2023.07.28

『ノアさん&龍生くん』 夏コーデ
色&フォルム&マテリアルの小ワザが炸裂!
2023ストリートの教本がここに

WEGO 心斎橋店

『フツーなんて、人の数だけあっていい』

『フツーなんて、人の数だけあっていい』とWEGOがステートメントを発表したのが2020年の元旦。それ以前からだって、同社は着る人やスタッフたちの個性や自尊感情を「大切にする」ことをアナウンスしてきたと記憶しています。それも、国内アパレル内では先駆け的存在だった。Z世代とかジェンダーとかダイバーシティとか、そんな言葉が世に現れるずっとずっと前から、です。今年5月に開設された「WE LABO [ヒト・コト・モノ・バ]研究所」は、いわゆるZ世代シンクタンクなんだけれど、彼ら彼女らを消費ターゲットになんか絶対しない。「発見」「共感」「共有」軸に創造性の強いラボを目指しています。そんなWEGOだからこそ、今夏のコーデも自由度高く。着ているスタッフさんたちの表情から、その人だけが持つプライドが読み取れるわけです。

思い切りと絶妙さじ加減のワントーンコーデ…しかもホワイト!

今回登場は、ライブ配信でも活躍中「ノアさん」(右)とヴィンテージミックスコーデの手練「龍生くん」(左)。まずはワントーン…しかも「ホワイト」でペアリングしてくれたお2人。一見、エレガントに映る夏のホワイトコーデですが…いえいえ、このお2人ですからね、ディティール小技を随所に効かせてくれています。

ノアさんコーデのポイントはマテリアルミックス。ノッペリ印象になりがちなワントーンですが、ウェストや腕の露出でメリハリを。さらにはシャツを柔らかなワッフル生地に、キャミにはコットンと素材で遊ぶことで様々な「白」を弾ませる!バックと胸元には「黒」を極小配置してポイントとするのもお見事小技♡

極めつけは、このスカート。今夏に踊り出したばかりの「カーゴ」をさっそくスカートへと応用!もちろん素材はナイロンなので、ワッフル×コットン×ナイロンの生地コントラストでホワイトワントーンをミックスアップ。さらには、パデットサンダルのボリュームでコンフォート感も添加という隙のないお仕事ぶり。さて…このカーゴ風スカートと連動するのが・・・

龍生くんのホワイトワントーン。ボトムはトレンドのバギーで、ノアさんのカーゴと連動させるペアリングコーデの教本的小技です!もちろん、龍生くんのホワイトコーデだって「ノッペリ印象を避けたい心理」がかかってきそうなものですが‥…

龍生くんの発想は、敢えて逆!!!オールホワイトのノッペリ感を「むしろ利用」する戦略で、お気に入りのヴィンテージシャツの胸元プリントを主役に据えるという策士ぶり。何をどんな風に魅せるのか?に「思い切り」を効かせているわけです。複数素材をミックスするノアさんと、単調トーンを思い切る龍生くん。どちらの発想も今夏コーデのヒントになりますね!

カラー使いの醍醐味。固定概念を覆そう…!

次のテーマは「アウトドア」。このコーデで注目したいのは「色使い」です。パキッとカラーのノアさんとニュアンスカラーの龍生くん。それでもなぜか、一枚の画像にストンと着地する収まり具合。さて、この秘密は何なのか???まずは龍生くんコーデからひも解いていきましょう。

主役にチョイスしたのはヴィンテージのラルフローレンシャツ。ボタンダウンのプレッピーはうっすらグレーの大面積に配置。ハーフパンツの濃いグレーで小面積ボトムにカラーの締まりを添えて、サファリハットもグレーで統一。全アイテムがグラデーションとなるお見事カラー使い。上品さとカジュアル具合のコンビネーションが秀逸です!

それを引き受けての…ノアさんコーデ。ワイドなカーゴに併せるのはパープルトップス。ボーダーと縦ラインを効果的に配した色×パターンの妙味で、カーゴのカーキカラーを引き立たせる。つまりはカラーコンビの勝利!龍生くんのグレーもノアさんのパープルも…実はどちらも寒色系という、アウトドアスタイルなのにっ!!!の「逆張り」が巧妙なんですね。アウトドア=アースカラーの固定概念を悠々と超えていく、これはまさにWEGO的自由度!

「デニム」の相棒は何?その答えもアナタ次第!

最後のテーマは「デニム」です。このコーデで注目は「デニムの相棒とは?」という疑問。もうさっそく回答を書いてしまいますと、ノアさんはモノトーンのタイダイ柄、龍生くんは暖色系のアジアンテイストをセレクト。どちらも夏らしい雰囲気。実は…このコーデの秘密はそれだけではなかったのです。

例えば…龍生くんコーデ。トップスもボトムもビッグシルエット。得意のヴィンテージはリーバイスを選んで。このリーバイスの経年感とシルエットを際立たせるために、70年代テイストを思わせるトップスをチョイス。全体にリラクジングなフォルムで「上下どちらも主役」へと絶妙に着地。

とはいえ、特筆はやはりこのトップス。ご覧の通り、柔らかな質感、パイルっぽいテイスト。カラーもパターンも秀逸だけれど、ヴィンテージリーバイスと強く共鳴し合うのがこの質感ではないでしょうか。「肌触りがいいんです」と龍生くんもコメントしてくれて、狙うべき1着に太鼓判なのです。

一方のノアさんは龍生くんとは真逆の発想でデニムコーデ。ご覧の通り「タイト」なシルエットで完成。タイトにも関わらずボディラインを押し出さない風合いは「デニムならではですね!」とニッコリ。タイトミニ&ビスチェのスタイルがセクシーではなくエネルギッシュに映える。

龍生くんと同じく、タイダイ柄が70年代を思わせるノアさんコーデ。しかもモノトーンタイダイという落とし込みで、クールさへと着地させる手腕。まっすぐに美しいストレートヘア、モノトーンタイダイ、タイトなデニムと…複雑なテイストをいとも簡単に叶えてしまう!同じアイテムじゃなくとも、この発想や考え方は是非ともマネしたい。

ここまでザっとすすめてきましたが。いま一度、最初のコーデから眺め直してみると…各コーデで別人かのように雰囲気が変わるお2人です。どんなスタイルでも「自分は自分」と堂々と。これですよ、これがWEGOの神髄ってもんです♡今夏のフルコーデもでひWEGOで!

◆ホワイトコーデ
【ノアさん】
・キャミソール/1,649円
・ショートシャツ/2,199円
・スカート/4,399円
・サンダル/4,399円
・バック/1,429円
【龍生くん】
・Tシャツ/4,399円
・バギーパンツ/3,849円

◆アウトドアコーデ
【ノアさん】
・トップス/2,199円
・カーゴパンツ/4,399円
・サンダル/4,399円
・アミバック/2,749円
・サファリハット/2,199円
【龍生くん】
・ハーフパンツ/2,199円
・シャツ/6,599円
・サファリハット/3,849円

◆デニムコーデ
【ノアさん】
・ビスチェ/2,749円
・スカート/3,299円
・Tシャツ/2,199円
・サンダル/4,399円
・チェーンアクセ/1,649円
【龍生くん】
・トップス/3,299円
・ボトム/5,499円

※価格はすべて税込

店名:WEGO 心斎橋店
住所:大阪市中央区心斎橋筋2-5-5. Shinsaibashi GATE 2F~5F
TEL:06-4708-1655
URL:https://wego.jp/
twitter:@WEGO_shinsai
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