DIGNA Classic
今回はサングラスじゃないよ。
まるで美術館?ってくらいに世界の名だたるサングラスを紹介させていただいてきましたメガネの三城さん。今回のご紹介はサングラスではありません♪「DIGNA Classic」です。ご存じの方もそうでない方も…DIGNA Classicとは2009年からスタートした同社のオリジナルブランド。「歴史的名品やヴィンテージモデルを現代の最新技術で甦らせたい」という思いから誕生。時の流れをものともせず継承されてきたアイウェアへの色あせることのないオマージュなのだとか。
造られるのは福井県鯖江市のメガネの三城・自社工場。熟練の職人さんたちが指先にまで漲らせる伝統技術と職人矜持を、 DIGNA Classicの1本に。公式サイトを引用すると「流行を追うことも、追われることも、もう必要ない。 大人だからこそ楽しめる自由と品格がそこにある。」とのこと。非常に嗜好性高い素材×技術×デザイン×哲学の演算なのです。本日は冨田店長様のご案内です。
そうです、今まさに冨田店長がかけているのがDIGNA Classic。ハッと目を惹くのが飾り鋲(びょう)。この部分は丸型が一般的。それなのに、こんな複雑なデザインを飾り鋲(びょう)に配するなんて…!「デザインだけではありません、強度な固定も適えているんです」と笑う冨田様。
それではさっそく。今、皆様が店頭で購入できるアイテムも見ていきましょう。オールアセテートの「956 オリーブトートイス」。この緑のまだら模様…奥行きあるカラーデザインにまずは唖然。。
さらにはこの丸っぽいシェイプ。スッとすぼまる様は別名ストロベリーシェイプ。
さらには、この「7枚丁番」。経年劣化を防止する強度で、いつでもベストなかけ心地をお約束。
店長様が付けると…こんなカンジ。ね???このグリーンが肌に馴染む、DIGNAマジック。かけてみて分かるのですが、何も突飛な事は施されていないんです。そう、王道に正統に、普遍的美感を持って造られる、それがDIGNA Classic。
公式サイトによると~
品番955Jimmyの玉型追加のボストンモデルで「Jett」と言うモデル名が名付けられています。
ジェームスディーン出演の映画「ジャイアンツ」の役名がモデル名の由来です。
ね?ね?ヴィンテージでクラシカル、それでいて新しいのにトレンドとは無縁。絶妙な味わいは、まさに大人の嗜好。
もうひとつご紹介するのが「DIGNA Classic936」。こちらのモデルはDIGNA Classicを語るうえで欠かせない、様々な要素が注ぎ込まれているんです。
まずご注目いただきたいのが、このブリッジ部分。なんと「2ブリッジ」仕様。元はパイロットグラスにルーツを持つ2ブリッジ。強度の保証の現れでもあり、クラシックアイウェアを回顧するようなディティール。
そして、このしなり!!!! 細フレームに不安な方も、この柔軟性に安心を。メタルとゴムメタルの2種使いならばこその、この強度。
さらには、このレコードリム。リム部分に細やかな線が走り、照明を乱反射。細密なラインが陰影を造り、立体感と質感をグググググっと浮き彫りにしています。
極めつけは、この唐草模様。非常に古典的なニッポンの模様は、長寿などを象徴する縁起模様。日本の工芸品にも多用される意匠が、鯖江市の自社工場産であることを静かにアピール。
「DIGNA Classic936」が魅せてくれるのは知性・品性、そして静寂の美。で、ありながら…底知れぬ躍動感も併せ持つ。その秘密は先述のレコードリム。光と素材で発する、有機的な輝きから目が離せなくなること、間違いありません。
そんな「DIGNA Classic」は、ここメガネの三城にコーナーも設置。購入予定の無い方も、一度手に取って見てみて欲しい。世の中に、というか…日本にこんなにキレイなメガネがあるんだ、と感動もの。アイテムの詳細はスタッフさんに是非聞いてみて!ただメガネの説明を受ける…よりも、もっと深くて興味深い「嗜好の物語」が絶対忘れられなくなりますよ!
956 オリーブトートイス 30,800円(税込)
DIGNA Classic936 30,800円(税込)