服を売る
○年前の服と家から○km外出の反比例
部屋の片づけをしていると…出るわ出るわ。着なくなった服の山。3~5年前の、もー着るにも難しいものは、すぐそこのコンビニ行く服にランクダウン。1~2年前の服は、むこうの公園までの犬の散歩服に。家を中心に半径○kmと、○年前が反比例するのですが、最近、ワンシーズンで飽きがきてしまうようになってしまい…。○kmと○年前の尺がどんどんと短くなってきています。ここにもそんな女子がひとり。“まほちゃん”です。
まほちゃんの場合
まほちゃんは今日、買取と販売のショップ、Q-tyに服を売りに来たのです。おや?ちょっと待ってください。クリスマスの袋ではないですか?ひょっとして…こないだ購入した服ですか?いわく、クリスマスやお正月のセールで、いわゆる「思い切った」お買い物をしたそうなのですが、弾みすぎたようです。実はまほちゃん、心斎橋にある、けっこー固い会社のかなり真面目な事務職勤務。なので、弾みすぎた装いはなかなか着る機会なく、心を鬼にして断捨離を。なかなかのツワモノ女子です。
では、行ってきます
ニッコリ笑顔のまほちゃん。もう迷いはないようです。昨夜、「売る・売らない」散々吟味した過程も気になりますが、それはこんど飲んだときにでもじっくり伺いましょう。
まずは受付です
まずは簡単な受付を済ませ、お預かり票を受け取ります。服の点数にもよりますが、ここから査定が10分ほど。
気になる査定基準
ここで、皆さん気になる査定基準をご紹介。Q-tyにはいわゆる買取強化ブランドがあります。ざっと!MERCURYDUO snidel ROYAL PARTY EMODA MIIA Ungrid dazzlin moussy MURUA jouetie Lily Brown LagunaMoon RESEXXY SLY
ほらほら、あなたのクローゼットにも必ず1枚はあるはずですよ。さて、査定基準は、まだあります。
その頃、まほちゃんは…
店内を物色。
査定基準の続きです。トレンド感がどのくらい高いか?もポイントなのです。まほちゃんのように、オンシーズンの物はかなりいい。そして、購入したけれどやっぱり着ないと決めて、シーズン真っ只中に持ち込まれる場合はベスト中のベストなのだとか。
その頃、まほちゃんは…
さらに、店内を物色。
査定基準の続きです。持ち込む服の状態も査定ポイント。きちんとアイロンをかけてあるものやクリーニングに出されているものは査定アップの可能性が高いそう。
①買取強化ブランドであること②トレンド感の高いもの③状態のよいもの
①から③をマスターすれば、高価買取が期待できるわけですね。おや?査定が終わったようです。まほちゃーん、スタッフさんが呼んでますよ~。
まほちゃんに見せられたのは「査定見積もり書」。どの服が幾らの査定となったのか明瞭に記載されています。丁寧な説明に、まほちゃんも安心&納得。
そして服たちは、お小遣いになったのでした。あ!ここで大切なポイント。身分証明書を忘れないでくださいね。盗品じゃないよっていう証になりますから。
ここから、服はどうなるの?
ここから服はスタッフさんの手によりキレイに清潔に整えられ、 Q-tyの売り場に並ぶのです。
ここで、ちょっとまじめなおはなし。
Q-tyは今年3月にオープンしたばかり。服を売りに来るお客さんの中には「思い出がある服だから、もう着ないけれど手元において置きたい」と、直前で止める方もいたり。かと思えば、「これがどうしても欲しかった!もう、どこにもなかったの~」と、シーズン中に購入できなかった一点と、やっと出逢えて、満面笑みのお客さんも。
「Save the earth by reuse」
そんな光景があると「服って、服以上のものだなぁ」と、スタッフさんは思うんだそうです。ショップで商品を選んで、自分の服にする。そして誰かと逢ったり、しゃべったり、遊んだり、その時に服は自分の一部なわけで。Q-tyの壁面には「Save the earth by reuse」エコロジカルなメッセージも。心とエコロジカル。実はとってもコンセプチャルなQ-tyなのです。
そして、まほちゃんは
お疲れ様でした。今日、手放した服が「大切にしてくれる人に買ってもらえますように」との事。今回の売り上げの使い道を聞いてみると、「心斎橋でちょっといいランチを食べます♪」との事でした。ワタクシもあやかっていいでしょうか?