LABORATORIO MANGIA
ワイン1本買って待ってて♡
ワインの味が七変化する。この噂はホントだった!大丸心斎橋店B2Fのフードホール「LABORATORIO MANGIA 」は生ハムとチーズの専門店。パルマ産生ハム“プロシュート”は、熟成期間や部位違いで、異なる旨味が堪能できると話題。それもそのはず、オーナーの宮西さんはEU食材のインポーター&バイヤーとして約15年以上のご経歴。その間、本場イタリアの生産者さんたちと信頼を構築し合い、眼識や手腕を磨きに磨いて、2019年に同店を開業。心斎橋のグルマンたちが一目を置く品揃えとこだわりに、今日もワインが止まらない。
生ハム?チーズ?そんなに詳しくないし…なんて思ったアナタ!ご安心ください。こちらのスタッフさんたちのアテンドはほんっとに親切。「こちらに比べて、こちらは弾力がある」や「食べやすいチーズはこれ」など、分かりやすい説明から専門知識まで案内グラデーションが細やか!!お話を聴くだけで、興味関心がギュウーーーーーっと刺激され、食べてみたい!が弾むはず♪
ワタクシの極めて個人的なおすすめで失礼♡こちら「生ハム・サラミ チーズセット」はワイン1本の味わいを七変化させる逸品。注文を受けてから店内スライサーで切り分け、最少厚みはなんと0.5mm。プロシュートのソフトさやジューシーさ、とろける脂が口いっぱいに広がるんです。だから、種類ごとにしっかりとフィルムで包み、各ハムの鮮度を逃がさないこだわりっぷりも感動◎
まずは、右上のプロシュート。24ケ月熟成のモモ部位。持ち上げてみてビックリ、なんて広い断面なの!?それもそのはず、大ぶり塊を特殊なイタリア産スライサーで切っているから、薄くて広い断面。深い旨みとピエモンテのタンニンが見事に相乗。その下、コッパは豚の肩肉。程よい弾力を噛みしめながらワインを含めば…鼻孔を抜けるアロマが秀逸!サイコーーーー♡
さらにフォークは進みます。左下のグアンチャーレは、なんと豚トロの塩漬け熟成。雑味の無い脂がスッと口内に広がり、ソルティーさと脂とピエモンテの強烈タッグ。ここまでで、同じ赤ワインを飲み続けているとは思えない、七変化アビナメント。そう!生ハムの奥深さをまざまざと思い知らされるLABORATORIO MANGIAの華麗なマジック。最後は左上のモルタデッラ。加熱ハム特有のしっとりとした優しさが赤ワインと独特の味わいを醸し合うのです。
ここまででも充分に冒険でしたが、まだまだ旅は終わらない。中央のチーズにもご注目。約20種ほど常備するチーズは、フレッシュやウォッシュ、セミハードなど多彩。これがまた、ワインと合うんだわぁ★箸休めのドライフルーツまで可憐なワンポイントに、おや?もうワインがカラッポです。
「美味しいものを食べて、美味しいお酒が味わいたい」いま、そんな希望を“お家で”叶えてくれるLABORATORIO MANGIAのテイクアウト。さらに美味しく味わいたい方にアドバイスです。購入したら…なるべく早く味わうが吉。注文後の切りたてだからこそ、本場の味が楽しめるというもの。ワインを買って、お家で美食会を叶えてくださいね♪
◇生ハム・サラミ チーズセット
2~3人前/1980円
3~4人前/2500円
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸心斎橋店 本館地2階
電話:06-4256-1330
URL:https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/restaurant/laboratorio.html