の製法が…ななななんと「まんじゅう」の起源でもあるわけです。そして、その「まんじゅう」をはじめ、焼き菓子の和菓子の起源というのが・・・

マルボーロ!こちらでは「丸房露(マルボロ)」の名称で陳列されています。マルボーロ?小さい頃、ぐずって泣き出すと口の中に放り込まれたあの丸いお菓子を想像してしまいますね。では。万菓堂さんが伝統の渡来菓子として1630年以来作り続ける「丸房露」はというと…

こんな感じ。丸くて平たくて、素朴です、ひじょーに素朴です。ただ、この取材用試食が出てきた瞬間に周囲に香ばしい薫香がフワッと漂い始めました。非常に香りが強い。その理由は後ほど明らかになります。

切り分けた側面には、びっしり詰まる生地の層。ニッポン古来の焼き菓子の起源「丸房露」をいただきます!

先口は香ばしさ!麦や糖が加熱されたあのいい香りです。食感はサックリ。ほどよい弾力を噛みしめると、幼い頃?いや、大人になってから?いや、いつごろだろうか???過去にかならず食べたことがある記憶がバッと蘇りました。馴染みのある、素朴な味わい。糖の甘味や麦の味。しかも、この追憶の味覚は、なにか安堵感や安らぎの記憶とセットになっているのです。母親がくれたおやつ?祖母といっしょに過ごしたお茶の時間?思い出せないけれど知ってる。知っている「味」なんです。

素朴で追憶のある味わい。その理由を多田店長様が解明してくれました。まずは小麦。九州の契約農家で育まれる国産麦は、なんと石臼で挽かれます。そうすることで熱がこもらず、麦の味が活きるそう。絹で濾したら…上質なアカシアのハチミツをたっぷり、そして厳選の卵と合わせて。用いる全ての素材が、その持ち味を打ち出しているのです。だから、シンプルなのに強い。味も香りも主張強く調和しあって、右能を懐かしさが直撃するのです。

国産の天然素材を用いる上に、無添加・無着色。「丸房露」にかぎらず、全ての和菓子が無添加という
こだわりぶり。なんとも懐かしさと安堵感の理由はここにもあり。身体をいたわられ、大切に大切に
育てられた頃の身体の記憶が反応するのですね。オカンとお好み焼き&ビールの暴飲暴食で盛り上がっ
た先日の出来事より、ウン十年前の「優しいお母さん」を思い出してしまうとは… 「丸房露」恐るべし。

そんな「丸房露」は1枚85円にてバラ販売!?もしているのだとか。昔からこのお菓子を知る近隣の方々
がご自身のおやつに気軽に購入されていくそうで。わかるわ~毎日でも食べたくなるお味です。では、
普段使いではなく、“よそ行き”のお菓子はというと…

多田店長のオススメは「千鳥饅頭」。まーるいフォルムに小鳥が一羽ずつ焼印されています。

こちらも「丸房露」と同じく、石臼で挽いた九州の国産麦を生地に用い、きめ細やかな食感が魅力。
焼き上げる際に表面に浮かび上がる砂糖が加熱され、キャラメリゼの香ばしい薫香がフワリ。それだけ
ではありません。

「千鳥饅頭」の最大の魅力はコレ。純白の白あん。北海道の大手インゲン豆をひと粒ひと粒丁寧に薄皮
をはぎ、ザラメ糖を用いて仕上げるのだとか。その際のポイント…これ、みなさん覚えといてください
よ!なんと水は一滴も使っていないんです。インゲン豆がもつ旨味水分だけで餡を練るのです。

・・・・などと、理屈よりも実食とばかりにパクリ。香ばしい生地の中から出てくる白あんが、
口中で「スッ」と溶けました。ギュッと凝縮されたインゲン豆の旨味がハラハラハラと細やかな粒子
となって舌の上に降るようなイメージ。そう、まるで雪。パウダースノーのような儚さなのです。なん
ともお上品!!!

しかしながら…石臼だの無添加だの。ともすれば…大量生産大量消費になりがちな“お土産業界”になぜ
にこうも手をかけた商品を作るのか。時代と逆行する「丸房露」や「千鳥饅頭」には作り手の思いが
ぎゅーーーーっと込められていると話す多田店長。「お菓子って、大切な人と一緒に食べながらお話
したりお茶を飲んだり。そして子どもの心を甘く満たしたり。ただ味わうだけじゃなくて、いろん
な役割があるんです」

「だから、身体に良いもの、古来よりの生活や文化や風景を込めたもの、そんな和菓子が当店の信条
なんですよ」と話してくれました。お話を伺うだけで、なんともホンワカとした気分になるのです。
九州に端を発し、大阪で培われるニッポンの焼き菓子の源流。それは、人対人のコミニケート食でも
あるのですね。

そんな「万菓堂」さんから…大阪在住の方にも他府県の皆様にも、かなりお得なお知らせです。
2016年4月25日(月)~5月8日(日)の期間、店内で3000円以上購入のお客様は、全国発送の送料
が無料!!離島など場所によっては対象外となりますが、大阪・心斎橋のお土産を送りたい方、8日の
「母の日」に遠方のお母さんに和菓子を送りたい方、この期間の「送料無料」を使わない手はありませ
ん。当店のお菓子はかならず…喜ばれます♪ワタクシが保障しますよ♪

  • ◇丸房露
    22枚入り 2000円
    28枚入り 2500円
    40枚入り 3800円
    ◇千鳥饅頭
    12個入り 1600円
    15個入り 1500円
    20個入り 2600円
    24個入り 3000円
  • ※全て税別価格
    ※価格は全て参考価格

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