2022.05.25

アシックス、その伝説を垣間見る!!

回収に来ました

ここは正真正銘、アシックスの直営店。2017年10月のオープンから早4年目に突入。その歴史は1949年にさかのぼる日本ブランドのプロダクトは、機能性はもちろんファッション性も高めて。世界に誇りたい、私たちの国のスポーツブランド。何が誇りたいかって、やっぱりアシックスがアシックスたる由縁「スポーツ工学」なのです。アシックス スポーツ工学研究所を持ち、研究と技術からなるアシックスクオリティ。前回の記事でワタクシ「必ずや総力を挙げて、次回はシューズ!」と宣言しました。今回、その伏線を回収に伺っております。

そう、ワタクシ今回、アシックス 大阪心斎橋に「ランニングシューズ」を購入体験。とはいえ、WOMENSだけでもこのラインナップ。さて、どうやって選んだらいいものやら。

そこでSOSを出したのが同店スタッフの中口さん。長年フットサルに専心し近年は大阪マラソンに2回出場するなど、バリッバリのアスリートスタッフさんです。全身アシックスでご登場!

そんな中口さんに案内され、ワタクシは2階へ…さて、この後どうなるのか!?

やって来たのはFOOT IDコーナー。なんとここでは各お客様の「足」の立体測定が可能。そう!3Dなんですよ。ここに辿り着くまでに中口さんからは「どんな頻度で走りたい?」「どのくらいの距離を想定??」「目的は体力づくり?」などなど、質問を受けます。気が向いた時に、走れる距離で、かるーっくダイエットとか…などなど、おおよそアシックスでランニングシューズを購入するモチベーションとは思えない問題発言なワタクシ。それでも、『あまり走り慣れていない』ワタクシのポイントを聞き逃さなかった中口さん。その手腕がこの後、ぞんぶんに発揮されるのです!

「はてさて。足の3D測定なんて…そんな大げさな」実は内心そう思いつつ。。だってどこ行ったって「足のサイズいくつですか?」しか聞かれたことないし、いわゆるJIS基準でしかシューズなんて買ったことなんてないし。そう思いつつ…簡単に身長などを記載して…

測定のためにシールをチョン♪親指と小指の付け根当たりと、甲部分、そしてアーチと呼ばれる土踏まずと連携する部分。皆様、ご覧の通りワタクシの足は非常に困難なフォルムなんです。足幅が広く、外反母趾は痛み、人差し指が親指より長い。。。こうなると「もう自分に合うシューズなんてこの世にない」と、半ば自暴自棄。だから正直、今回の取材だってそんなに期待していなかった。

それが!この後! 完全に く つ が え さ れ る!!!!

さて、3D測定の開始です。当測定が可能なのは直営店のみで、関西では同店含め3店舗だけ。アシックス 大阪心斎橋では小学校中学年くらいの子から70代のシニアまで、これまで…それはそれは多くの方々のパーソナルサイズを測ってきたそうです。

この測定で分かる事、それは①足長 ②足囲 ③かかと幅 ④足高・・・そして、

⑤アーチ高 ⑥かかとの傾斜角度 ⑦第一趾側角度 以上7ポイント。数値としても明瞭に「見える化」されるのですが、なんといっても3Dで現れるカルテがすごい!「ワタシの足って、こうなってんだ」と驚きです。

しかも、左右の足がサイズが違うんです!「これって、アカンのですか??」と焦るワタクシに、「多くの方がそうなんですよ」とニッコリの中口さん。なんだか、現実を直視して、やっぱりシューズを諦めたくなってくる…と、その時!!!!!

「だから、ご自身に合った足回り環境を揃えましょう。おまかせください」と頼もしい宣言の中口さん。ワタクシの測定から 『足高が低めである』『アーチ高が少々高め』『かかとの傾斜が内側より』の3点をピックアップ。その解決を図るべく…店内から<最適なソックス&シューズ>の組合せを持ってきてくれたのです。

まずは『アーチ高が少々高め』問題。それには、土踏まずをサポートするソックスで。皆様、よくよくご覧ください。この指で囲っている部分は、ソックスの生地縫い目が少々異なるんです。ギュッと土踏まずをサポートし「疲れにくい」動きをフォロー。

さらにはから 『足高が低めである』問題も解決方向へ。足高が低めだと、どうしてもシューズ内で足が前方へとズレがち。これも疲労の原因の為、パッド付のソックスをご提案。

さらには『かかとの傾斜が内側より』問題を解決するシューズをセレクト。足の内側をフォローするGEL-KAYANO 28の登場です!コレに関しては後でしっかり書くから、とにかくこの後の流れをしっかりと読んで!はい、下にスクロール!

「なんてロジカルなご提案なの!ソックスとシューズが揃えばもう完璧やん」…ではなかった!ここからがアシックスがアシックスたるゆえん。そう、いくら3Dで綿密な測定をしようが、課題を正確に導き出し最適なソリューション提案をしようが…数値と論理だけでは<解決とはならない>。それがアシックス!私の足の様子をこんなにも丹念に手の平や指の先を使ってチェックする中口さん。人の手だから察知できる僅かな違和感もとことんつぶしてゆくこの熱量!

例えば、先ほどの『足高が低めである』問題。ワタクシとの対話のやり取りの中で、靴紐の結び方に問題を発見し、正しい結び方を伝授してくれるのです。「シューズ内で足が前方へとズレない靴紐の結び方、そしてその理由」を分かりやすく説明してくれ、実演してくて、私にも試させてくれる。。。確かにそれはマシンやAIでは叶わない、人の叡智そのもの。

立ち上がった瞬間のこの感動をどう言語化したらいいのか。。まっすぐ立つということが身体のどんな状態で、身体に不要な負荷がかかっていないとはどんな状態なのか、それをいま全身で感じています。加えて、これまでどんだけ姿勢がおかしく、不自然な歩行であったことかも、まざまざと思い知らされる。

本当に自然に肩が下りて、背筋が伸びて、腰に重心がしっかりと座るんですよ!店内にお客様が少なければ、こうやってかるーーーーく走行してみるのもOK!歩いてみる、走ってみる、その試行の後には必ずや中口さんがご自身の手で綿密なチェックを入れてくれるのです。

これが、アシックス 大阪心斎橋 FOOT IDの実力!アイテムはもちろんすごい、設備だって驚嘆するほどすごい、でも何よりも…

それらすべての要素を、目前のお客様にオーダーメイド感覚で注ぎ込む、スタッフさんがすごすぎる!!!!

それではお待たせしました。皆様が気になって気になって仕方のないランニングシューズのご紹介です。まずは、先ほどワタクシにご提案いただいたGEL-KAYANO 28から。ご存じの方もそうでない方も。その歴史を1993年に遡る、同社の伝説<KAYANOモデル>。28代目としてリリースされたこのコーナーが、いま、俄然注目の的。

まずは外付け型ヒールカウンター。これが足の内側への倒れ込みやねじれを抑制。安定感ある走りで『あまり走り慣れていないワタクシ』の走り始めを安定サポート!

さらには、軽くてクッション性に秀逸なミッドソール<FF BLAST>を使用。快適な走りを実現してくれます。

快適な走りの秘密は靴底にもあり。アウターソールをフラットにすることで、着地→蹴り出しまでのスムーズな足運びを実感できるはず!

まだまだアシックスのランニングシューズを見たい!欲張りなアナタにまだまだ見せます!2022年2月にローンチされた GEL-NIMBUS 24は<快適に走りたい>そんなニーズに同社のテクノロジーを注ぎ込んだプロダクト。

その特徴はなんといってもこの<FF BLAST PLUS>。軽量でやわらかく、跳ねるように反発する “バウンス感” を実現!

さらにご注目いただきたいのが「FLYTE FOAM」です。先ほどのGEL-KAYANO 28と比較してみましょう。かかとに入るジェル部分がググっと回り込んでいるのが視認できますね。これが足への負担を軽くするポイント。

GEL-NIMBUS 24の「NIMBUS」とはラテン語で「雲」のこと。雲のように軽く快適な走り心地で、これから本格的にマラソン完走にチャレンジしたい人にもおススメだそうです。

同社のクッション系シューズの中でも直営店限定の「GEL-KINSEI BLAST」もお見逃しなく!見てください、この高密度なソール。衝撃緩衝材のGELとFF BLASTの合わせ技!まだ走り始めで脚も腰も充分ではないビギナーランナーに『走る楽しみ』を約束してくれます♡

もっともっと欲張りなアナタには、ランニングシューズだけじゃなくスニーカーコーナーもご案内します。
スポーツテクノロジーをライフスタイルへ提案するASICSブランドのカテゴリー『ASICS SportStyle』。

こちらは先ほどの「GEL-KAYANO 」シリーズの初代「GEL-KAYANO TRAINER 」のアッパーに「GEL-KAYANO 21 」のソールを組み合わせたハイブリッドモデル、『GEL-KAYANO TRAINER 21』。ミッドソールにゲルを配し、アッパーにスエード素材を採用した洒落っ気!ちなみに中口さんは…あの開発者・榧野俊一さんにお会いしてお話したこともあるそうです!

こちらは1983年に発売されたバスケットボールシューズFABREPOINTGETTERをデザインベースにしたライフスタイルシューズ、『GEL-PTG MT』。アシックスがバスケットシューズの開発から始まった企業である事を知っている方ならば「おぉ!!」な1点かと。あのGEL-PTGモデルのハイカット版、なんとも粋ですね!

さらに今回はウェアもご紹介してまうデ!これからの季節、屋外でのスポーツ機会をさらに快適にして欲しい、そんな同社の想いが詰まった…こちらのライン。その名も「ACTIBREEZE」。

その最大にして至高とも言える特徴が<快適な着心地の追求>。アシックススポーツ工学研究所で立証された「アシックスボディサーモマッピング」に基づき、体温が上昇しやすい場所を特定し、湿度を効果的に下げるようにした独自の機能構造!

見てください、この背中面の模様。一見、宇宙人か??と見紛うデザインに秘密が隠されています。運動中に汗の量が多くなる箇所や衣服内温度が高くなる場所に粗いメッシュを配置。これにより空気の流れを促進させ、効率的な通気を促進。そう、ヒトの身体を徹底的に鑑みた理に適った仕様が…こうやって「見える化」されてるってワケ。

運動が興に乗ってくると「たっのしぃぃぃぃーーーー」ってなる瞬間あるじゃないですか。さらには「きっもちいぃぃぃぃーーーー」ってね。そして次の瞬間に感じる不快感!そう、あの汗と体温が身体と衣類の間に籠るアレね。その不快感を極限まで削減するアシックスのスポーツ工学。

さらにワタクシ見つけてしまいました。昨年の夏、テレビにかじりついて、たくさんの素晴らしい瞬間に共感した…あの、あれ。私たちの国の代表選手たちが誇らしげに入場する際に着ていた、もう一生忘れることのできないワンシーンの…あの、あれ。あの「ポディウムジャケット」と同じ機能構造が、いま目前に!!!!!

ボディサーモマッピングに合わせて、特殊な編み方が適える大小のメッシュ。衣服内における湿度が約26.2%低減(※当社比)するという、アシックススポーツ工学の叡智の集合!

二層のメッシュ構造とすることで、透けにくくなっているだけでなく、抑制の効いたミニマムデザインはタウンユースにも絶対絶対絶対カッコイイ!ワタクシだったら、これに黒タイツ合わせて、先ほどの「GEL-KAYANO 28」で足元ピンクの指し色したい♡

前回の記事で「アシックスのシューズならば、この記事1個分全て使っても足りないくらいの珠玉な情報量なんだから」と予言したワタクシ。今回、まさにその通りとなりました。それでもまだまだアシックス 大阪心斎橋の魅力を語るには足りない。次回もこうご期待!!!

■ランニングシューズ
GEL-KAYANO 28/17,600円~
GEL-NIMBUS 24/17,600円~
GEL-KINSEI BLAST/19,800円

■スニーカー
GEL-KAYANO TRAINER 21/18,700円
GEL-PTG MT/14,300円

■ACTIBREEZE
ダブルラッセルメッシュジャケット/27,000円
ジャカードジャケット/13,000円
ジャカード半袖シャツ/5,500円

※価格は税込

店名:アシックス 大阪心斎橋
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-1
TEL:06-6226-8506
URL:https://www.asics.com/jp/ja-jp/

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