緊急提言です。
ペットが逃げ出さないために、
飼い主とグッズが“できること”

Pet Paradise 心斎橋筋店

“ペットが逃げ出した”は、笑い話じゃない。

最近“ペットが逃げ出した”という話を聞く機会が多くありました。そこで、当特集ではおなじみの『Pet Paradise 心斎橋筋店』の山岸店長さまにお話を伺いに来ております。結論を先にお伝えしますと、このことは決して笑い話にはできない、ということ。飼い主が正しくグッズを利用することで「回避しなければいけない」ことを、ここに訴求します。今回は大まじめな回です。ぜひご一読ください。

それは、命にかかわることです。

「犬がリードからすり抜けて逃げた」ここから何が想像できるか？逃げた犬が人間にケガを負わす可能性、車両と接触する可能性、そして、今後のペットとの暮らしに罪悪感の影を落とす可能性や二度とペットに会えなくなくなる可能性。「ペットと暮らすことで人生を豊かなものとしたいという本来の希望とは真反対の状況をリアルに想像してほしい」と話す山岸店長。つまり「ペットを加害者にも被害者にしないことが飼い主の義務」であることに語彙を強くします。

チェック1.／リードの持ち手は適切ですか？

「犬の躯体や力とリードが合っているのか？いまいちど検証してほしい」と話す山岸店長。力が弱かったころのままにイメージせず、手の平でしっかりと「持つ」ではなく「握る」ことができるのか？リードの持ち手と犬の力を確認してみてください。

チェック2.／ナスカンの仕様や経年は問題ないですか？

長年、同じリードを使用し続ける心理として「慣れたツールで散歩に出かけたい」というものがあります。ところが、この「ナスカン」部分の経年劣化が犬の逃げ出しの原因ともなります。「いまいちど、ナスカン部分の強度を確認してください」と訴える山岸店長。

そして、この商品のように、ナスカンのU字部分がクルっと内側に巻き込まれている仕様は「より、ハーネスとリードが外れにくくなる」と教えてくれます。

チェック3.／“締め付けるとかわいそう”は認識間違い

ハーネスから抜ける原因として「ゆるく装着している」点も注意喚起。ペットパラダイス自社開発アイテム「ヘッドインハーネス」には、画像の通り「U字」型の急な飛び出し抑制ツールも装着されています。ところが、

「締め付けるのがかわいそう」といった間違った認識で、躯体とハーネスがユルユルのケースもあるのだとか。「それで、抜け出してしまっては本末転倒なんですよ」

例えばこの商品には調整箇所が幾つも備わっています。これが何を意味するかといえば「安全・安心において最適な締め付けが“ある”」ということ。そして「犬の皮膚は思ったよりもよく動いてしまう」ことを忘れずに！と教えてくれました。

チェック4.／犬にとってハーネスの快適さとは？

犬にとってのハーネスの快適さとは「締め付けないことにある」のではありません。例えばペットパラダイス自社開発アイテム「ヘッドインハーネス」のこの部分に着眼してみてください。クッション性のあるボンディングメッシュで首への負担を軽減したり、前足周りには一切の装着がない仕様で動きをストレスフリーとすることに、犬の快適さは担保されます。「ユルく装着すること」が快適さとイコールではないことを忘れないで！

このほかにも、犬の逃げ出し予防に関しては「ご不安や分からない点はどんどん聞かせて欲しい」と話す山岸店長。「当社のアイテムで回避できる懸念点をクリアにしていきましょう」とメッセージをくださいました。

気候の良くなるこれからの季節はペットとの外出機会も増えていきます。最後にもういちど、 「ペットを加害者にも被害者にしないことが飼い主の義務」これを忘れないでくださいね。