2023.01.23

美味しい以上の感動「ご褒美スィーツ」 その真価は開発秘話にあり! 素材と技術と人が織りなす奇跡の20cm!!

スィーツ大国「韓国」

Cafe de paris

あれは、いつのことからか。韓国から飛んでくるスィーツ情報が「光より速く」ワタクシたちの周りを飛び回るようになり。。様々なスィーツが味覚も視覚も嗅覚も楽しませて。トレンドはくるくると回り続けて、スィーツそれ自体が消費対象化されがちな昨今。そんな中だからこそ、つくり手の理念がギュギュギュギューーーーーっと宿った逸品が問答無用でワタクシたちを魅了します。今回ご紹介する韓国スィーツは、その代表格ともいえるかも。「美味しい」だけじゃない、その感動を<支えている人たち>をしっかりとご紹介するのが私どもの使命。消費者目線だけではないからこそ、今回もここまで踏み込み、その真価を皆様と共有したい!

ここは大丸心斎橋店のB2F、心斎橋フードホール。その一角に「Cafe de paris」はあります。フロア内でもひときわ目を惹くブルーアトールカラー。創業は2009年の韓国・蔚山(ウルサン)。トレンド回転の速い韓国スィーツ界において10余年間支持され続ける存在感。日本には2019年に上陸。現在(2022年12月現在)、名古屋と、ここ心斎橋の2店舗を展開。

ひとことでいえば「オリジナルのヨーグルトホイップと新鮮な旬のフルーツを使ったパフェ『ボンボン』のお店」ということになりますが、これがこれが、なかなか、そんな一筋縄では紹介しきれない。この『ボンボン』、公式サイト上では約27種のラインナップを展開。今回は、その中でも同社のアイコンたる「ストロベリー ボンボン」を解体&ご紹介。そこから同社の魅力も探って行こうという趣向です。皆様、準備はOKですか???

まずは、そのサイズ感に驚愕してほしい!その高さ20cm!ここまでは、SNSなんかでも皆様ご存じのことかと。でもね、リアルはやっぱり違う。持ち上げた時の「ズッシリ」感、これが驚異的なんだわ。ワタクシの感想でもいい??うちのネコ(タッチー)が生まれて、1.5ケ月くらいの時に抱き上げたら「あれ、めっちゃ重くなってない?」と驚いた時と同じくらい、、、「重い」。

それもそのはず。皆様もお気づきの通り、器中にビーーーーーーッシリと詰め込まれる苺やクリームに、ストロベリースムージー。中央を終点に宝石のように飾り配されるゴロンゴロンの苺。360°どこから撮っても絵になってしまう、もはや芸術の逸品。

そう、このフォルムはまさにクラウン(王冠)。威力や威厳をガンっと示して、てっぺんにはエッフェル塔がチョコンと。威風堂々とした佇まいを裏付ける、Cafe de parisの究極こだわり世界を紐解いていきます。

まずは「苺」。

まずは主役たる「苺」の件から。口に含んだ瞬間、瑞々しさと甘味&酸味バランスのインパクト、贅沢な果肉の食感に、漫画のように目が点になります。実は、同社では苺の品種指定をしていないんです。信頼を置くフルーツ専門業者の協力の元、その日市場でもっともクオリティの高い苺を死守しているのだとか。納得の味わいです。選定、流通を経て、店内では「製菓衛生士(国家資格)」も目を光らせ、常に最上クオリティを保っている。品種ではなく、品質へのこだわり。つまり品種(記号)よりも品質(自分たちの納得)を優先しているんですね。

つぎに「技巧」。

同社と言えば…断面の美学。この一面を見ただけで「フルーツへの自信」や「美味しく食べて欲しい」メッセージなど、あらゆる情報が瞬時に得られるほど。この技術を支えているのは、もちろんスタッフ様。全スタッフが研修を経て身につけてゆく技術なのです。ここ大丸心斎橋店では「製菓衛生士(国家資格)」さんが<常駐>。随時、他のスタッフさんへと技巧を伝授しているのだとか。さらには…本部からの抜き打ちチェックもあり、品質はもちろんヴィジュアルにも並々でない専心。ここまでして「ご褒美スィーツ」は堂々と支持を集め続けているのです。

日本に上陸させた…手腕。200回以上の試作。

それにしても。皆様、不思議に思いませんか?こんな大きくて重いものが一人で食べきれるのだろうか??結論を先に書きますと「はい、余裕です。しかも夢中の内に無くなります」です。その理由、それ自体が、当記事の大きなテーマとなります。さぁ、下にスクロール。

秘密は、このヨーグルトホイップ。クリームのコクとヨーグルトの酸味が絶妙で、苺との相性は言うまでもないでしょう。実は、本場韓国ではホイップクリームを使用しており、多くの日本人観光客が「美味しいけれど濃厚すぎて、クリームを残してしまう」という現象が起きていたのだとか。ご自身も本場韓国の『ボンボン』でホイップを残してしまった代表(Cafe de paris ジャパン)は…これを課題と考えたそうです。「決して、安い価格帯のスィーツではないのだから、最後まで美味しく味わってもらわなければならない」と、味わう私たちのことをいちばんに想ってくれたわけです。

そこで、どうしたか。オリジナルホイップクリーム開発です!200回以上の試作を繰り返すだけでなく、店舗厨房でのオペレーション化検証。結果、本国よりも厨房での工程は増えて、店頭スタッフの力量も試される。だからこその「製菓衛生士(国家資格)」さんの<常駐>であり、本部からの随時チェックであり。皆で持てる力を出し合い、日本ならではの『ボンボン』クオリティを死守しているという、尽力に継ぐ尽力。甘い味わいの背景には、こんなにも多くの方が熱量を注いでいます。

かくして、さっぱりとしたヨーグルトホイップは、この高さ20cmをペロリと完食できる味わいへと昇華。それどころか「もうなくなっちゃった(涙)」と食いしん坊欲を大いにも弾ませてくれるほどに。そして、器底のスムージーにもご注目ください。濃厚なピューレを思わせるほど、先口のインパクト抜群のスムージー。ガツンと印象付けておいて、後味は爽涼感漂うという、こちらも同社のマジックといえるでしょう。

ストロベリー ボンボンは期間限定です。

さて。同社のアイコン「ストロベリー ボンボン」ですが、年がら年中提供しているわけではありません。。。非常に悲しいのですが、苺が旬である11月~4月限定メニューなんです。また、品質によっては提供時期の前後や販売見合わせもあり、それこそ「天地のみが知る」ということ。自然の摂理なのです。と、いうのも。同社では「旬のフルーツをふんだんに使った商品」を旨としており、旬…つまりは自然の季節の流れや循環を大切にされています。だからこその、感動なんです。

さて、これから冬季休暇や春休みを迎える皆様!!!これは来ないワケにはいきませんね。期間限定「ストロベリー ボンボン」は大丸心斎橋店のB2F、心斎橋フードホール「Cafe de paris」にあります。こーーーんなに背の高いエッフェル塔が目印です。是非ともご来店を★

ストロベリーボンボン 2,420円
ミニボンボンストロベリー 980円

※価格は税込

店名:Cafe de paris
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 大丸心斎橋店B2F
TEL:06-6251-1300
URL:https://www.cafedeparis-japan.com/

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