心斎橋 必食のステーキランチ

やっぱり、肉がすき♡

こんにちは。ワタクシこと、ワタクシです。糖質制限もすっかり板につき、かなりの肉ラバー♡となっています。「肉食もやりすぎると怒りっぽい性格になっちゃうらしいよ」って言ってくれた友人に「そんなワケないやろっ！！！！」と瞬発でキレてみたり、焼肉やステーキを食べ歩いてみたり……飽きました。肉食に飽きてきた…今日この頃。かなり贅沢な悩みだとは自覚していますが、反省なんてしません、ていうかするもんか。しかしながら…まだまだ旨い肉メニューなんて心斎橋にあるんだろうか？？？

あったんです、心斎橋に。ここはジャドール 心斎橋。瑞々しいサラダにこだわりのパン、そしてみんなが大好きなパスタと三種の神器がそろう…まさに神店。幅広い年齢層の女性を虜とする名店は肉肉肉肉肉ゥ～なイメージとは対極なはず。

いえいえ。このシェフの手にかかれば、それも不可能ではない！古茂田シェフの登場です。大阪の有名イタリアンで10年以上の研鑽を積み、緻密な料理構成や理に適った下処理、意表を突く手法などなど、「味わう事の深遠さ」をここジャドールに宿した立役者。

「仕入れ先には絶対の信頼を置いています。だから、肉質は申し分なかったんです。そのままでも美味しい肉にどう付加価値をつけるのか？が課題でした」その話しぶりには静かな自信がうかがえます。皆様、いまグググっと期待値が上がりましたよね？ね？その期待、決して裏切られませんから、もう少し読み進めて！

本日いただくのは「ステーキランチ」1880円（税抜）。希少部位や熟成肉など3種の肉類をドドンと180g。アツアツの鉄板で提供されます。この日は希少な希少な「牛ササミ」と「ハーブマリネの鶏ロースト」と「ポークロインのソテー」。同じ鉄板に乗りながら、ローストやソテーと加熱手法を変えてくるあたり…タダモンやおまへん、おまへんねや！！！

まずはこのボリュームに息を呑んでいただきたい。鉄板提供されることも見越して最適な加熱をほどこされた、牛＆鶏＆豚のパレード オン パレード♪ライターのワタクシもカメラマンも微動だにできないほどの圧力ヴィジュアル。香りや音にも気圧されて、薄笑いでごまかすしかやり場がない！

鶏のこの分厚さ（汗）皮面からじっくりと火を入れて、鶏自身の脂を肉片にコート。これが噛みしめた瞬間のジュワっとあふれる旨みの秘密。さらには、オーブンで肉質に“絶対”負荷をかけることなく熱した、身の張り具合と身の流れの弾み感。鶏本来の持ち味が炸裂するのです。

ポークのしっとりとしたテクスチャーも驚愕物。78℃で半日かけて低温コンフィ処理。身質の破壊と守りの分岐点ギリギリに着地したポークは、豚本来の持ち味をも凌駕して、まさに人の手がかけられた旨みの塊に！しとーーーーーーっと舌に吸い付くかのような食感に手が震えます。

最後は、牛ササミ。もう、この画像でワタクシの説明は不要かと思います、ええ、ほんとうに言語の限界とはこのことを言うのです。口内で醸される牛香のなんと芳醇でリッチで、それでいて野趣深さも秘めること秘めること。

そして、このメニュー最大の秘密が“ソース”。玉ねぎやワインを贅沢に使ったシャリアピンソース（もちろん自家製）がたっぷりと。。。3種の肉は品種も加熱方法も違えながら、同じソースによってまとめられているのです。だ　か　ら！！！肉種の異なる魅力が、さらにさらにさらに際立って迫って来るんです。

「ステーキ…というよりは肉料理といった趣きがありますが…」と古茂田シェフに質問を投げかけてみました。「素材を加熱する、という調理はシンプルなものです。それゆえ、加熱法から加熱時間、加熱の加減など、無数の取捨選択があるんです。そこからどうベストを導き出すか？その集大成がこのワンメニューに集約されているんです」と話す古茂田シェフ。た、たしかに…。。。

「肉はそれ自体で完成されているんです。調理とは、その完成を超えるもの。素材の魅力と地続きに新しい美味を現すこと」とも話してくれました。そうなんです、ジャドールのステーキとは、素材と技巧の演算、つまりは「肉料理」だったんですね。

もちろん、皆様大好きなお野菜（サラダ）やパンもセットです。今はビュッフェは中止されていて、あのビュッフェ独特の選ぶ楽しみはお預け状態。でも、このようにたっぷりサラダで提供されます。サラダもパンもおかわりOK！

この他にも、ジャドールが誇るオイル or トマト or クリームのパスタに、こだわりピザやカレーにオムライスなど豊富なランチメニュー。そこへきて、ステーキですよ！？どんだけ惑わせてくれんねん！罪深いジャドールランチに、是非とも足をお運びでぇ～！！