ハニー風味の洋風きんぴら

ホームパーティの主催になってしまった時、駆け込み寺にしているのが、大丸心斎橋店B1Fの食料品売り場。鮮魚、お肉、ワインにチーズにパンを回って…一番最後に立ち寄るのがグロッサリー売り場。乾物や出汁＆スープ、瓶もの・缶もの、パスタにオイル…なんでもそろう、万能スペース。しかも！ワンランク上の名品ばかりが並ぶから、「素材+●●」のカンタン（手抜き）調理で、招いたお客様の満足と称賛を勝ち取れます。カゴの中の食材と、ズラリ並んだアイテムを見比べながら、レシピを思い描くのも楽しい♪

さて、今回のテーマは蜂蜜。水谷養蜂園が厳選した国産はちみつを、百年培った知恵と技術で美味しくブレンドされた逸品です。ひとくち舐めてみると…香りが段違いの美味しさ。この香りと甘味を活かして、腕によりをかけた一品を仕上げます。

春にんじんで洋風きんぴらを作ります。この時期のにんじんは色合いもよく、眺めているだけでもウットリ。その色をさらに引き出すため、サッと湯通し。これは中華の技の応用。オリーブオイルを引いたフライパンで、さっと炒めていきます。

コンソメをパラパラと振りかけたら、バルサミコ酢と蜂蜜を加え、さらに炒める。最後にオリーブを放り込み、塩・胡椒で整えて、ざっくりと混ぜたら完成です。にんじんが含むβ-カロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが､他にも体内でビタミンＡとなり、髪のツヤツヤや、皮膚の健康維持にも効果が期待できます。そんなにんじん、春のお弁当にぴったりなのですが、冬季に比べ甘味が落ちる。そこで、蜂蜜が威力を発揮。バルサミコの酸味と合い間って、美味しいお昼時間を叶えてくれますよ！