2023.09.27

テストするモノ批評誌で
堂々のランクイン!!
いま改めて銀装の『カステ』をチェック★

それは『MONOQLO9月号』でのこと。

カステラ銀装

雑誌を出版するにあたり「企業広告を一切入れない」となると、実質は読者の購買数のみが「売り上げとなる」。そんな無茶をやり遂げつづけて、雑誌内の情報に絶大な信頼を得る『テストするモノ批評誌 MONOQLO』。ワタクシはこの雑誌で、洗濯洗剤も日焼け止めもロボット掃除機などの家電製品もフライパンも選んでいます。ええ、そうです。この雑誌に絶大な信頼を置く読者のひとりです。なんせ、企業広告を入れないワケですから、忖度なしの贔屓なしの、ガチ検証で選り抜かれる〈おすすめアイテム〉の数々。9月号もすみからすみまで熟読しています。

中でも「いろんな美味しいベストバイを検証!フードハック」コーナーは、各界のプロフェッショナルがガチ検証。嘘、偽り、忖度…一切ナシ!ホンマに旨い商品を日本全国からランキング。ワタクシはこのコーナーを初めに読むほどです。9月号は…「カステラ 全18種類 食べ比べ」。全体のバランスや砂糖の味わいに卵の味わいや香りのよさ、リピート度…あらゆる側面から徹底検証!
※画像内書籍は筆者私物です。

そこでランクインしていたのが…なんとカステラ銀装!!!!!あの『MONOQLO』にランクインするわけですから、これ相当に相当な、かなり相当なこと。「カステラ銀装って歴史がある老舗企業だからランクインしたんじゃない?」なんて思ったそこのアナタ、大間違いです。この雑誌はかなりドライです。企業背景やバックボーン的なものは一切考慮しません。「うまいか、うまくないか」ほんとそんだけ。ライターやプランナー的「所感」などバッサリ斬り落とし、あくまでも消費者サイドに立ち続ける、ドラスティックな雑誌なんです。そこにランクインする「カステラ銀装」が如何にスゴすぎるのか?というのが今回のテーマです。
※画像内書籍は筆者私物です。

場所はもちろん、心斎橋筋商店街の「カステラ銀装 心斎橋本店」。そもそも銀装とは、1952年8月21日に創業。同年に、こちら心斎橋店でカステラ販売を開始して以来…工場の開設から百貨店への出店、クッキーやプリンなどの開発にデザートレストランの開業と、目まぐるしい快進撃。2023年10月1日に73期をむかえる、老舗企業なのです。

ただいまの時刻は10時30分。カステラ銀装 心斎橋本店の店頭では、恒例のアレが始まっていました!そう、正真正銘、泣く子も黙る『直営店限定』の『窯出しカステラ』です!ご存じの方もそうでない方も。ここ心斎橋本店の奥で熟練職人の手によって「ふんわり、しっとり、キメ細やかに」作られる逸品。毎朝焼き上げられ、こうやって切り分けられて・・・

限定数で販売。そう、現定数…。なかなかありつけない逸品なのです。焙成歴40年以上の職人さんたちが、その日の気温や湿度も鑑みて焼き上げる奇跡!大事なことなので、窯出しカステラは数量限定です。

本日の本題はコチラ。じゃん!赤箱&青箱コーナー。

そう!あの『MONOQLO』にランクインしたのは、同店が誇る、
・CASTE 11(通称:赤箱)
・CASTE 21(通称:青箱)
なのです。カステラ銀装のアイコンであり、代名詞であり、名物であり、看板であり…。
スタッフさんが丁寧に包んでくださいます!

「ご贈答用でございますか?」と聞かれて、「いいえ、自分用です!」と元気に答えた瞬間…スタッフさんのこの笑顔。この表情には「それはそれは。どうぞ、ぞんぶんに味わってくださいね。めちゃめちゃ美味しいからね。ほんまやでー。まるまる1箱自分だけで食べたくなるで!」といったお気持ちのすべてが込められているかのようです♡

そうして受け取った「CASTE 11」と「CASTE 21」は…思いのほかズッシリ!それでは、さっそく事務所に戻って、賞味!賞味!賞味!

さて、こちらがCASTE 11(右)とCASTE 21(左)。なんと神々しい!ワタクシ、どちらも味わったことあるんですが、いちどに両方を味わうのは初めてのこと。赤箱と青箱の食べ比べなんて、盆と正月がいっぺんに来たかのような贅沢♡

まずは、 CASTE 21から。生地と生地の間に気泡がほとんど見あたらないむっちりとした生地。噛むと歯を押し返す弾力。砂糖の甘みがキュッと際立ち、これぞカステラ!な風合い。どっしりとしながらきめ細やか。どこか懐かしく、それでいて「お呼ばれ感」も漂う高級感。ひとくち、そして、つぎのひとくちへと味わいを促進する、止まりません!なんてキュートな味わいなんだ!!

ちょっとだけ強めに入れた紅茶が抜群に合う! CASTE 21のインパクトをイッタンモメンのようにスルリと受け流し、ずいぶんと後ろでヌリカベのようにガッシリとも支える強めの紅茶。 CASTE 21の持ち味がプワァーーーッと広がります!

いっぽうのCASTE 11といえば。さらに密度の高い生地感に驚愕。であるにもかかわらず噛むとシットリ~~と生地がほぐれていくようななめらかさ。ふわり香り立つは濃厚ハニー♡砂糖の鋭度はかなり低く、卵の風味がキュッと際立つ。極めて穏やか。抑制の効いた甘み。装飾を極力排したナチュラルボーン美人!それでいて、素朴でも牧歌的でもなく、上の品と書いて「上品」とはまさにこのこと。なんてエレガントな味わいなんだ!!

これは丁寧に淹れた煎茶が抜群に合う。華奢なCASTE 11と煎茶の繊細が相乗して演算して、双方でグルグルと周りながらふんわりと美味を調和させていくのです。あーーーー心が洗われる♡

それもそのはずでしてね。なんせ使用素材にかなりのこだわりあり。産直の指定卵や純度99.9%の精製白ザラメ糖。「銀装粉」と銘打たれた小麦の中心部だけを使ったオーダーメイド小麦に、これまた「銀装飴」と銘打たれた餅米麦芽糖化の水飴。さらには百花蜜(蜂蜜)に純国産バター。これら厳選素材を熟練職人の匠技でカステラに仕上げるのだから…あの『MONOQLO』だってランキングインせざえるおえないほどの美味なのです★

ここからはワタクシ言語で書いちゃうよ。長崎?東京?それがどうした?カステラと言えば大阪は心斎橋の銀装だろ?大阪は商いの街でっせ。「カステラ」が大変高価で、庶民にとっては憧れの甘味だったあの頃。銀装の創業者様は「どうしたら、多くの方々に味わってもらえるか?」を考え尽くしたまさに商いの人。そのためには売価を下げなければならないし、賞味期限だって少しでも長く、それでいて味も高めなければならない。こんなありえない無理難題を〈やり遂げて〉〈持続している〉〈進化させている〉それが銀装なの!

スタッフさんの〈ニッコリ〉には、そんなアレやコレやのすべてが詰まってる。いいですか皆様、 CASTE 21もCASTE 11もWEB通販しています。けれども、本店で購入してこその…このスペシャル感!!!手みやげも贈答もイケますが、自分用の購入は絶対絶対絶対お忘れなく!

◆CASTE 11(通称:赤箱)
 ・1本(5枚スライス×2パック)/1,404円
 ・ハーフ(5枚スライス×1パック)/702円

◆CASTE 21(通称:青箱)
 ・1本(5枚スライス×2パック)/1,188円
 ・ハーフ(5枚スライス×1パック)/594円

店名:カステラ銀装 心斎橋本店
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-4-24
電話番号:06-6245-0021
URL:http://www.ginso.co.jp

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