『海ちゃん＆龍生くん』 冬コーデ 抑制と裏返りの小ワザが炸裂！！！ 2023ストリートの教本がここに

2人が生まれたのはWEGO創業から約10年後

WEGO 心斎橋店

前回2022年夏季にも素敵なコーデを練り上げてくれた、海ちゃん（右）と龍生くん（左）の登場なので・・・ここはWEGOです。本日は冬コーデをご提案いただくのですが。。先に言っておきますと、今回は大掛かりな飛び道具はありません。むしろ、そんなものには頼りません。お2人とも徹底的に削ぎ落してくださいました。まるで具だくさんクリームシチューが割烹の椀物になったかのごとく渋い、渋すぎる。2人が生まれたのはWEGO創業から約10年後というくらいお若いのに、オール年齢層でも全コピできちゃいそうな普遍度で魅せてくれています。

見てください、このラフさ。90年代にサニーデイサービスを聴きながら缶ビールを飲むような気負いのなさ。それでいてどこかエレガント。なんて難しいポジションを押さえてきたことでしょうか！？アイテムのひとつひとつに、サイズ感の絶妙さに「味」の層がみっちりと重なっています。抜け感でもない、エフォートレスでもない、2023年の真新しさ！海ちゃんアウターのチラリと覗く赤ライン、覚えておいてくださいね。※コーデA

アウターを脱ぐと、さらに「味」が効きます。ケミカルウォッシュパンツと黒マフラーにサンドされるグレーのトップス。胸元ロゴは「赤」で、先ほどの海ちゃんとカラーペアリング。ワークブランドのヴィンテージアウターのゴツっと強い存在感と内側の赤ポイントという妙味を効かせ、「黒コーデ」の緩急のお手本のようなコーデ。

一方、海ちゃんは胸元に「1990」ロゴを燦然と輝かせ。見る人から「ワタシの生まれた年やんけっ」ってツッコミ待ちです。オーバーシルエットトップスから伸びるベルボトムは真っ紺の先っぽフリンジ。首元には今季トレンドのバルクラバ。ここでストップ！これ以上は不要、ほんとうに不要。潔いほどに抑制を効かせたワンコーデは「シルエットだけで魅せる」自信たっぷり上級ワザ。

次のコンビネーションは「裏返りの美学」。ナイロンアウターの柔らかなイメージ＆トーン明るめのアウターでニッコリなお2人。リンクカラーは「白」で、先ほどとは真逆。キッズ感も思わせるようなtheカジュアルに眺めているだけで「ええなぁ～！！！」とニンマリ。うみちゃんの8ホールブーツもいいし、龍生くんのニットキャップのポンポンも元気やね。ところが、これが裏返るのが、当コーデの恐ろしいところ。。。 ※コーデB

アウターを脱いだら、なんとこのネイキッド。今季トレンドのアームウォーマーで見せる＆隠すの絶妙コンビネーション。しかもしかもの「白ニット」で、ですよ！！アウター着てたときは元気いっぱいな笑顔だったのに、この急速なイメージチェンジ。サイドポケット付き箱スカート（中にショートパンツ付で安心＆温か）もカワイイ感からカッコイイ感に裏返る！

まるで、当コーデのためにあしらったんじゃないかってくらいハマりすぎてたネイルにもご注目！

ポンポンニットキャップもオレンジアウターも脱いだら、白パンツのイメージがエレガントに逆転。ヴィンテージのNAUTICAを際立たせる「白」パンツに、オレンジもポンポンも添えカラーに裏返り。この反転テクは是非とも見習いたい！年代も性別も関係なく、アウターの季節だからこそ誰でも挑みがいのある魅せ方ですね。

とはいえ、普段のお2人といえばこんなカンジ。すごくいい笑顔です。この笑顔を支えているのは、WEGOのステートメントだろうな…といつも思うワタクシです。せっかくなので、WEGOのステートメントで締めくくりましょう。

YOUR FAN

フツーなんて、人の数だけあっていい。そういう未来を、WEGOは目指します。ここに立ち寄った人、ここではたらく人、その一人ひとりのかっこよさをリスペクトしたい。そこで生まれる情熱を糧にする会社でありたい。そう、WEGOは「あなたのファン」でいたいと思う。わたしたちの仕事は、ファッションやカルチャーやライフスタイルを、いろんな方法でかき混ぜ、組み合わせ、新しい価値を見つけること。そうやって街を、世の中を、もっとにぎやかに彩ること。そのために、あなたが欠かせないのです。遊び心を忘れなければ、この世界は、おもしろいことだらけ。時代が変わるなら、その変化さえ一緒に遊んでしまおう。WE。わたしたちは。GO。進み続けます。最高に楽しいものは、いつだって道の途中にあるってことをもう知っているから。