いい歳して恥ずかしい思いをした件

クライアントさんとディレクターと東急ハンズ心斎橋店を物色していた時。2人が駆け寄って、ワーワーと盛り上がり出したのがこのコーナーなのです。足元の梅雨対策コーナーだそうで、多様なグッズがズラリ。「コレは効く」「コレ使ってみた」と、シャベリが止まらなくなる2人に挟まれ「？」なワタクシ。聞くと、相当に「靴好き」なお2人で、なんだか…ワタクシ、そんなに靴を大切にしたことがなくて、むしろゾンザイに扱っていて、いい歳して恥ずかしい↓

クライアントさんのスニーカーはオールスターのドット。デットストックも扱うという、靴好きの間では有名なショップで入手したのだとか。大切に大切に扱う1足は、1年間も履いているとは思えないほどピッカピカ。

濃紺のキャンパス生地が映えるのは、ドットの白が美しいから。このテキスタルにほれ込んでいるクライアントさんは、雨や雪の日も生地を守るため、とある対策を講じています。それが、コレ。

「ナノプロ」。ナノテクノロジーに基づいて開発された、ドイツ生まれの防水スプレーなのです。ホコリや汚れを水滴とともに落とす自浄効果もあるのだとか。シューズだけではありません、鞄や傘にもシュッとひとふり。これにも効果抜群なのだとか。

ディレクターのスニーカーはアディダス・ガッツレーのスェード。もう2年目を迎えているのに、スェード部分はパッキリと発色鮮やか。靴紐だって真っ白です。そういえばこの人…同じ靴を履いているところ見たことない。ほんまの靴好きや…。

そんなディレクターの心得が「備えと防止」。靴は汚れる前に対策を取るのが鉄則とのこと。型崩れの原因である湿気なんかはもってのほか、新しく購入した靴には必ず防水スプレーをかけて乾かしておくそうです。それが、コレ。

「ネバーウェットネオ」水が水滴のまま転げ落ちる…アメリカ生まれの超防水スプレー。靴だけではありません、服やリュック、皮類にも万能な一本。これを使い出したら、他のスプレーは使えない！と言いながら、ズラリと並ぶコーナーをさらに物色し始めるディレクター。

そういえば、むかしパンプスのヒールが取れて修理に出したとき、職人のおじいちゃんに「もっと大切に履きなさい」と叱られたこともあったっけ。実家では雨の翌日は「靴のお掃除の日」って決められてたのに。「汚れたら、靴のクリーニングに出しちゃえ」なんて怠けた発想で…。汚れる前に手を打つ、防止とケアをすることで愛着もわくというもの。今後は絶対、大切にします。うちの靴たち、ごめん。1日でも長く使えるように頑張ります。