好きなことがいつか仕事になったら…

サロンに行くとネイリストさんの職人ぶりに憧れる人も多いはず。自分でデザインを考えて、爪に施す姿は、デザイナーであり技術者であり、ゲストの女性心を癒すドクターでもあり。ネイリストさんって、まさにオールラウンドプレーヤー。かっこいい、私もなってみたい。そんな思いを秘めながら、さて４月。なにか始めてみたい、好きなことがいつか仕事になったら…と思っているアナタ。この記事必見です！

今回お邪魔しましたのがディアグループのトータルビューティーカレッジ。メイクやジェルネイルが学べるスクールなのです。

自分のオシャレのために、プロになって開業したい、そんな幅広い動機に門戸が広く、基礎・初級・中級・上級とランクを設定。

JNAやJNECやJMAの検定レベルに対応したカリキュラムも充実。こちらで取得可能な「JNA ジェルネイル検定初級」は、就職や転職への強い味方に。ワークバランスに配慮した時間帯での開講も嬉しいですね。

本日は初級の体験コース。
通常5000円のレッスンを1080円で体験できちゃうお得なプラン。にも関わらず、御対応いただいたのが…校長の北田先生！！！スラリと長身、ノーブルな笑みの、エレガントビューティー。あああ、緊張します。

先生お手元にご注目ください。春らしいパステルがかわいすぎる。こんなテクニック、自分でできるようになるんでしょうか？「なれます！私だって最初は好きって気持ちだけで、この世界に飛び込んだんですよ」と微笑む北田先生。ワタクシ、緊張が解けてきました。

とはいうものの。普段爪にはまったく無頓着なワタクシ。まずは基本の基本、やすりで形を整える作業から。手の向きや力の入れ方、スナップの利かせ方など、「どの状態が理想的でそれは何故なのか？」を丹念に教えていただけます。

左が施術後、右が前。確かに印象が変わります。爪切りでバッチンは、もう二度としません。

次に甘爪の除去です。これはジェルネイルを剥がれずらくするために大切な工程。でも、用いるメタルプッシャの力加減がちょっと難しい！実際に先生に施してもらい、同じ加減でチャレンジです。マンツーマンだと、こういう微妙な所もフォローしてもらえます。嬉しいですね♪

さらに難しいのがこの工程。スポンジタイプのやすりで、爪の表面に傷をつける方法。傷をつける!? びっくりしてしまいますよね。これはこの後に塗るベースを剥がれにくくするために凸凹を付けるという意味。じゃあ、どのくらい凸凹つけたらいいの？そんな質問にも分かりやすく応えてもらえます。

さらにはネールワイプで余分な油分を落とします。そしていよいよベースコートの塗りこみ。ここは筆で圧力をかけて、凸凹になった表面に浸透させる気持ちで。その筆使いや圧力も先生のお手本でマスター。実際に自分でするときの感覚を手先に覚えこませるのです。

当体験レッスンでもサロン並みのお道具や用意されます。ジェルのカラーも50種はありそう。ラメは初心者向けに扱いやすいものを選んでいただきました。全て自社製品とのこと。

先生に1本だけ仕上げてもらいます。爪元に向けてのぼかし方やラメの付け方。動画や文字だけの情報では理解できない「感覚」の世界。確かにこれは“実際に自分でする”という前提で教えてもらわないと分からないこと。自分が何が苦手なのかを、気づかせてもらえないとその後の練習も功を成さない。

いよいよ自分でチャレンジです。指先の感覚が先ほどの先生と同じになるよう、1本1本進めていきます。先生は各種試験はもちろん、講師の試験もパスされた、文字通り「先生」なのです。ネイリストでもあり、教えるということのプロ。だから、こちらの得て不得てを瞬時に読み取り、私にとって理解しやすい指導をいただけるのです。ほら、最後の1本はみるみる上手くなってきましたよ！

まさか、自分でできるようになるなんて！ジェルネイルを施した爪がキラキラです。つけてない爪のなんとも貧相なこと…。こんなに違いがでるなんて思いもしませんでした。本来、当プランは片手5本を先生が、もう一方5本を自分で仕上げる内容。体験プランの価格で、片手をプロにお任せできちゃうなんて、ずいぶんとお得です♪

北田先生がこの世界に入ったのは、本当にネイルが「好き」だったから。当時はまだまだ爪を飾るということに、派手などのマイナスイメージもあった頃。いまでは大人女性の「たしなみ」に定着しているくらいだから、先生たちのお力ですね。いまでは10代～シニアまで、幅広い層の方々が試験を受けにくるというから、ここ10年くらいでネイルのプラスイメージは劇的に変化しています。

「髪は自分で塗れないし切れないけれど、爪はできるんです」と話す北田先生。自分でできるからこその自由度や創意やチャレンジをぞんぶんに味わえるし楽しめる。セルフジェルネイル、しばらくはまりそうです！