LUSH
固形石鹸の手洗い習慣
緊急事態宣言が解除され1ケ月以上が経ちました。これまでの「手洗い」習慣が「こまめな手洗い」習慣に変わった方も多いはず。ここLUSHでも“固形石鹸の手洗い習慣”を推奨。再開した店頭で、オンラインでと、“LUSH固形石鹸”への需要が高まる昨今。その効果と魅力を伺いました。
ご案内いただいたのはLUSH心斎橋店 2号店の菅原さん。菅原さんは言います。「LUSH固形石鹸は確かな洗浄力に期待してほしい」。固形石鹸は水分量を抑える事で洗浄成分が凝縮されており、汚れをしっかり洗い落とすことができるのだとか。
さらには…同社の自然由来成分で皮脂を余分に取りすぎないこともポイント。天然の保護層を落としてしまえば、感染リスクの高まりが懸念されるのです。そして、オーガニックのハーブや果実から生まれるエッセンシャルオイルやエキスがたっぷりと含まれており、各ソープによって「殺菌作用」「潤い」「肌を整える」などの効果も秘めている事。
また、固形石鹸の特徴「アルカリ性」が細菌繁殖を防ぎ、保管時も衛生的である事。合成保存料に頼らず、原材料が持つ自然力(セルフプリザービング)で商品保存が可能である事。そして、最後に…LUSHの固形石鹸は無駄なごみを排除したネイキッド仕様で提供されている事。
などなどなどなど。合成保存料に頼らず、オーガニックのハーブや果実から生まれるエッセンシャルオイルやエキスがたっぷりと含まれている…。そんなLUSHの固形石鹸、どんな信念のもとにプロダクトされているのでしょうか。。。
ここで菅原さんはご自身のエピソードも交えて話してくれました。ご自身が同社に入られたのは、この固形石鹸がきっかけだったのだと。。「部屋や車中に置いて香りを楽しんだり、飾るのも素敵で、もちろん効能も嬉しい」そして、何よりも同社の信念に心を打たれたと言います。
「フレッシュでオーガニックな野菜や果実を原料に、動物実験をしていないことを確認できた会社からのみ材料を仕入れ、また、その安全性は人間の肌で確認することが重要であると信じている」(筆者略)そんなLUSHの信念から生まれる固形石鹸や、他にも多彩なプロダクト。
「自然環境や動物が犠牲にならずに、自分の“嬉しい・心地よい”が叶えられる、すごく素敵な考えだと思いました」と話す菅原さん。ご自身の言葉で明確にお話しいただく姿勢は、とっても感慨深い。オーガニックや無添加が消費記号になりがちな昨今に、「活きたコトバ」は聴き入ってしまうほど説得力があります。
そんな同店も新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を受け、2020年4月頭から5月末まで休業を余儀なくされました。「とにかく、スタッフとそのご家族のことが心配だった」と話す菅原さん。不安や焦燥を鎮めてくれたのも、やはりLUSHの力だったと話します。
バスボムでのリラックス、そして、丁寧なスキンケア。生活のリズムを整えて、1日1日をきちんと過ごす。「自分自身を大切に過ごす」ことを主に、オンラインでコミュニケーションを取ったり、新ジャンルのお料理に挑戦したり。
こんな菅原さんのプライベートエピソードにも同社を知るヒントが秘められています。以前にもご紹介したLUSHの「バリデーションフェイシャル」とは、自身を知り・認め・唯一の自分を肯定し・大切にすること。こんな混沌とした時だからこそ、菅原さんは自身を労ることで、過剰な悲観からご自身を守ったのではないかと…そう思うのです。
私自身の事で恐縮ですが、あの時期最も辛かったのは、未曽有の事態の中で分断を煽ったり、特定の何かを根拠なく批判する、そんな攻撃的な投稿を目にしてしまうこと。日本国内でもいち早くLGBT支援宣言を掲げたり、難民支援のグローバルキャンペーンを行うなど、社内の多様性を認め、積極的に歓迎しているLUSHですが、そのあたりの事…菅原さんはどうお思いになられたのか?聞いてみました。
「直接のお答えにならないかも…ですが」と前置きされながら…。菅原さんがstayhome期間にチャレンジした新ジャンルのお料理…「ヴィーガン」のお料理について話してくれました。「自分自身がヴィーガンを知らなくて、体験したことがなくて。だから、それを取り入れることでどんな気持ちになって、どんな心になるのか、知りたかったんです」と話してくれました。
「そしたら、ヴィーガンお料理ってほんとうに美味しくて、嬉しくなりました」とニッコリ笑う菅原さん。他者の生き方や選択した在り方を「知らないから」「(日本では)少数派だから」と排除してしまうのではなく、想像したり聞いてみたり、なんだったら自分も体験してみたり。敷居のようなものや垣根のようなものを超えた先の豊かさを教えてくれます。
皆様、もうお気づきかと思います。これほど深い信念やステートメントを持つLUSH。それでも菅原さんの話す主語は必ず「自分」なのです。自身の考え、自身の感じたこと、自身の経験を、自身の言葉で話す。これが同社の「スタッフ オーナーシップ」。拝借した言葉じゃなく、自らの言葉で同社の信条を伝えるスタッフ様は、私たちと同じ「生活者」視点。説得力が段違い…なのです。
そんな「スタッフ オーナーシップ」でプレゼンされる商品紹介などは、同社の真骨頂。ですが、今は十分な距離を置いて、マスク越しに交わされる対話です。「伝わってるかな?ってヤキモキしますが、それでも伝えたいから、頑張っています」と話す菅原さん。
さらには、レジの飛沫防止シート。
アルコール除菌や店内の導線整理、スタッフの検温やマスク着用に、手洗い・消毒の徹底。そして細部にわたる店内消毒の徹底。お客様とスタッフを守る取り組みに余念がありません。
そんなLUSHは今日も心斎橋に開店しています。こんな時期だからこそ、固形石鹸を誰かにプレゼントもよし、自分自身を充分に労わるもよし。バスボムで適えるひと時が、皆様の元気になれますよう願っています。