心斎橋でMADE IN ニッポンジーンズ

心斎橋でMADE IN ニッポンジーンズが作れるのを知っていますか？？それもオーダーで！この情報がなかなか浸透していなくて、ほんとうに歯がゆい思いをしているワタクシことワタクシです。なので、今回は総力を上げてご紹介します。皆様もきっと欲しくなる・・・
MADE IN ニッポンジーンズが、こ　れ　だ！

メーカー名はBetty Smith。ジーンズを日本で初めて国産化した倉敷・児島の老舗メーカーなのです。
創業は1962年と…堂々としたもの！古くからの干拓で米作に不向きな土地だったため、お米の代わりに「木綿」を栽培されたことから…倉敷は繊維の街に。
そして実業家 大原孫三郎が創設した大原美術館などアートの街でもあります。そんな街のMADE IN ニッポンジーンズが心斎橋で、作れるんです！

それがココ！「Bespoke Tailor KATSURA」。
こちらはさらに堂々としたもので、創業は大正12年！人の手によるハンドメイドスーツからスミズーラ(ファクトリー縫製)まで、お客様だけのこだわりのオーダースーツを手がける老舗テーラー。なぜ、そのようなお店が心斎橋にあるのか・・・。

そう、商人の街であった大阪。船場商人の旦那はんたちが一張羅をあつらえに通った古き良きダンディズムが店内にも桂様にも息づく一軒。経済と文化と娯楽が入り混じれば…普遍的な美意識が根付く…そう思わずにいられない、歴史ある「Bespoke Tailor KATSURA」。
その、カツラさんが、なぜにジーンズを？？

なんでもジーンズを扱われ始めたのが約4年前のこと。長年に渡って通われている紳士が、既成のデニムだとサイズが合わないとのことで、ご相談されたのだとか。そりゃ、ここでずっとオーダーのスーツを身に付けていらしたら…なかなか既成のものは「合わない」ことでしょう。そこで桂様はパターンオーダーできる、質にも仕事にも納得ができるメーカーを調べたところ… Betty Smithさんに協力してもらえる事に。

たとえば、このステッチ。一針一針が「綺麗」。確かなお仕事が明瞭です。

選べる布地もお見事で・・・

麻を混合した光沢がありドライなタッチの生地。

ポリウレタンを混合し動きやすさを追及したものも。

これらの型は12サイズほどあり、カツラさんが得意とされる「採寸」もあるので、より自身にあった「パターンオーダー」が適います。そのうえ、遊び心も満載でして・・・

例えば、このステッチカラーも、

レッド、オレンジ、グリーンに、ラベンダー（なんとも絶妙！）、ゴールド（金、ですよ金！）、そして七色の「レインボー」まで。約10色からセレクト可能♪

リベットだって、星型や赤やピンクなど約17種から選べる上に・・・

ボタンも約17種からお好みをチョイス。それだけではありません。

うしろのポケットのステッチのデザインや、

バックパッチも選べます！

などなど、オーダーだから楽しめる醍醐味ですね♪

シルエットは、膝からすそにかけてテパードしており、脚をすっきりとスタイリッシュに魅せてくれます。ここで、桂様に質問です！女性に比べて、男性は「オシャレ」に無縁な方が多いと思うのです。オシャレに無頓着？とも思ったり。男性が美意識を高く持ち続けるための条件や環境ってあるのでしょうか？

い、いや、あの、もちろん「周囲の女性が魅力的であること」は絶対条件かとは思いますが、それ以外の回答でお願いいたします。そこで桂様から素敵な回答が・・・「やはり住む街や仕事で通う街が素敵なことは大切かと思います」とのこと。続けて・・・

「街の素敵さは大きな刺激です。心地よい緊張は美意識を高めてくれます。トレンドも伝統もあることができるのは“街”の面白みじゃないでしょうか？」それは倉敷も心斎橋も共通するところなのかもしれません。
桂様、ありがとうございました！