2021.01.19

あの人の私服が見てみたい!!

あの人はどんな人??

皆様、例えば飲食店などでピシッとユニフォームを着たスタッフさんに嬉しい接客をしてもらった時。この人はどうしてこんな接客ができるんだろう??プライベートでは何をしているんだろう?って、興味がムクムクと沸いて止まらなくなる時、ありませんか??ワタクシはあります。心斎橋ではそんな機会がとにかく多い★今回は、そんな皆様のお気持ちを代表して、ワタクシ、動きます。上司には「職権濫用!!喝!!」と厳重注意を受けましたが、ワタクシはもう止まらない!

「創業73年、挑むルーキー」 心斎橋ミツヤ・小松さん


じゃん。さっそくご登場いただいたこの爽やかメンズ。アウターをサクッと着こなしスッと立ちポーズを決め、まるで男性ファッション雑誌から出てきたような佇まい。


本日のファッションは大切なパートナーとデート時のコーデだそう。(さっそくファンになってしまった方々、ゴメンナサイ)実はバリバリ関西気質の彼はポーズを取って立っている自分自身に今にも笑いだしそうになっているのをグッと我慢しています。ピクピクしています。さて、この方はドコのドナタ?


正解は「心斎橋ミツヤ」スタッフの小松さん!そうです、この弾け飛ぶような笑顔の小松さんです。1996年生まれのハタチプラス4歳。そんな小松さんの信条は・・・・


接客の主人公は“スタッフ”という信念。ご自身が育成するスタッフさんたちが、気持ちよく心を込めてお客様に接客できること、それを支えることを信念としています。そうすることで、お客様が嬉しく思う、スタッフも矜持を持ち飲食店に従事する、そんなwin-winを求道する、それが小松さん。

もちろん平坦な道ではありません。もしかしたら凹むことも迷うこともあるでしょう。そんな時、小松さんは「読書」に道を探します。明石から心斎橋までの通勤時間が大切な読書タイム。むさぼるように読み進めた書籍は数知れず。どんな困難にもよりよい解決を模索し続ける、挑むルーキー。


現在読み進めるのは童門冬二著「二番手を生ききる哲学」。豊臣、徳川と幾度も主君を変えながら、リーダーを陰に支え、同時に家臣にも温情厚く接してきた大名・藤堂高虎の史実物語。店長を支えるとは?スタッフを育成するとは?そんなご自身の道のヒントを得たいと話してくれます。

とかくバブルの残り香を内在化した我々世代は「1番を目指せ、トップに登れ」と自身を鼓舞しがち。「今の自分のベスト」を真摯に現実的に問い続ける小松さん。その姿勢に頭が下がるばかり。


このアクセサリーをプレゼントしてくれた大切なパートナーや「本をたくさん読みなさい」と教えてくれた恩師など、たくさんの方々が小松さんを支えています。

「スポーツ界への恩返し」パーフェクトストレッチ 心斎橋店・谷さん


次にご登場いただくのはこの方。ニッコリはにかむこちらの男性。広島出身の焼酎好き、アテも自分で手作りしちゃう晩酌大好きな爽やかメンズ。


いま、「いっしょに呑みたい!」と思ったそこのお酒好きなアナタ。審美眼冴えてますネ。知る人ぞ知る米のスポーツブランドをサラリと着て、カジュアルなオシャレも粋♪しかしながら彼にとってのスポーツウェアは「オシャレ」ではなくガチだった!なぜならば・・・


彼は「パーフェクトストレッチ 心斎橋店」の谷さんだから。ほら、ユニフォームを着用すると別人です。そんな谷さん1990年生まれの、実は実はの…もと甲子園球児なんです!軟式野球を6歳で始め、甲子園で超有名な高校で野球生活。振り返ると夢中の3年間だったと話してくれます。


ただ、「決して順風満帆だったわけじゃない」とも。思うように身体パフォーマンスが上がらなかった時もあれば、ケガで苦しんだことも。だから「身体が自分の思うようにならない」辛さ悲しさを人一倍知っている、もう嫌ってほど知っている。もともと同社のスタートは野球少年たちの「ケガをしにくい身体づくり」が目的であったこともあり、この仕事を始め…

身体パフォーマンスを上げたい方や、肩こり腰痛に苦しむ方を支える、トレーナーさんなのです。身体の不調が改善される「喜び」も人一倍知っている谷さんだからこそ、施術を受けた方が改善されていく過程も、人一倍嬉しい。そんな話の時にはこんな笑顔になるんです。


そんな谷さんが今読み進めるのは実業家・森岡毅著「誰もが人を動かせる」。革新的なリーダーシップ論を熟読中なのです。リーダーシップって才能や資質だと思いがちですが、実は後天的なスキル。支えながら導く、令和時代に求められるリーダー像を追求する谷さん。


これまでの人生の大半が野球と共にあった谷さん。野球から教えてもらったことは数えきれないと話します。いま、そのスポーツ界に恩返しをしたい、その気持ちを原動力に、今日もパーフェクトストレッチ 心斎橋店で施術に励みます。

「文学好きな元ボクサー」串かつ だるま・田益さん


最後はこの方。堂々とした佇まいと落ち着きの笑み、大人の雰囲気にナイスミドルの魅力がググググッとあふれるメンズです。ワタクシはもちろんカメラマン(男性)も一瞬ポカンとしてしまうほどの存在感!パープル×グレーのバイカラーをセンス良く着こなすリラックスカジュアル♡なんとこの方は・・・・


串かつ だるまの田益さんだったんです。同店の「心臓部」である揚場の専任者、かつ、同店を一手に管理する田益さんは1980年鳥取生まれ。こんな体格に恵まれながら…実は幼少のころは本当に身体が弱かったのだとか。ご両親の勧めもあって小学生から始めた器械体操。メキメキと上達し、なんと中学生で鳥取県の代表になるまでに!


しかしながら高校ではなんと器械体操部がなく…そこで始めたのが…なんとなんとのボクシング!?浪速高等学校へ遠征スパーリングにも通っていたほど夢中となること20代前半まで。つまり約10年間のボクシング歴がある店長さんだったんです★驚き!


そんな田益さん。実は相当な読書家でもあります。月初めに5~6冊を購入。常に鞄には2冊を忍ばせ、読み終わっても即次!と読み進めるほどの本の虫。蔵書が部屋の壁面を作り「今にも床が抜けそう」だと苦笑い!西加奈子、伊坂幸太郎、小川糸などなど(まだまだたくさん)現代文学を次々と読破。


さらには、書籍に貼られるおびただしい付箋。分からない言葉があった箇所、自身が感銘を受けた箇所など色分けして貼っていくのだそう。そうして分からなかった言葉はご自身でまとめて、自分仕様の辞書を作るのだとか。そのくらい、語彙や表現には理解の厳密さを大切にする田益さん。


ここでワタクシから留意を!皆様、分からない言葉って、単に「分からない言葉」の事じゃないですよ。例えば、慟哭ってどれほどの感情を表現する言葉なのか…そんな、いや、それ以上の…厳密な言語世界の精査のレベルなんです。そうやって語彙をご自身で収集していく田益さん。


その積み重ねはお客様や従業員の方々の「気持ち」を想像する力、一緒に働く仲間に指摘をするときの「言葉の選び方」、はたまた自分自身の感情を整理する「道標」に。「楽しんで本を読んできたら、こうなりました」と笑み話す様子がほんとうに印象的でした!


「あの人の私服が見てみたい!!」いかがでしたでしょうか?企画段階では想像しえなかったたっくさんのビックリの連続でした。やっぱり「人」がいちばん魅力的です。味を占めまして…第2弾も企画中。楽しみにしていてください!

店名:心斎橋ミツヤ
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-3-21
TEL:06-6211-4751
URL:http://www.mitsuya.co.jp


店名:ストレッチと体幹トレーニング専門店 パーフェクトストレッチ 心斎橋店
住所:大阪市中央区心斎橋筋2-7-7てんぐビル2F
TEL:06-6484-2233
URL:https://perfectstretch.jp/shinsaibashi/


店名:串かつ だるま 心斎橋店
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-5-17
TEL:06-6121-5594
URL:https://www.kushikatu-daruma.com/

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