去年の12月

あれは去年の12月。ジャドール心斎橋に古茂田店長が来られて初の取材でした。一皿一皿の奥行きを増し、コースも一連の流れで“味を楽しむ”。そんな新生ジャドールの決意を伺った一年前。その思いそのままに、今年もジャドールはクリスマスディナーに挑みをかけます。

さて、ジャドールのおさらい。戎橋のたもと、Shinsaibashi GATE8Fのワンフロア。知る人ぞ知るデザイナーさんが手がけた、スモーキーカラーのダイニング空間。

オレンジをカラーポイントに、一面の窓から見下ろす戎橋の風景。国内随一を誇るサイネージ（ワタクシ調べ）を背景に、落ち着きある空間が広がります。

特別感を味わえるソファー席や・・・

プライベートを守る個室も。昨今では、お食い初めなどの家族の祝席にもご指名が多く、特別な一席への需要も高まるジャドール。

お客様の日常から非日常まで、幅広く支持される心斎橋の一軒に。それを支えるのが・・・

古茂田店長様率いる、ジャドールのスタッフのみなさん。2018年のクリスマス特別ディナーは、昨年よりもさらに綿密に作りこまれたメニューが並びます。

こちらは「鯛のチュッピン」。ナポリの漁師料理“ズッパ・ディ・ペッシェ”をベースとしたイタリア・リグーリア州の魚介料理。クラシカルで伝統的な一品を、ここ心斎橋のジャドールで再現。絶妙に加熱した鯛のローストを浮かべ・・・

数種の魚介やアラ、そして野菜をスープに。短時間で旨みを引き出し、雑味を避けるクリアな海のスープ。冬に滋養を蓄える魚介類をギュッと凝縮。その上で、炊きすぎない・煮すぎないことに細心の注意を。生命の髄を味わうようなひと口をどうぞ！

こちらは「白いミートソースパスタ」。Notte（伊語で夜の意）スタイルと添えられるメニュー名に興味津々。真っ白なソースにグラデーションとなるベージュのパスタ。まさに冬を感じさせてくれるヴィジュアルです。実はこの一皿、非常に密度の高い一品。

クリームベースのソースには野菜や肉類。さらには表面にフォーム・ド・ミルク（ミルクの泡）を散らして。テクスチャーの異なる2つのミルク感も贅沢ながら、濃厚な味わいの隠し味には、角食のパンを溶かし込んでいます。だから、やさしく主張するソースからはうっすらと麦の香り！

伝統的な一品や冒険心に富んだ一品。その他にも「パルマ産プロシュート」はフランボワーズをポルト酒で煮つめ、マスカルポーネを効かし、「冬野菜のテリーヌ」では冬の根菜をふんだんに。

クリスマスのスィーツ「ブッシェ・ド・ノエル」はかわいいミニサイズで登場。そしてメインの「柔らかくじっくり煮込んだ牛タンのシチュー」は・・・是非ともテーブルに登場してからのお楽しみに！

食材と調理法、そして提供方法も。幅広い驚きと楽しみを、ひとつのコースに散りばめるジャドールの『クリスマス限定プラン』。なんと12月23日～25日の3日間だけの提供！つまりは…それだけかける手にも食材にも特別感が詰まっているということ。

まだ未体験の方も、すでにジャドールファンの方も。この3日間しかない奇跡を是非味わって欲しい！！2018年の古茂田店長の1年間を総仕上げにするクリスマスディナー。美味しい以上の驚きと感動に、ご期待ください！