旨味の相乗効果

明治45年創業の「松前屋」。大阪の食文化“上方料理”の根源であり要となる昆布を扱い約100年。商用船が日本海航路で、北海道・道南から大阪へと昆布を運び、グルタミン酸の旨味が素材そのものの味を悠々と高め、上方料理の歴史を支えた老舗名店です。そんな「松前屋」に、興味そそる商品が並ぶのをご存知でしょうか？今回ご紹介しますのは、真昆布をベースに自然素材の“旨味”を、ふりかけのように気軽に料理に使える「Umaminature（ウマミナチュレ）」です。

調理の下ごしらえや、調理途中の味付け、料理の仕上げにも。カンタンにパパッと振りかける事ができる、無添加調味料。フレーバーは、プレーン・柚子・カリー・紫蘇・バジルの5種をそろえ、カルパッチョやドライカレー、パスタやカナッペなど、幅広く活用できます。和洋中の垣根を越えてあらゆる料理に、日本を代表する味覚「旨味」をトッピング。いつも料理が一層味わい深くなりますよ！

昆布のグルタミン酸はイノシン酸と合わせると「旨味の相乗効果」を発揮します。イノシン酸の代表格は鰹節。昆布と鰹は、第5の味覚を生む要なのですね。これ、「出汁」とは違う手法で出合わせたらどうなるんだろう？？初めはそんな疑問でした。そして、その双方をつなぐのは何が適役なのか？

適役として「豆腐」を選択！アボカドと豆腐をミキサーにかけ、鰹だけで取った出汁で延ばすとスープの完成です。味の調整は天然塩だけを使って、風合いの濁りを極力避けます。最後に松前屋「Umaminature（ウマミナチュレ）」のプレーンを一振り。

豆腐とアボカドのクリーミーさに、風合いを添える鰹。そして、口中で鰹と出合う「Umaminature（ウマミナチュレ）」の真昆布は、味覚の輪郭をキュッと明瞭にしてくれます。エレメント同士が口中で調和されると…なんとも不思議なことに、豆腐やアボカドの味も同時に引き立つ効果が！これは面白い発見です。ふりかけ状の真昆布だからこそ実現する、味覚の妙。是非、お試しください♪