有意義に使いましょうね。

どうも、まだ衣替えも充分に完了していない「ワタクシ」こと、ワタクシです。そう、毎年この時期「モンクレール正規取り扱い店」の情報を求める声が上がると同時に「でも、お金なーい！」との声も。同意しながらも、でも、よくよく考えてみる。1ヶ月に平均２回の合コンで出て行く出費は１回約7000円なのだとか。つまりは、１年で16万8000円。さて今年を振り返り、約17万円の投資でこの冬の心が暖まっている人はどれくらいいることでしょう？いやー、そんなにいませんって。「ナルシストだった」「オレサマ系だった」「マザコンだった」と、惨敗報告しか聞かれない昨今です。あの出費をもっと有意義に使うべきだった…これが本音ではないですか？？さて、その通帳に入ったボーナス、どう有意義に使いましょうか？？

そんなわけでやってきたのが「銀座屋」さんです。関西最大のモンクレールショップとも呼ばれる銀座屋さん。50～60型のラインと「00・0・1・2・3」と5段階のサイズ。そして、泣く子も黙る「正規取り扱い店」とくれば、モンクレール初心者も２点目狙いも、目が光ること間違いなし。こちらがモンクレールを扱い始めて約20年…というから、先見の明も確かながら、その魅力を細部にまで知り尽くしているショップとも言えるのです。

さて、そもそもそのモンクレール。冬季のアスリートたちを守るために機能的なダウンウェアメーカーとして1952年にフランスで創業。1980年にはパリでモードとして認知拡大。ダウン量をg単位で調整し、女性の身体を美しくデザイン、ホワイトグーズは90%以上という温かさ、1つの型につきカラーバリエも豊富という…EU上流階級から愛されるプレミアム・ダウンウェアなのですね。

そのモンクレールを正規で取り扱い、関西最大ショップと言われる「銀座屋」さんは、心斎橋にあります。もう一度書きますよ、「銀座屋」さんは心斎橋にあります。そこで、今冬のモンクレールを調査すべく、入店です！

まずは、スタンダードな魅力を放つ「フラメッテ」。見てください、バストからウェストラインの「V字」。鋭角です、ひじょーに鋭角です。これがモンクレールの真骨頂、ダウンジャケットの世界で、いち早く女性美を意識したデザインである矜恃が覗えます。まだまだ、続きますよ。

次は「バルム」。こちらはちょっとフンワリな女性らしいフォルムに…

ノンカラーの首元には、なんとビジューが！ここまで遊んだモンクレール、見たことありません。さすがは「銀座屋」さんならではのラインナップですね。そして…

こちらは「グローブ」。なんと、Aライン風なんです。ウェストが「クィッ」となるソレではなく、バストラインからの切り返しから裾まで落ちる一本線ライン。それだけではありません、

袖と裾から覗くのは、「バルム」と同じく２重になったフォルムです。温かそうですね！こちらは、ウールとナイロンの組み合わせ、かつ、黒とクリームの配色も素敵です。

最後はショート丈の「バデッド」をご紹介。ショート丈は、一着は持っていたいもの。幅広いボトムにしっくりと馴染んで、かっこよく魅せてくれます。

さて、カラーバリエも豊富な「銀座屋」さんなのですが、今回は特に「黒」をメインにご紹介いただきました。実はこれ、初めての方がモンクレールを末永く愛用するポイントも含まれ…のセレクトなのです。高級ホワイトグースを用いたモンクレール、どのポイントに注意して取り扱えばいいのでしょうか？

チーフの三宅様が教えてくださったのは、まずは、きちんとしたクリーニング屋さんにお願いすること。グースを痛めず、同社特有のデザインを損なわない事が第一なのだとか。

そして、クリーニングに出すまでに…自分でもできる「お手入れ」をコマメに。乾いた布で軽く拭いて風通しの良い場所で陰干しを。着る際には、首回りにスカーフなどを一枚はさみ、皮脂の汚れを極力回避する。これだけでもずいぶんと違うそうです。

大切に思うあまりやってしまいがちな「何度も出してしまうクリーニング」を極力回避して欲しい…というのが三宅様からのアドバイス。そのためにも、最初の一着は「黒」がオススメなのだとか。なるほど。

モンクレールの価格はもちろんなのですが、高級アウターをメインに取り扱う「銀座屋」さん（創業70余年）にも、少々…どころかひじょーに緊張してしまうワタクシなのです。ところが、チーフの三宅様はじめ、みなさん意外に（失礼！）朗らかな方ばかり。

「いいものは実際に腕を通してみないとわからないでしょ？」と、試着を勧める勧める！決して安価なお買い物ではないのだし、納得して購入して欲しい、なにより、愛着を持ってこの先何年も来て欲しいといった思いが強いのです。

そんな「銀座屋」さん、品揃えはもちろん、正規取り扱い店であることはもちろん、なによりも古き良き心斎橋の「お買い物」を色濃く残す雰囲気も、魅力的です。