2025.02.07

賞味期限30秒!?
老舗カステラ店のアレンジスイーツ
VD向けチョコカステラの紹介もあり!

カステラ銀装

勝負は最初の30秒!

1952年創業、その歴史を70年刻むカステラ専門店「銀装」。その2Fに位置するのが銀装さんの喫茶スペース「カフェ・ラ・サール」です。近年、この喫茶スペースからパフェやフレンチカステラなどのアレンジカステラメニューが話題。そのポイントとは、
➀カステラを知り尽くした老舗企業の開発である
②これまで知ることのなかったカステラの魅力を体験
③だから、誰かに絶対話したくなる
④「今日はとても美味しいことを知った&体験した」気分が翌朝まで続く

といったところでしょうか。そして、この冬季にも登場したのが・・・・

「賞味期限、30秒!!!!」との異名を持つ、
カステラホットプリン
なのです。でも、その前に。バレンタインの情報からお伝えしていくよ♪

まずは紐解く、カステラ銀装の凄み/チョコレートかすてら

カステラ銀装のスゴさを知っていただくには、こんな記事もよいかもしれません。
ワタクシはそこで、
ここからはワタクシ言語で書いちゃうよ。長崎?東京?それがどうした?カステラと言えば大阪は心斎橋の銀装だろ?大阪は商いの街でっせ。「カステラ」が大変高価で、庶民にとっては憧れの甘味だったあの頃。銀装の創業者様は「どうしたら、多くの方々に味わってもらえるか?」を考え尽くしたまさに商いの人。そのためには売価を下げなければならないし、賞味期限だって少しでも長く、それでいて味も高めなければならない。こんなありえない無理難題を〈やり遂げて〉〈持続している〉〈進化させている〉それが銀装なの!
と書きました。まー、東京や長崎の友人や親戚からはえらい叱られましたけれど、だから何?今後は、ことあるごとに銀装のカステラを贈り付けてやろうと画策中。
そこで「チョコレートかすてら」の件。これもいろいろと〈問題作〉なのよ♡

これを味わう際は、ぜひとも手と指を使って、割ってみて欲しい。プチプチプチィ~っと、生地が割かれる感触に期待が高まるはず。

そして、断面をしっかりと凝視してみて。びーーーーーーっしりと細やかな気泡が並び、綿密な生地を目視できるはず。

そして、ゆっくりと香りを肺いっぱいに吸い込んでみて。すんごいアロマよ、これ。カカオとバターが入り混じり、混然一体となるリッチな香りがたまらない!

こんなリッチな香りでさぞかし濃厚な…と思ったらびっくり!
口に含むと、超がつくほどの軽やかさ。味はしっかりと「濃い!」なのにテクスチャーも風味も「軽やか!」。そして、後口に残るウェット感はやっぱり濃厚。4段、いや、5段構えで味わいポイントが「来る」から、覚悟なさって。今年は水玉模様のかわいいパッケージになって登場しています。もちろんバレンタイン限定なので、気になる方は駆け足でどうぞ!
※当商品は1Fの物販商品です。撮影のため特別に2F喫茶スペースで開封しています。

さて本題。賞味期限30秒の奇跡/カステラホットプリン

ここでご登場いただくのが、株式会社銀装の常務取締役である赤木さん。TVなどでご覧になられた方も多いはず。ご本人が洋菓子の修学と研鑽を積んだ傑物で、自ら手を動かしメニュー開発を行う赤木さん。本日はご案内いただきながら「カステラホットプリン」を賞味していきます。

味わいポイント①/偶然が〈味方〉した奇跡!

「カステラ入りのプリンを作ろう」という開発がスタートし、さまざまな食材を駆使した試作が繰り広げられる中、ある日試食の時間が無くて「温かいまま試食せざるをえない」ことがあった、と話す赤木さん。意外にも、プリンの甘味やコクに「驚きの発見」を直感し、ホットでの提供を追求してきた、それがこのメニューの「奇跡」。

味わいポイント②/土台はカステラ

このメニューにはご覧の通りカステラがビッシリと土台になっています。このカステラは、かのCASTE 11(赤箱)を贅沢に使用。エレガントな甘みと素材力が魅力となるカステラのすき間に、ドライレーズンがポロポロと散りばめられて。プリン液をたっぷり注いでオーブンへ!

味わいポイント③/賞味期限30秒!

器まで熱々が卓上に運ばれたら、勝負は30秒!カンカンに熱いプリンとキンキンに冷たいバニラアイスの冷熱コントラストが最高潮に達するのはこの瞬間だけ!

味わいポイント④/プリン&カステラの絶妙コンビネーション

さらには、熱で次第に凝固の変容を遂げていくプリン液とカステラの並走。
最初は、カステラと、トローーーーリとしたプリン液
つぎに、プリン液を含み始めるカステラのジュワッと感
つぎに、カステラをコートしたプリン液が固まり始めるテクスチャー推移
つぎに、カステラとプリンが一体化していく実感
つぎに、温度が下がるにしたがって、甘みが尖ってくる味覚推移
あの、このメニュー…、
まるで生きているみたい、というか、生きてる!
手元でどんどんとテクスチャーも味覚も変容していく様に我を忘れること間違いなし!

味わいポイント⑤/正気を保ちたければ、イチゴ&アーモンド

あまりに夢中になりすぎて正気を失いかけたら、スライスイチゴのすっきり酸味やアーモンドドラングのサクサク食感を合間に挟んで!だって、まだまだ長旅は始まったばかり!

味わいポイント⑥/バニラアイスとカラメルソース

筆者にとっては、これがトドメでした。バニラアイスとカラメルソースのコンビネーションです。ヒヤッと冷たいバニラ、薫香を放つカラメル。これらがプリン上にジュワーーーーっと混ぜ合いながら溶けていく・・・。これがホットなデザートの真価!
味わい進めると底から現れるドライレーズンも可憐なアクセントに、『カステラホットプリン』に完全に支配されるのでした。

どこで味わえるの?

さて、この『カステラホットプリン』。味わえるのは昭和55年から…心斎橋の紳士淑女がお買い物の休憩に立ち寄った「カフェ・ラ・サール」。アーチ窓から見下ろす商店街の街並みに、目前には大丸心斎橋店。ドレープ豊かなカーテンやレンガ造りの壁面に、フランス画壇の巨匠・カシニョールが飾られる古き良き心斎橋の社交場。これからもこの場所から「カステラの未来を創る」新たなメニューが生まれていきます。みなさま、歴史の生き証人となるべく、ぜひとも足をお運びください!

◆チョコレートかすてら
5枚スライス入り/1,026円(税込)
1F物販コーナーで購入できます。

◆カステラホットプリン
・単品/1,430円(税込)
・ドリンクセット/1,980円(税込)
2F「カフェ・ラ・サール」で14時から提供しています。

※上記金額は税込価格です。
※ご紹介内容はすべて期間限定商品です。
※紹介商品は一例です。在庫は流動しますのでご了承ください。

カステラ銀装 心斎橋本店 ※カフェ・ラ・サール
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-4-24
電話番号:06-6245-0021
URL:http://www.ginso.co.jp

CATEGORYFOOD TAG

Loading..