27cafe by MARION CREPESで人気のいちごチョコクリーム

クレープ食べたい！

年末に自宅クレープパーティーがいまひとつ盛り上がらなかった…ワタクシことワタクシです。盛り上がらなかった要因は明らか！それは生地！薄く焼き上げればモッチリ感は出ず、厚めに焼けばトッピングと不調和。クレープは素人が手を出すモンじゃない、つくづくそう思う。でも最後のあがきに、プロの技を目前で見てみたい、そう思ってやってきたのが・・・・

27cafe byMARIONCREPESです。場所は心斎橋161の奥。こうばしい香りと甘い香りを漂わせる一画が27cafe byMARIONCREPES。1976年、日本で初めてクレープの提供を始めたクレープ屋さんにルーツを持ちます。 27cafeとしては国内で2店舗のみ。その1店がココという、貴重なショップ。

全67種のクレープに数々のトッピング。全種類を制覇するには一生かかりそうなほどの幅広いラインナップ。その中でも…「特に冬はアイスなしのメニューが人気です。やっぱり寒いですからね」と話すスタッフさん。その中でも人気なのが「いちごチョコクリーム」440円で、「是非とも召し上がってみてください♪」の笑顔につられて…オーダー！

サッと動き出すスタッフ様のお手元。たっぷりの生地を焼き場に延ばすと、目が追い付かないほどのスピードです。「基礎をしっかり習得したら、実践を重ねて技術を磨いていくんです」と話す通り、毎日焼き続けて少しずつつかんだ技のコツの集大成がこのテクニック。いい香りがしてきました★

実はけっこー生地の量を使っています。屋台なんかでチマッと焼き上げるような量じゃなくて。それをこんなに薄くてまんまるに。生地の厚みも均等に。ここまででものの数秒。見てるだけでも楽しい！

特筆は…記事をひっくり返すこの瞬間。宙を回転する生地の軽やかさと重さ…という相反する質量や重力が伝わってくる瞬間！！もっと簡潔に書きます。つまりは生地の薄さとモッチリ感の「どっちも」伝わってくるんです★待ちきれない～

最後の仕上げに突入です。実は生地を焼き上げている「ものの数秒」の間に、お隣では①バナナを取り出す②皮をむく③カットする の工程が進んでいました。飲食の厨房に入った経験のある方なら分かるはず、これがどれだけ「手間」かということを。

ましてやここは人気店。1日に150本以上は売り上げる…なんて噂もあるほど。オーダーラッシュ時のキッチンは戦場なのです。にもかかわらず、バナナひとつにも「切りたて＝高鮮度」を提供したい…という心意気。まさに尽力…なのです。

綿密な下準備と即興の瞬発力、そして高度な技。これら相まって・・・・

果たして「いちごチョコクリーム」は完成♡♡♡

これは…1個のクレープというより、1品の料理のような1本。イチゴ、バナナ、ホイップクリームにチョコのバランスがお見事すぎる調和。同店の香り高く酸味強めのコーヒーと共に堪能★

やはり…なんといっても味全体の土台を支える「生地」がお見事すぎる。折り重なる薄皮はモッチリと心地よい弾力で、咀嚼するごとにイチゴやバナナのフレッシュな味わいを広げて。軽めのホイップクリームも、ほろ苦いチョコにもウットリと恍惚です。

そんな美味しさの最大の隠し味となっているのがスタッフさんたち。オーダーが入れば阿吽の呼吸でそれぞれのパートを全う。「多忙な時こそチームワークが要なんです」と話してくれる様子に、日頃、スタンドプレーの多いワタクシも大いに省みる事しかり。

スィーツ系だけでなく、「ツナマヨ」や「ハムピザチーズ」などスナック系クレープも充実。頑張った日はケーキスペシャルなど豪華メニューもおすすめ。是非とも27cafe byMARIONCREPESで至福の時間を味わって♪