2014.04.01

散歩のとき何か食べたくなって

Store Info

  • 店名心斎橋ミツヤ
  • 住所大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-3-21
  • 電話番号06-6211-4751
  • URLhttp://www.mitsuya.co.jp/
  • AREA
  • 8
  • EAST

30代・独女、心斎橋さんぽ

散歩が好きです。「さんぽ」、いい響きですね。もちろんひとりです。
休日、長堀通りから戎橋まで商店街をぶらぶら歩きます。
ファストファッションも見ます。ハイエンドも見ます。主に値札を見ます。
スニーカーも見ます。メガネも見ます。膝の痛みや老眼は目前です。
老舗店も好きです。お香や漆器が「歳月を重ねた価値もあるんだよ」と、勇気をくれます。
コスメも大好きです。アンチエイジングを食い入るように眺めます。
本屋さんも寄ります。「女ひとり、どう生きるか」系のハウツー本を探します。
外国人観光客に「写真を撮って」と、頼まれます。この日、初めて人と話しました。
これが、ワタクシの心斎橋さんぽです。そして、ゴールは「心斎橋ミツヤ」です。
頭上の回転ブランコから、お馴染みの3人が迎えてくれます。「おかえり!おかえり!おかえり!」
「待っててくれてありがとう…」涙が出そうになります。

ミツヤ、大好き

そんな「心斎橋ミツヤ」は昭和22年創業の喫茶店。もう67歳のおばあちゃんです。店内には、ビールを傾ける老夫婦やママとランチの男の子。そして、どこのカフェに行くかモメにモメて、
「じゃ、ミツヤでどうや?」で、落ち着いたっぽい、女子グループも。もう、このフロア全体が街の縮図のようなキャパシティ。守備範囲の広さ、寛大さは、さすが67歳のおばあちゃん。その懐の深さに皆が甘えて、ここちよーく過ごしています。ミツヤ、大好きです!

ミツヤばあちゃんの娘(!?)三浦店長

「ミツヤ」グループにお勤めになり21年。この店で過ごす多くのお客様を見守ってきた、三浦店長。
可愛らしい声とニコニコと満面の笑みです。67歳のミツヤばあちゃんとその娘・三浦ママといったところでしょうか。温かな包容力に、心和むのです。お薦めを伺った所…「いちごパフェなんていかが?」それ、いっときます!

これぞミツヤ!な、いちごパフェ

そう!昔のパフェってこうだった。きちんとボリュームがあって、どこまですくっても、クリームもアイスもなくならなくて、惜しげもなくフルーツが乗っている。大好きないちごアイスと生クリームが、ちょっとずつ溶けて、ジワリと一体になっていく感じ。酸味も甘味も「おいで、おいで」してくれて。グラスの底をつつく頃には、南国のミックスフルーツで締める。あぁ、どこまでも正統なミツヤ・トラディショナル!万歳!このいちごパフェとドリンクセットのクーポン価格は後ほど発表!最後まで読んでくださいっ!!

伝統が、歴史が、進化する!?

ショーケースから選んで、セロハンはがして、アルミ底についたクリームまでフォークでさらって、ごちそうさま!が、定番だったミツヤのケーキ。ところが、ショートやモンブランなどの人気ケーキにソースやアイスを添える、ワンプレートに進化。「いままでだって、好きだった。こんなにキレイになるなんて…。」まるで、幼なじみが美人になって戸惑う男子の気持ちになります。
「ケーキはより美味しく食べた方が、女子は話が弾むでしょ。甘いものひとくちで、本音と悩みがいっこ話せたら、もっといい時間になるはず」と語る三浦店長。
さすが…67歳のミツヤばあちゃん&三浦ママ。
優しさが半端ない。

 

ミツヤといえば、ステンドグラスとレトロスピーカー。この一面を見て思い出した。小さい頃、父との心斎橋へのお出かけはミツヤ。「好きなものを、おあがり」と言ってくれ、デミソースのついた口元をナプキンで拭いてくれた。学生の頃、授業をさぼって立ち寄ったのもミツヤ。ケーキを食べながら、友達と好きな人の話で盛り上がりました。逢いたい人と記憶の中で逢わせてくれるミツヤ。そして、今も変わらず、おんなじよーに、「ミツヤで誰と何を食べたか、どんな話をしたか…」を、お客さんたちが記憶に残しているのです。また絶対来ます。三浦店長様、ありがとうございました!

■お得な情報

この画面をご注文時にスタッフまでご提示されたお客様は、「苺パフェ+クリームソーダセット1,026円」を810円でご提供します!!(他のクーポンとは併用不可です)

  • いちごパフェ 810円
  • いちごパフェ&ワンドリンクセット 1,026円
  • はちみつロール(ドリンク付)734円
  • ※価格はすべて税込み価格です。

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