関西の「ズルいわ～」は誉め言葉
やっぱりナチュクチュほんまにズルい！
おすすめコーデのご紹介です★

思い出のナイス クラップ

natural couture 心斎橋

1995年のお正月。ワタクシはお財布に全お年玉を詰めてNICE CLAUP（ナイス クラップ）の前におりました。ずっと憧れてやまなかったNICE CLAUPでとうとうお買い物ができる！店内を物色して選びに選んだ1着は、モード系の黒いフェルトジャケットで当時にして1万8000円。流行りのロングタイトにもベルボトムにも着まわせて、周囲からも「ズルいわ～」と羨ませました。時が流れて20代の半ばにも、30を超えた時も、現在もワードローブのメインメンバーとなっており、たまに着ると今でも「どこの？ええね！」と褒められます。そんな思い入れのあるNICE CLAUPの「natural couture」にも当然、ひとかたならぬ想いがヒシヒシと・・・。

ワタクシは以前に「natural couture」のことを、
1度でもココの服を「実際に着れば」必ずわかる、その円熟技。一見スタンダード＆シンプルに映る1着の細部の細部にまで練り込まれたディティールの円熟技。着る方がどんな風に「自分を見せたいか？」を極限まで追求した作りに感動
と書きましたが、これはほんとうに実体験に基づいています。先述の通り、自分がいくつになっても、どんな風にテイストが変わっても、髪型が変わっても、メイクが変わっても、守備範囲広く期待以上の力で自分を引き出してくれる、そんな相棒です。

だから少々凹んだ時とか、自分にマンネリになっている時、新しく何かを始めようとしている時なんかに立ち寄ることも多々。それこそティーンのお嬢さんからワタクシみたいないわゆる大人女性まで。皆様がそれぞれにワンフロアを眺めて周っている様子はある意味壮観！自分をもっと引き出してくれる「ズルいアイテム」を探すひと時はある種のエネルギーチャージですね★

今回は、そんなnatural couture 心斎橋からおススメコーデをご紹介。それではスタートです！

コーデA／ガールとレディの中間地点。この絶妙さ「ズルいわー」

まずはこちらから。思わずニンマリとされた方もおられることでしょう。いま、欲しいのはこのガール⇔レディの絶妙着地点ではないでしょうか。きちんと襟から伸びるV字ラインのジャンバースカートはツィード生地。スカート部分は途中からフレアとなり、フリンジの付いた裾が動くたびに綺麗なドレープが＜ひらひら＆ふわり＞。スタッフの阪口さんはトレンドのボリュームソールブーツで足元を遊ばせる小技も披露。

実はこのジャンバースカート。ウエストの切り替え位置を高めに設けて、その上サイドベルトで胴回りのシルエットが自由自在。ストンと落として良し、ウェストコンシャスに弾ませるも良し。これ1枚で多様なシーンと多様なスタイルに「ドハマり」するという、重宝アイテムでもあります。ツィード生地の上品さも素敵よね。

さらには、袖にパールの隠し味付き。このリブニットもサイズ感といいカラーといい、なんかもう「ズルい」の総本山みたいな1枚でして。きちんと襟の上品さと袖のパールって、いいとこどりすぎやしませんか？？？ちなみに一目見た瞬間からワタクシの欲しいものリストに早々に入れております！

コーデB／カジュアルと上質の中間地点。この絶妙さ「ズルいわー」

つぎに、こちら。こんなコ、学食にいたらワタクシだったら近寄らない！可愛さが「ズルすぎ」る！ワイドサイズシルエットのスウェットは「コロン」と丸みを帯びたライン。真っ直ぐ伸びるタイトロングとの「縦線」はお見事です！トップスから足先へと、どんどんとカラーが重くなる配色テクも巧妙で、阪口さんの小技に舌を巻くほど。

スカートは上品なツィード生地。しかも、よく見て！折り目の中にブルーが混ざってる。つまりトップスのロゴデザインと関連付いてるってワケよ。「なんて、おそろしいコなの（白目）」。

スウェットトップスはポケット付きで、ラフさ演出もアリな上に・・・

ホワイト面積の大きさを活かして…こんな小物（タブレットケース）使いでカラーポイント添えも面白い。

そんな阪口さんに聞いて欲しい「ワタクシとnatural couture」

敏腕コーデテクを披露してくれた阪口さん。ほとんど本能で組合せを構築しているようで、どちらかというと＜天才肌＞とお見受けしました！天才肌・・・ズルいですね。。

そんな阪口さんに、当記事冒頭のワタクシとNICE CLAUPの思い出を聴いてもらいつつ、きっと阪口さんもNICE CLAUPの「natural couture」で、10年や15年も相棒となるベーシックな1着を見つけているのかも？？？なんて思いつつ。。。

これを読んでいるみなさんも、ずっと着てる「natural couture」ってないですか？？？またエピソードなどお聞かせください！