100年愛されるアイテムとなるべく…

私見ですが、ワタクシは「競合は見てはいけない」、と考えています。意中の彼を射止めるには周囲の女性と競うのではなく、彼を夢中にさせているスマホゲームやインテリアやその他諸々と戦わなければなりません。そうして彼の「定番」となれれば、次は「飽きられる」こととの戦いが待っています。斬新さを感じさせない進化が続けば、すぐに「日常品」と成り下がり、焦りは小手先のリニューアルしか生まないのです。そう、生き直すくらいの覚悟で毎度のデートに望むべきなのです。

そんなブランディングを阻むのが「冬」。着まわしアウターは次第に変化を乏しくさせ、彼の心中に「いつもの彼女」から「いっしょにいて安心」から「またオマエ？」へとブランディング急降下。とはいえ、どこかのお姫さんでもないかぎり、何着も購入できないのがアウター。美容院数回を放棄してでも何着もそろえなくはならないのでしょうか？悩ましいアナタに是非とも知って欲しいのがセンス オブ プレイス 心斎橋店。

URBAN RESEARCHが放つファストブランド。縫製も生地も、本家本元と遜色なく、ましてやデザインはご本家育ちのグッドセンス。よくよく考えてみたら、価格だけがファストだった…というセンス オブ プレイスが、冬のアウターのお悩みを解決してくれます。いや、それは「悩み」ではありません、立ち向かうべき「現実」です。危機感持って挑むため、さっそくお忙しい店長様をつかまえて、お薦めのアウターを伺いました！

まずは定番となったコーディガン。定番だからこそ、他の女子と差のつけどころなのです。見てください、この白とグレーのバイカラー割合。ここに、こんなところに、センスの差が出るんです。ふんわりしすぎないクールなラインも同ショップならでは。甘すぎは禁！な女子にはもってこいですね。

で、ありながら。このポケットサイズがポイント。大きめポケットは可愛らしさの象徴。クールとカワイイが絶妙に混在する、なんとも綿密なデザインなのです。

長めの丈も頼りがいがあります。ヒップラインをすっぽりと隠して、ビッグサイズのフードが身体を華奢に見せてくれます。う～ん、こにくいですなぁ。

生地はちょっと厚め。すなわち、下に着込めばかなり寒い日でも心配無用。定番コーディガンもセンス オブ プレイスの手にかかればこのとおり。お見事です。

さて、次はMA-1。今冬は大本命のアイテムといえます。それにしても…戦いに行く気ゼロすぎるくらい友好的な配色。あの攻撃性は鳴りを潜めて、抑制の効いた機能美だけをフォルムに。あのMA-1もまさかこんな変貌を遂げるとは想像にもしなかったはず。

配色だけではありません。素材はなんとメルトン。さわり心地の優しいフェルトのような質感でMA-1を再現とは、なんとも大胆。かなりオシャレ度があがる一着です。

明度の高いベージュには、白のチュールスカートでもグレーのスェットパンツでもいけますね。絶妙に利かせたダウンショルダーが可愛さも引き立ててくれます。

しかしながら、これだけ一枚は寒いかも？？な疑問にお答えしますと・・・。メルトンはもともと保温に優れた素材。そのうえ、見てください。裏生地もしっかりとしています。着てみれば分かります！かなり「身体をやわらかく温かく守られている感」で満たされること間違いなし。

次は、昨年から注目のチェスター。羽織って驚く、かなーーーりの軽さです。しかも、この一点は非常に思い切った「そぎ落とし」をかけており、潔いほどに潔い。ワンランク上のチェスターコーデをご希望の方は大注目です。まず、ポケットフラップがありません。非常にシンプルです。

さらには、少々長めの造りが「縦」ラインを強く強調してくれます。ストンと落ちるボックスシルエットが程よく辛口に。いや～スマートすぎるほどスマート。かっこよすぎやろっ！とツッコミたくなるほどの潔さ。

それだけで終わらないのがこの一着の恐ろしさ。なんとフロントはボタンが内側。カントリーマアムのような装飾も敢えて「見せない・付けない」のそぎ落としで、洗練かつ禁欲的かつ「おのれ一枚で勝負」のミニマムさが光るのです。

さて、そんなアウターたちに合わせたいのがフェザーセーター。こちらも今冬は外せないアイテム。羽のようにふわふわなあしらいは、女子力をどこまでも上げてくれますね。だから、友人とかぶるかも…とご不安な方も安心してください。

こーーんな細やかなディテールで絶大な差が生まれます。袖の切り替えを長くデザイン、肩から手首へのラインをよりエレガントに魅せてくれます。ちょっとおねーさんの気分になります。

カラーはホワイトとグレー。どちらもマストバイ。どんなコーデも頼もしくまとめ上げてくれそうです。

では、ソロバンを弾いてみましょう。パチパチパチパチパチパチ・・・・・・、なんと、すべて購入しても3万円とちょっと。どこかのお姫さんでもないワタクシでも十分に手が届く射程範囲。彼に会うたびに別人のようなワタクシでいられるわけですね、ニンマリ。今年は乏しいアウターで飽きられるなんて下手は踏みませんよ。