大丸心斎橋店本館B1Fの「気になるアジア」
ジンワリと気温が上がり汗ばむ季節が目前ですね…どうも!「ワタクシ」ことワタクシです。学生の頃はアジアLOVEで、インド、ネパール、香港に台湾、タイなどなど、数々の渡航歴があります。なんといっても…スパイスが旨い♡♡♡ 各国に独自の香辛料文化があり、「え?インドではこう使われていたのに??」ってスパイスがタイでは別の使われ方をしていたりと、興味津々。気軽に海外旅行にも行けなくなった社会人のワタクシですが、スパイスを駆使した名店をご紹介します。暑さを吹き飛ばすような…深夜特急@心斎橋を堪能♪
チャンロイ chanroi/タイ料理
まずは、2022年3月にオープンしたばかりのタイ料理「チャンロイ」。<100頭の象>という意味の店名にまずは圧倒されちゃいます。
東京にはレストランを2軒、全国にデリを8軒展開し、全店舗でタイ人シェフたちが凌ぎを削る専門店。「王さまがいる国の料理は旨い」というのがワタクシの持論。The Kingdom of Thailandのご馳走を拝見!
じゃん!どうです??? 目もくらむような肉料理の数々。毎日朝からタイ国料理人が厨房で手づくりする逸品がズラリ。その中でも最強と称したい名作が・・・・
タイ東北部の郷土料理「ガイヤーン(本格タイ焼き鳥)」です。特製ダレに漬け込んで寝かせて、強火の炭火で焼き上げる逸品。チャンロイでは本場イサーン地方の作り方をココ日本でできるだけ忠実に再現するべく試行錯誤を繰り返したんだそう。そのために、丸鶏を焼く回転式グリルまでオリジナル特注したんだって(驚)。パクチー、レモングラス、バイマックルなどのハーブ&スパイスが鶏の旨味を引き立てる!! 外パリッと、中はジューシー、そして、付けダレ「ナムチム」も味わいどころな「ガイヤーン(本格タイ焼き鳥)」を是非!
その他、皮付ばら肉を塩&酢だけで仕込み、2日間かけて蒸し上げて…トロトロの肉をカリカリに仕上げた「ムーコブ(皮付きカリカリ豚)」も好評。
見て!このボリューム!!!スタッフのブンタさん、ニッコリと笑顔だけれど…この「ムーコブ(皮付きカリカリ豚)」は相当に重いはず笑 ご自宅のパーティー用に「デッカイ大きさにカットしてください」って、サイズ購入するお客様もいるんだとか…その気持ち分かるわぁ♡
その他、「ベトナム風揚げ春巻き」や「豚足」なんかも人気だそうです。そして、チャンロイにはもうひとつ、強固なこだわりがあります。それが・・・
同店にて使用されるお野菜。福島県の甚右衛門農場や岡山県のプランターファーム、茨城県のやぎぬま農園に京都伏見の中嶋農園など、国内契約農家のお野菜を駆使!タイ料理に定番の青パパイヤだって国内野菜というこだわりっぷり。
そんな詳細情報はインフォメーションペーパー「チャンロイ・チャンネル」でもチェック!写真のキレイなフリーペーパーで眺めているだけでもうれしくなってまうデ!その他「これって辛い?」とか「これって子どもも食べられる?」とか、そんな質問は気軽にスタッフさんまで。ほんとにニッコニコの親しみやすい皆様です♡
心斎橋近隣にお勤めの皆様!お待たせしました。テイクアウトBOXのご紹介です。「カオマンガイ(タイ風 蒸し鶏のせご飯)」や「タイ風 エビと卵のカレー炒め弁当」などなど、ランチ時のパワーチャージにも、疲れて帰る日の晩御飯にも♪ 筆者のおススメは・・・
「パッタイ(タイ焼きそば)」ですね♡ お風呂で汗を流して、冷たいビールとパッタイで心とお腹の充足。。。明日も暑いけれど、明日もムカツク上司がいるけれど、パッタイが美味しいから頑張ろう♪ そんな気分にさせてくれること、間違いありません!!!!
クワエル スパイス QWAEL SPAICE/スパイス料理
次は、スパイス料理の「クワエル スパイス」。ご存じの方も多いと思いますが、創業は大阪のハウス食品が国内で唯一展開する特別な業態。「スパイスで⾷⽣活をもっと豊かに、楽しく 暮らしにスパイスをくわえよう」をコンセプトとしたイートイン&テイクアウトです。
過去に3回、計2年分も北から南に東西もインドを旅したワタクシが…「日本国内で最も旨いタンドリーチキンはココだ!」と個人的に猛烈PRさせていただいている同店。なんやったら、バラナシの星付きホテルで食べたタンドリーチキンよりも美味しいと本気で感動したお店(実話)。
今回はイートインではなく、テイクアウトからおススメメニューをご紹介いたします。「イートインのカレーが最高に旨い」ことは重々に分かっていますよ。それは次回、総力を挙げて取材するから、ちょっと待っててください♪
今回ご紹介するのは「シナモンと甘辛チキン65」。この「65」の意味を知れば、もっと旨くなる★店頭スタッフさんが数々ある逸話を教えてくれました。①65の調理工程がある ②65種のスパイスを使う ③インド商人たちの長い航海で65日間は腐らずに食べられる調理法として広まった ④インド港の食堂で「65番」の番号が付けられていた・・・・そんな所説を持つ不思議な番号「65」。
そこで、ワタクシが勝手に5つめの所説を加えます。「日本で1913年に創業したハウス食品が、現地で食べた味をもとに、完成へと導いたスペシャルなスパイシー唐揚げだよ」。この「シナモンと甘辛チキン65」には相当な手間と時間と贅沢な素材が使用されているんです。約7種のスパイスで前日から仕込んで味をじっくりと浸透させる→さらには生のハーブでも仕込む→提供当日に揚げて仕上げる。
シナモンの甘味と唐辛子のホットさが相まった、なんとも高密度な味わい★口に含んだ瞬間に、鼻孔を抜けるシナモンがたまらない♡ そんな「シナモンと甘辛チキン65」は2021年、第12回 からあげグランプリ®中日本・西日本 味バラエティ部門において金賞を獲得しています。
さて、ここまでなんて情報の序盤だよ。ここからが同店が「スパイスで⾷⽣活をもっと豊かに、楽しく 暮らしにスパイスをくわえよう」の情報の神髄。 「シナモンと甘辛チキン65」を購入するともれなく貰えるこの3種スパイス。これが同社オリジナルのミックススパイスなの。
【爽快な香り】は、グリーンペパー、カルダモン、ローズマリー、クミン、コリアンダー、あらびき唐辛子【クセになる辛さ】は、ブラックペパー、ホワイトペパー、カイエンペパー、あらびき唐辛子、ジンジャー【甘みとコクの余韻】は、クローブ、シナモン、マスタードシード、フライドオニオン、アーモンド
この3種ミックススパイス、まさに神様からの贈り物!!!!!!1個1個が長編物語、もしくは神話を描く名画、もしくは壮大極まりない協奏曲。
きっと、たぶん、0.1g単位で調合の試行を無限に繰り返したであろう…人の手で司ることの限界地点!とにかくすっごい3種ミックススパイスなのよ。これがイートインではミルに入った挽きたてを味わえるっていうもんだから、大事件。さらには、鮮度の関係から<物販化できない>という伝説っぷり!!
「シナモンと甘辛チキン65」はそのままでも間違いなく旨い! でも、この3種スパイスで味変を施した時に・・・あぁもう言葉では表現しきれない。どんな言葉でも陳腐になってしまう。だから、とにかく、これを読むアナタに絶対絶対絶対食べて欲しい、もぅそれだけ(語彙の限界)。
さて、平常運転に戻ります。その他、「爽やかカルダモンのチキンビリヤニ」や「花椒香るシーフードビリヤニ」に・・・
茶葉「ルールコンドラ」をベースにスパイスを効かせたチャイもあります★
そして…あの…「オリジナルビーフカレー」が味わえるイートインも!席数限定の<大人気イス取りゲーム状態>だから、混みあう時間は早めにGO。 1913年創業から100余年、スパイスに向き合い続けた老舗メーカーの本気を体感ください♪
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1大丸心斎橋店本館B1F
電話:06-6243-2477
URL:https://www.chanroikaaw.com/
ガイヤーン(本格タイ焼き鳥)ハーフ 1,296円
ムーコブ(皮付きカリカリ豚)756円/100g
ベトナム風揚げ春巻き 291円/1本
豚足 767円
カオマンガイ(タイ風 蒸し鶏のせご飯)864円
タイ風 エビと卵のカレー炒め弁当 864円
パッタイ(タイ焼きそば)761円
※価格はすべて税込
※参考価格です
■クワエル スパイス QWAEL SPAICE
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1大丸心斎橋店本館B1F
電話:06-6245-8955
URL:https://housefoods.jp/
◆シナモンと甘辛チキン65(テイクアウト)
テイクアウト スモール 393円
テイクアウト ラージ 756円
◆ビリヤニ(テイクアウト)
爽やかカルダモンのチキンビリヤニ 962円
花椒香るシーフードビリヤニ 962円
◆チャイ(テイクアウト)
スパイスチャイ 442円
豆乳チャイ 442円
バナナチャイスムージー 491円
※価格はすべて税込
※参考価格です