夏の寝具「心斎橋 西川」
歴史ある老舗のお布団
創業450年。そして、昭和16年に心斎橋に店を構えた「心斎橋 西川」。その歴史は滋賀県近江八幡市で蚊帳の商いから始まり、いまや高級布団店の代名詞的存在感。重ねて書きますが、ルーツは「近江商人」。その片鱗がチラホラと・・・。
例えば、こちらのスタッフ松葉様。「夏のお布団を取材したい」との要望に快くご対応いただいたのですが、終始…終始…ほんとうに控え目で品のある御対応。
超高級店だということを差っ引いても、ゴリッとPRしてくる大阪の元気な商いではなく、はんなりはらはら~とした近江商人の品の良さ…とでもいうのでしょうか。
まるで高級羽毛布団のような柔らか&軽やかな雰囲気がフロア中を包みます。そう、商店街の活気が別世界に感じられるほどです。しょっぱなから話がそれてスミマセン。今日「心斎橋 西川」に来た理由と言うのが・・・
今年も確実にやってくる猛暑に向けての -ひんやり寝具- の調査なのです。松葉様いわく、この店でも年々ご購入と問い合わせが増えていくジャンルで、今年は早めにコーナーを作られたほど、とのこと。
主には「敷きパッド」と「マクラパッド」に分かれるアイテム。今使っている寝具アイテムを差し換えたりプラスするだけで、想像や期待以上の“ひんやり感”が味わえるそうです。例えば・・・
宇宙飛行士のために開発された素材「PCM」を採用したPCMシリーズ。【PCM(R)】のマイクロカプセルが周りの温度変化に反応して、固体から液体、液体から固体へと変化することで温度の上昇や下降を抑え、快適な温度にコントロール。
ポイントは接触したときに感じる「接触冷感」と室内温度への反応。つまりは、肌がひんやりと感じること+温度調整を効かせた室内気温に対応することで、人の身体は「ひんやり」を感受するという仕組み。
そこで、横になってみた。なんだ、この気持ちの良さは・・・
身体の熱すら奪っていくんじゃないかってくらいの心地の良いヒンヤリ感。
松葉様いわく、ひんやり感の“持続”が一番のポイントで、例えば介護のシーンに、出産後の身体に、体力の落ちたご年配の方への贈答にも。そして、もちろん働き盛りの我々のような労働者に質の高い睡眠を・・・とのこと。
とはいえ、決して安い買いモンではありません。効果を検証するにはまず枕カバーからでも!宇宙飛行士の「PCM」をはじめ各種シリーズがあります。是非、スタッフ様へおたずねください♪
と、そこで。ワタクシ、どうにも気になることが。高級寝具を扱う「心斎橋 西川」さん。この広いフロアの中で最も高価な寝具は、どんなものなのか??
はい、わかっています。非常にゲスい興味だということはよくよくわかっています。しかしながら、皆様も見てみたくありませんか??
そこで。ご案内いただいたのがコチラ。まるで美術館のような一角にしずか~に鎮座するのが・・・
およそ300万円の羽毛布団です。なんてこと・・・・・。
見てください。片手で持ち上げても、羽毛たちはしっかり結びついて落ちてきません。コレが温かさと軽さのヒミツ。・・・・・・と、こんな事実に驚愕となるワタクシとカメラマンをよそに、控え目で静かな語り口の松葉様。ルーツは近江商人でございます★
いつか、こんな高級寝具で身体を休めてみたい。。そのためには高いパフォーマンスの仕事を発揮すること。そのためには高品質な睡眠時間を確保すること。そのためには、頑張って働くこと!なにやらループになりそうです。
そう、結論は「睡眠って恐ろしく日中を左右する」いや「遠い将来の健康も左右する」。そろそろ上質な睡眠に向けて投資を始めるべき。まずは、今年の猛暑をこちらのシリーズで乗り切りたいものです。
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PCM80シリーズ価格例
■敷きパッド
S寸(100×205) 19440円
SD寸(120×205)27216円
D寸(140×205) 31104円
■ピローパッド
ピローパッド(50×50)4320円 -
※全て税込価格
※全て参考価格