クッキーの概念を変える1枚
香りで足を止めて味覚で仰天
初めて体感「ソフトクッキー」

Ben‘s Cookies 心斎橋店

反則レベルの香り！足を止めずにいられない！

それは、昨年の11月のこと。心斎橋筋商店街を歩いていたら、まずは鼻が強いバター香を察知した。次に目で、この赤くて丸い看板を視認して、「この男の子ダレ？」と思いながら店内を覗いてみると・・・・

じゃん！なにこれ！？ このウナギの寝床みたいな「秘密基地」感…小さくて特別なお店を見つけてしまったかのようなうれしい錯覚♡♡ ここはたしか心斎橋筋商店街だったはず、いや、イギリスのカバード・マーケットであろうか？？？ 突如にエトランゼな気分のまま吸い寄せられると・・・

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ｵｫｫｰｰｰ!! w(ﾟﾛﾟ;w(ﾟﾛﾟ)w;ﾟﾛﾟ)w ｵｫｫｰｰｰ!!

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そうなんです！すでにご存じの方も多いと思いますが、ここは『Ben‘s Cookies 心斎橋店』。クッキー専門の、クッキーに特化した、クッキーのお店なの♡ ズラリとならぶ約16種。興奮で息が上がりそうな光景ですが、ちょっと落ち着こうね、いや、ほんと落ち着こう、うん、ほんとに落ち着いた方がいい。

さかのぼること1983年。イギリスはオックスフォードのカバード・マーケットに誕生した一軒の小さな屋台がそのルーツ。フードライターでありチョコレートマニアのヘルガ・ルビンスタインさんが創設したBen‘s Cookies。ベン、とは彼女の息子さんのお名前なんだそうです。

その作りはいたってシンプル。だからゆえ、卵や小麦粉やバターなどなど、良質な素材感が際立つ…ごまかしなんて一切不要の1枚たち。人口添加物無添加、無着色。時代の変化に迎合しないことを強みとして、今や世界に展開するクッキー専門店！

美味しさの最大のポイントは「レア感」で、まるで生菓子のようなソフト＆ウェット。さて、どうやって美味しさポイントを守っているかというと、、、いいですか、ここからがこの記事のキモよ、しっかり読んでね、

だから、うまいのよ「Ben‘s Cookies」その①／生地の秘密

どーーーしても譲れない「生地」の調理は本場イギリスで徹底管理。そのこだわり生地は冷凍でお店まで到着。ここで無理やり解凍なんて乱暴なことは絶対しない。適正温度でゆっくりじっくり自然な解凍を促すのです。

だから、うまいのよ「Ben‘s Cookies」その②／トッピングの秘密

ナッツやチョコレートチャンク（チップやないで、大きめのチャンクやで）は、店頭でスタッフさんがせっせとトッピング。その後は・・・

だから、うまいのよ「Ben‘s Cookies」その③／オーブンの秘密

最後は店頭のオーブンで加熱して仕上げ。しかも、Ben‘s Cookiesのために特別に設えたベルトコンベアオーブンで、こだわり生地のレア感仕上げを左右する最重要ポイントなのよ。つまりは、ほかではなにをどーーーしたって再現ができない、同店だけが唯一作り出せる美味しさってこと。

もちろん、1枚からでも購入は可能ですが。大阪人のあなたにぜひ教えたいのがこの情報。カンカンです。スモールギフト缶は4枚入り、ミディアムギフト缶は8枚入りって、クッキーのこと伝えてんだけど、きっと大阪人は「カンカンかわいい～～♡」ってなってることでしょう。

真っ赤なフォルムに黒のロゴやベンくんがクッキーを味わうイラストは確かにキュートですからね。食べ終わったら、宝物入れにしてもよし、飾っておくだけでも気分が上がる、我々大阪人が大好きなカンカンです。スモール／ミディアムともに、中身のクッキーは個包装ですが、食べる前に電子レンジで5秒ほど、トースターで数十秒温めてみて。トロリとしたチョコレートがたまんないわよ！ギフトにも絶対喜ばれるカンカン入りは、誰かに感謝を伝える際のマストアイテムにも間違いありませんね！

さて、ワタクシが購入したのは・・・

7枚入りで5枚分の価格という、超がつくほどお得な「ベンズボックス」です。テリのある真っ赤なフォルムが相当にお洒落です♪

さっきまでショーケースに並んでいた焼き立てのクッキーたち。蓋を開けるとほわわわわぁぁぁ～～んとバターの香りが鮮烈です！さて、ここから皆様が「いちばん知りたかった」クッキーの種類紹介と行きましょう。

クランベリー＆ホワイトチョコレート

このデカいワタクシの手の平をここまで占有するサイズ感。持ち上げてビックリ、ずっしりと重い！見て、このホワイトチョコの大きさ。ベルギー産高級チョコレートをぜいたくに使って、クランベリーの甘酸っぱさと好相性！

ダブルチョコレートチャンク

同店、メジャークッキー5枚のうちのひとつ。さっきも書きましたが、このお店のチョコレートは「チップ」じゃなくて「チャンク」ね、塊よ、塊。ソフトな生地の中から現れる濃厚チョコチャンクの「宝物見つけた！」感をワタクシが保証します！

トリプルチョコレートチャンク

先ほど「ダブル…」が来た瞬間に「次も来る！」と予感した方、大正解です。そう、トリプルも健在。チョコレート生地に、ダークチョコレートとホワイトチョコレートチャンクも入った豪華版ですね。チョコレート好きにはたまらんはずです。

抹茶＆ホワイトチョコレート

グリーンの生地に浮かぶ白いまる。そうです、この生地はまさかの「抹茶」。ほろ苦い抹茶を練り込んだクッキー生地に、甘いホワイトチョコレート……こんな究極の組み合わせ、美味しくないわけがない。ちなみに香りもバツグンなんです。

ミルクチョコレートチャンク

これぞ定番！ダントツの人気を誇る「ミルクチョコレートチャンク」です。同店、メジャークッキー5枚のうちのひとつで、初めてBen‘s Cookiesの真価を味わうにふさわしい1枚。そうそう、まずはこの定番で、しっとりソフト生地や本格ベルギーチョコに打ちのめされて欲しい！

フルーツ＆ナッツ

さてBen‘s Cookiesを味わい進めたら「フルーツとナッツとチョコレートを同時に味わったらどうなるんだろう？」と背徳的イメージに苦しみ始めること間違いありません。そんなイケナイ願いを叶えてくれるのは「フルーツ＆ナッツ」です。こんなぜいたく…ほんとにいいんでしょうか？

（事件が起きました）ホワイトチョコレートチャンク

順調に撮影も進んでいると思いきや、なんと、割れてしまった「ホワイトチョコレートチャンク」。周囲の方々が振り向きそうな大声で「なにやっとんねんっっっっ！あほがっ！」とカメラマンに怒鳴り散らされ、半泣きのワタクシです。でもワタクシが悪いんじゃない、 Ben‘s Cookiesが悪い！

一般のクッキーをイメージして少々乱暴に取り扱ったら「パカっ」といきますからね、それくらい【柔らかく、ソフトな生地】なんです。みなさま、見えますかコレ。こんなに中身ソフトな焼き上がりなのに、ここまで厚みがあったら、そりゃ「パカっ」ですよ！しかもチョコもとても柔らかで「パカっ」率を高めるんですって。もう、これは私たちが想像するクッキーじゃない、ほぼ生菓子です。表面カリッで中身はシットリ＆フワ。割れたそばからバターやチョコの香りがグングン登ってくるくらいデリケートなのよ、割れたのはワタクシのせいちゃうわっっっ！

さて。いちばん最後に内緒話をひとつ。ソフト生地のやわらかさとデリケートさに抜群の人気『Ben‘s Cookies 心斎橋店』ですが、上級者さんたちは次なる美味しさも追及しているようです。（小声）なんと、冷蔵庫に入れてカッチリと冷やし固めても旨いらしい…。
ぜひいちど試してみたいもの！ 笑顔いっぱいのスタッフさんも気持ちがよくて、ここしばらく通い詰めになりそうな予感です。