心斎橋みやげのメッカ
万菓堂は今日もバターを香らせる
撮りたいスィーツもあり!
それは、やっぱり『万菓堂』だから。
万菓堂
大阪、しかも心斎橋でおみやげ探しのエトランゼなアナタ。お土産屋さんの大切なポイントを解説しておくよ。
その1. 名物・銘菓があること
その2.珍しい甘味があること
その3.ご家庭のキッズからシニアまで満足できる商材がならぶこと
その4. 見た目にうれしいも大きなポイント
これ全部が網羅できたら「よーできた」お土産屋さんです。そして、心斎橋筋商店街にはあります。
それが、「万菓堂」さんです。商店街の最南端、目前に戎橋がある場所に暖簾を掲げています。
外観はこんな感じ。もうこの外観にポイント要素がすべて凝縮されていますが・・・順を追って説明していくよ。
その1. 名物・銘菓があること
「万菓堂」といえば「みたらし小餅」です。これ、店頭にも店内にも「山」と積まれているけれど、“生菓子”なんです。賞味期限は2~3日。餅は、国産石臼挽きのお米で作られています。添加物も保存料もゼロ。だから、「早く、美味しく食べて欲しい」というのが製造元からのメッセージ。モッチリとしたお餅から関西風味の甘辛いしょうゆダレがトロリとあふれる逸品。愛され続けて30年以上!これ語れないと大阪でフードライターなんて名乗れないからね。
その2.珍しい甘味があること
そんな「みたらし小餅」をパイ生地に包んで、店頭で焼き上げちゃったのが「みたらし小餅パイ」なのよ。これ、甘味テロもいいとこで、毎朝の開業時にシャッターが上がるとふわーーーーっとバターの香りを通りにまき散らす危険なスィーツ。サックリ生地の中から登場するモッチリみたらし小餅。このコントラスト、相当なもんよ。表面には寒天を塗ってさらにパリッとさせるなんて…さすが和菓子屋さんの智慧!
その3.ご家庭のキッズからシニアまで満足できる商材がならぶこと
そんな「万菓堂」、実は…かの「千鳥屋宗家」が母体。創業は寛永七年って…いつのはなし!?老舗も老舗、正真正銘の老舗の由緒正しきお菓子も並べてるんだから、油断もスキもない一軒なのよ。「カステラ」や「本千鳥饅頭」なんて、まさに普遍の味わい。子どもからご年配の方まで、全員が「うまい!」ボタン即押し間違いナシ。肩ひじ張った贈答やら、マジで感謝を伝えたい大切な機会にだって、アナタをしっかりサポートするからね!
その4.見た目にうれしいも大きなポイント
で、見つけちゃったのよ、このコーナー。
見てみてよ、このまんまるいの。ダルマは分かる、もともとまるいから。それが、猫までまるくなっちゃって、どっちも「プッ!」と笑った後に「撮りたい!!!!!!」欲を煽る可愛さ♡色もキレイでしょ???この正体はなにかというと・・・
実は“黒豆茶”なのよ!香ばしい薫りと甘みが楽しめる豆のお茶。もちろんノンカフェインだから、寝る前のリラックスタイムにもおすすめ。「鈴子缶」ってネーミングなんだけれど、和のデザインを9種スタンバイ。缶が空いたら何に使おうか…それも楽しみのひとつね。
最後にご紹介するのは「鈴にゃんカステラ」です。猫→鈴→猫→鈴がグサッと串刺しになった1本。ね?だいぶ可哀そうでしょ?もう見てらんないくらいなのに、食べるなんてもっと気の毒。こんなにかわいいのに食べられるワケがないってはなしなんですが、
もちろん、食べるよね。だって「万菓堂」さんなんだから、美味しいに決まってるし。頭からムシャリよ、躊躇なく。
そしたら、想像通りというか、想像以上にやっぱり美味しいワケよ。その秘密はこの猫の頭の中のミソ…じゃなくって白あんね。しっとりと自然な甘みで、それでいて上品な風合いで。ホラね、やっぱり「万菓堂」さんの店頭に並ぶんだから、そこはちょっとワンランク、ツーランク違うってはなしなワケよ。
結論→心斎橋でお土産ご利用なら「万菓堂」さん一択ね
ざーーーーっと駆け足で見ていただきましたが、やっぱり万菓堂さんは強いワケよ。近年、あたらしい展開にもたくさん挑んでいらっしゃるけれど、その土台ベースにはやっぱり歴史あるお菓子づくりの矜持が垣間見れるんです。こんなお店がある心斎橋が嬉しいって思うワタクシです。冬休みの旅行で立ち寄ってみてください。きっと素敵な甘味と出逢えますから!
◆みたらし小餅 12個入/670円
◆みたらし小餅パイ 1個/280円
◆みたらし小餅パイ 4個/1,120円
◆鈴子缶(黒豆茶)/500円
◆鈴にゃんカステラ/300円
※価格はすべて税込みです。
住所:大阪市中央区心斎橋筋2-3-19
TEL:06-6213-6630