パールの思い出

「パール」の印象ってどんなんですか？冠婚葬祭にイメージされるようなスクエアな感じ？マダムクラスのアクセサリー？お受験面接のマストアイテム？いろいろあると思いますが、ワタクシ、パールトラウマなんです。

3ヶ月の準備で勢い込んだプレゼンの日。清楚なスーツを選んで、髪も黒くして、ヒールも爪も短めにして、万事控えめ、万事奥ゆかしく。そしてお友達が貸してくれたパールのネックレスとピアスで挑んだのですが。先方部長とまさかのパール被り、しかも借りたパールがまさかの上等パール。き、気まずい…。さらには次第にパールの重さで肩も耳も痛くなり、笑顔が保てない…※％○●＃(ﾉД`)

とってもいい笑顔、そのわけは？

クライアントの女性が昨年挙式を挙げたのですが、その首もとにはかなーり重厚なパールが光っていました。にもかかわらず！彼女はすっごくいい笑顔。ほんとに自然で柔らかな笑顔なんです。
なぜ？どうして？

そのわけは“コットンパール“でした。コットンパールとは、綿を圧縮して表にパール加工を施したフェイクパール。フェイク？いやいや、これは一種の珠玉です。真珠を超えました。なぜならば…

ナチュラル、柔らかさ

見てください。ツヤツヤの天然パールに比べて、柔らかな風合いが光るでしょ？海の底に冷たく引きこもるアレではなく、自然光を浴びてふんわりと反射するまるいひと粒。ピンクやベージュ、イエローなど、温かな色合いが素敵なんです。昨今のウエディングは厳粛なセレモニーというよりも、主役の2人やゲストたちとのつながりを生むパーティに変化しています。冷たくて固いひと粒より、柔らかなひと粒の方が確かにぴったり♪

軽い、だからデザイン性が高くなる

なんといっても羽根のような軽さが強み。
だから、重い天然パールでは表現できない、重厚なデザインも叶う上に、肩も耳も痛くならないんです。

彼女のとってもいい笑顔の秘密は、軽量なコットンパールにあったのではなかろうかと。でも、それだけではなくって、格式や慣習よりも、お2人らしさやゲストと楽しむ事、親しみある時間を重視したことが最大の秘密と思われます。だから自然で温かな笑顔、まさにコットンパールの魅力そのもの。

さて、コットンパールを見つけたのはbefore the boomです。あの、店頭にまとめ髪のモニターを置いている…といえば「あー！知ってる」な方も多いはず。松本店長様に魅力を伺うことに。

2～3年前からジワジワと

全国に展開するbefore the boomですが、心斎橋店の特徴はやはり“ハレ日”需要の多さ。大振りなアクセサリーや存在感のある小物が充実しています。2～3年前からウエディング着用と普段使いを兼ねて、コットンパールを求めるお客様が増えてきたとの事。そこで、松本店長は店奥に専用スペースを作ることに…。

「なんでも、相談して欲しい」

コットンパールを置き始めた当初、やはり「これは何ですか？」といった質問も多々あったようです。どんな相談にも、店長はじめスタッフさんたちは、気さくに丁寧に質問に答えてくれます。結婚式のNGアクセや、着て行く装いとの相性も。頼もしいですね。

こんなパール、欲しくなるやん！

パールトラウマのワタクシも、コットンパールの魅力には唸るばかり。肌馴染みもいいし、なにより自然で無理がない。パールだけボンッと浮き出る事無く、トータルで自分を表現できます。清楚な気品はそのままに、ツヤツヤの真珠とは真反対の綿のような柔らかなイメージ。さて、来月は結婚式ラッシュです。コットンパールの力を借りて、いい笑顔でお祝いに向かいたいと思います。