まずはおさらいです。

2018年10月に心斎橋にオープンした「Fat Witch Bakery(ファットウィッチベーカリー)大阪店」 。1998年にNYチェルシーマーケットで創業した、チョコブラウニー専門店の、日本で2店舗目の2号店（1号店は京都下鴨）。そして･･･世界で３号店目。つまり、現在はNY・京都・心斎橋・東京でしか店舗展開していない、希少な一軒。

こちらのブラウニーには３つの秘密があります。それが「たぷたぷチョコレート仕様」「ウィッチメルト製法」「むっちり高密度処方」。そうなんです、Fat Witch Bakeryのブラウニーはとにかくチョコレートがたっぷりでリッチに濃厚。創業者パトリシアさんがご自身の母親のレシピで作ったブラウニーは、チョコレートは本国アメリカの老舗チョコレートメーカー、ギラデリ社のものをふんだんに使っているからこそできることなんだとか。

そこで届きましたのがクリスマス限定セットの情報。クリスマス限定のフレーバー全6種類と、Fat Witch Bakeryの一番人気のスイートチョコベースのオリジナルブラウニーが…クリスマス限定ラベルで3個入っている！この期間だけの限定商品です。

クリスマス限定のフレーバーは、昨年人気だったアップルシナモン、メープルに加え今年から初登場のラズベリーベイビー。甘酸っぱさとチョコの甘さの組み合わせがクセになる逸品。香ばしくカリカリとしたアーモンドを敷き詰めたアーモンドベイビーや、ブラウニーの中にクッキーとジンジャーダイスで食感も楽しめるジンジャーブレッドベイビーに定番3種をプラスした計7種類。

同店のさらに面白いエピソードとしまして、「いただきものとして味わった方が」⇒「気に入ったので別の人にあげたくて購入する」という「贈答循環」まで起こしているという。これ、なかなかに興味深い逸話。味わったが最後、誰かにも味わって欲しくなる･･･ Fat Witchがかける魔法はかなり強靱です♡

クリスマスや年末の贈り物をお探しの皆様。心斎橋店にはこんな特別なコーナーがあるんですヨ！

こちらは「十人十色ブラウニー」“6個セット”などが、自由に選べるコーナーなんです。この壁面を見てもお分かりの通り…創業者パトリシアさんの発想で創られるブラウニーは多彩。そのブラウニーを・・・

ブラウニーに見立てたチップで箱の中にセレクト。贈る方の好みを思い出しながら十分に吟味するひと時は、かな～り楽しい！！

ブラウニー型チップを集めたら、スタッフにお渡し。本物のブラウニーに替えてくれるというシステムです。ブラウニーのパッケージもデザイン性が高く、あけた瞬間の「Wow♡」も叶えるカラーバランスにも腕が鳴りますね。さらには・・・

ボックスパッケージカラーも選べるんです（6個セットのみ）。ブラウニーのフレーバーとデザインに加え、パッケージも選べる！元美術講師である創業者パトリシアさんならではのマジックですね♪

ボックスパッケージは15カラーをご用意。とことん「十人十色」でカスタマイズさせてくれるFat Witch Bakery。しかしながら、今回の取材。ここで終わりではありません。いま話題のアレにも迫ってみました★それが・・・

今秋から販売がスタートした「ファットウィッチ バブカ」。バブカ（Babka）とは東欧のチョコをふんだんに練りこんだパンであり、アメリカ東海岸では以前からポピュラーなものなのだとか。近年、NYで話題となる大注目のスィーツパン。

ここで！皆様に再度お伝えしたいことがあります。実は･･･「Fat Witch Bakery」を日本で運営するのは、知る人ぞ知る、創業110年以上の大阪の会社。製菓・製パン・外食産業に向けた冷凍パイ生地など、高品質な素材を創り出す、パイオニア的存在の企業なのです。

こちらの会社、人の手が成し得る技術を非常に大切にされる企業なんだとか。そんな技術者様たちが実際にNYへと飛び、本店から直々に技術を伝授。完全なる再現・完成に導いた、奇跡のブラウニー。創業者パトリシアさんは絶大なる信頼を置いています。

その技術を注ぎ込み、ここに完成した「ファットウィッチ バブカ」。

実は今年の5月にとある催事にて実験的に限定数販売されていたそう。そして文字通りの瞬殺…いやいや、即完売を起こした…幻のバブカが、いまこのようにこうやってワタクシの手に乗っています。合成画像じゃありません！本物ですよ！！！

割ろうとすると…生地がなかなか離れない密度の高さ。それもそのはず。バターをた～～っぷりとつかった何層にも折り重なる華奢な生地。この綿密さはさすがFat Witch Bakery！

ブラウニーにも使用されるギラデリ社のチョコが、たくさんのチョコチップとともに生地に練り込まれます。バター＆チョコの薫香が立ち昇りメマイが起きそうなくらいです。

口に含むと…華奢にも関わらずしっかりと弾力のある記事が「クシュッ」と弾み、同時にバターの味がフワッとグラデーション。さらには溶け出すチョコが、生地の隙間という隙間から口内にたっぷりと広がり、テクスチャー＆フレーバー＆テイストの大調和！！！

このチョコにして、この生地あり。その逆も然り。どちらも強く主張しながら繊細に折り合っていく、究極本格派のバブカにしばし言葉を失うこと間違いありません。

「オープンから約1年。贈り贈られる楽しみをお客様たちと共有できたことが何よりもの財産です」と話す初波店長。その言葉通り、お客様がご来店されると、ほんとうに親しみある笑顔で、対応くださるスタッフがなんとも素敵すぎる♪

心斎橋店にはテイクアウトコーナーもあり！クリスマスや年末の贈り物にも、ご自身への労りにも。実は･･･甘くて濃厚で、既成概念を覆すようなチョコブラウニーには「美味しい」以上のすっごい魔法がかけられているんですよ。この魔法、よろこんでかかってみましょう♡♡♡