2018.03.01

ヴィーガンなカフェタイム | 特集 201803

ヴィーガンなカフェタイム

Store Info

  • AREA
  • 5
  • WEST

Vegetarian Cafe Atl

心斎橋筋商店街に唯一ある「信号」。この通称ヨーロッパ通りを東に向かった右手にOrganic & Vegetarian Cafe Atlはあります。Atlはキッチン&スイーツ担当の北澤さんとバリスタであるオーナー様の2名で運営されている約20席数のカフェです。2013年の末にフード&ドリンクの全般をベジタリアンからヴィーガンに一新。つまり、肉・魚類はもちろん、卵や乳製品などの動物性素材を一切用いていません。

ご登場いただくのは、オーナー様と調理担当の北澤様。お2人で二人三脚、同店を運営しておられます。この日も店内は満員で、カウンター向こうでは阿吽の呼吸でお2人が手を動かしていました。

本日ご紹介したいのはこちらのヴィーガンなスイーツ。もちろん、卵や牛乳、小麦なども一切の使用無なし。そしてもうひとつ…

ソイラテです。こちらも動物性の素材は一切無し。注文ごとに挽く有機の豆は京都から特別に仕入れたもの。そしてマシンは・・・

エスプレッソマシンの彫刻家と呼ばれるオランダのベステン氏による作品。メカニカルな部分はエスプレッソマシンの一流メーカーであるラ・マルゾッコ製。日本国内にはまだ数えるほどしか存在しないものなのです。

ソイミルクを両手で受け取るオーナー様。60℃前後を徹底するスチームは、泡の強度や温かさを「両手」で確認しながらの作業。足元に調整ペダルがある当マシンだからこそ適う極上のソイスチーム。

牛乳ではなく「豆乳」を使うからこそ、このマシンは活きるとオーナー様は言います。分離しやすい泡と液体に一体感をもたらす「両手が使える」マシンで至福の一杯を仕上げて。

本日は「波」「ハート」「矢」を描いたアートで完成。こんなバリエーションが数種あるそうなので、行くたびに楽しみですね。

そんなソイラテに合わせるのは「グリーンティバナナケーキ」。有機抹茶の中でもフレッシュ感の強いものを選り抜き…

米粉やバナナを加えて北澤さんが焼き上げる逸品。味わって驚き。しっとりと瑞々しい食感。バナナや抹茶が生きたまま凝縮されたかのような風合い。ドッシリと水分量を蓄えながら、表面はカリッと焼きあがり。

添えられるソイクリームは、なんと!豆腐をまるごとすりつぶしてつくられたもの。ほんのりとしたビートの甘味に、「豆」の味わいや香りが立ち昇って広がって。

バナナも抹茶も豆も活きているケーキの後口にソイラテを。抜群の相性にめまいが起きそうなほどです。

「ケーキ1」プラス「ソイラテ1」の足し算が100にも1000にもなるような密度の高さ。それでいて、ダイレクトに右脳に届く真っ直ぐさ。バターや牛乳を重厚に用いるタイプのスイーツよりも素材数は少ないはずなのに、この重厚さはなんでなんだろう??嬉しい疑問でいっぱいに。

そんなヴィーガンなカフェタイム、是非とも心斎橋で味わってみてください♪

  • グリーンティバナナケーキ 650円
    ソイラテ 550円
  • ※土日祝にセットでのご注文で100円引き
    ※価格はすべて税込

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