ダロワイヨのクリスマス
欲しいものリスト…
さて、また今年もこの季節。「欲しいものリスト」に“気が利いて、お顔がよろしくて、ワタクシにだけ優しくて、料理・掃除・洗濯が得意なカレシ”を追加し、料理の準備や姪っ子たちへの贈り物を用意し、大掃除にもとりかかる、アクティブなワタクシです。もちろんクリスマスケーキもリサーチ済み。
心斎橋と言えば「ダロワイヨ」。パリに本店を構えるダロワイヨは1802年の創業。その歴史はルイ14世がベルサイユ宮殿を構えた頃にさかのぼる。日本国内にオープンしたのは82年、心斎橋にオープンしたのが2009年。素材や技術はもちろん、そのフィロソフィーも受け継ぐ一軒。皆様、今回は総力挙げて、ダロワイヨのクリスマスケーキをご紹介です。
一目見た瞬間に姪っ子たちに贈るケーキはコチラに決まりました。「ノエルヌヌルス」。その名の通り、くまのヌイグルミをあしらっています。バニラのシロップを染み込ませたジョコンドショコラとジェノワーズのショコラの2種類の生地と、ムースショコラノワールの組み合わせ。くまの形はチョコレートで型取り、内側はガナッシュを塗っています。腕に持つのは「マカロンあまおう」。可愛さも美味しさも兼ね備えた一品。今にも動き出しそうです。
次は定番!「ノエルシャルム」。創意を注ぎ込んだケーキが多い同ショップの中で、王道をいく親しみやすい安定感…かと思いきや。一口目で裏切られること必須な逸品。生地はなんとダッコワーズを使い、しかもフレーズのジュレをふんだんに用いています。その上…イチゴのシロップを染み込ませたジェノワーズ生地の2種使いとは…なんとも悪魔的。バニラのムースと砕いたフランボワーズも組み合わせて。サイズは12cmと15cmの2種を用意しています。
次は「レシキエノエル」。チェス盤を象っています。表面の美しい仕様もさることながら、着眼したいのは折り重なる味覚の層!
ひぃふぅみぃ・・・・・・全8層からなる断層が、濃密の高い味わいを作って、上から、グラサージュ→クレームオブール→ムースショコラレ→ジェノワーズショコラ+アンビバージュ→ムースショコラブラン→ジェノワーズショコラ+アンビバージュ→ムースショコラノワール→ダッコワーズの全8層。
3つ先の一手まで追うような周到ぶりはさすがレシキエ!ダロワイヨ自慢のマカロンが3つも鎮座する…贅沢な逸品。
はい、ダロワイヨといえばこれでしょう「ノエルオペラ」。さかのぼること1954年、パリのオペラ座をイメージして作られた「オペラ」。最大の特徴はコーヒーシロップを染み込ませたアーモンド粉末の入った生地「ビスキュイジョコンド」。さらには、ガナッシュやクレームオブールもふんだんに。ホワイトチョコでつづる「Joyeux Noël」(メリークリスマス)の文字も美しい♪大人なおふたりのクリスマスに!
そんな「ノエルオペラ」のグリーンバージョン「オペラピスターシュ」がこちら!抹茶??かと思いきや、なんとピスタチオなんですね。こちらのビスキュイジョコンドにはキルシュ風味のシロップが染み込んでいます。濃厚かつ爽やかなピスタチオの香り!スィーツに探究心の深い方が集まる会にはもってこいでしょう。
と、ここで店内で発見したアレの件もご紹介!
是非とも今年のクリスマスにワタクシ自身が試したいコレ!シャンパーニュ ダロワイヨなのです。スパークリングやシードルではありません、正真正銘のグランクリュ(特級畑)のシャルドネの、ハァハァ…息が上がります。
三度の飯より泡が好き、泡とフルーツ、泡とパウンドケーキ、泡とバブルバス・・・。あらゆる泡を堪能してきたワタクシですが、ダロワイヨを冠につけたシャンパーニュとダロワイヨのノエルケーキなんて!頭の中の「欲しいものリスト」からイケメンを削除し、シャンパーニュ ダロワイヨ(375ml/5400円(税込))の1本にホレボレ。店長様も「当店のケーキと相性ピッタリです」と太鼓判。
なんせ、こちらに並ぶワインやシャンパンは、パリの本国本社と国内ソムリエの駒井様がコーディネート。ダロワイヨのケーキと合わないわけがない。
というわけで、クリスマスはダロワイヨ&ダロワイヨ。ひとくちと一杯のペアリングで、珠玉のマリアージュを味わいたいもの。まだケーキに迷っているアナタ!一度ダロワイヨ心斎橋に足を運んでみてくださいね。
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ノエルヌヌルス 5616円
ノエルシャルム 3780円
ノエルシャルム(大)5940円
レシキエノエル 4320円
ノエルオペラ(大)3240円
ノエルオペラ(小)2160円
オペラピスターシュ2700円
シャンパーニュ ダロワイヨ(375ml) 5400円 -
※全て税込価格
※価格は全て参考価格