2015.04.01

桜スイーツ

Store Info

  • 店名大丸心斎橋店
  • 住所大阪市中央区心斎橋筋1-7-1心斎橋店本館 B2F
  • 電話番号06-6271-1231(代表)
  • URLhttp://www.daimaru.co.jp/
    shinsaibashi/

    (大丸心斎橋店URL)
  • AREA
  • 3
  • WEST

和菓子LOVE♥

この季節になると楽しみなものが「桜」のスイーツ。ワタクシは特に和菓子が大好き、というより偏愛に近いほど。以前、フランスで4年ほど修業したというパティシエさんにお話を伺ったところ…、渡仏してはじめて日本のお菓子づくりの凄さが分かったのだとか。型を整えるということや素材の持ち味の打ち出し方は、世界水準!独自の進化を持っている、とのこと。うーん、難しいことは良く分かりませんが、とにかくニッポンが誇りたい、桜スイーツの季節がやってきました!

桜を探して、大丸心斎橋店さんへ。随所にあわーいピンクがチラホラ。はじめにみつけたのがコチラ。
「つばらつばら」とは万葉集の言葉で「しみじみと・心ゆくままに」という意味。半月形のやわらかい焼皮に包むのは、風味豊かな小倉あん。手づくりで焼き上げる焼皮で、しっとり・もっちりとした口当たりです。

次は「花はらり」。あずきのみつ煮が粒のまま入った練りようかんと、琥珀色のようかんを用いて、桜の花びらが“はらり”と舞う様子が表面に描かれる逸品です。ほんっと、眺めているだけで趣きがあってウットリします。ようかんの中に表現する春、大人です、大人の美意識です!

そして、ワタクシ一押しの「花くれない」。これは和菓子のミルフィーユと勝手に命名させていただきます。なぜなら、そぼろ餡と羊羹を四層に重ねた贅沢さ!小豆のそぼろ餡、抹茶のそぼろ餡、白小豆の粒が入った、薄紅色の羊羹、桜色と白餡色のそぼろ餡。味覚も視覚も満足させてくれる、春の逸品ですね。

以上、4品は1803年(!?)創業の鶴屋吉信さんからのご紹介。京菓子の老舗中の老舗店さんですね。これ、母への手土産に最適なんです。ワタクシが帰ってくると、鶴屋吉信さんの紙袋を持ってるときと持ってないときで、娘への扱いがガラリと変わる…。

次にご紹介しますのが、神戸本町 本高砂屋さん。明治10年創業の、こちらも伝統ある老舗さんですね。神戸本町 本高砂屋さんの面白いところは、きんつばアンフィーユやエコルセなど、洋菓子との融合を楽しむ、オリジナル商品の豊富さ!中でも、今春のワタクシ一押しが…

「桜エコルセ」です。エコルセとはフランス語で「樹の皮」。その名の通り、ハラハラとはがれるくらい、生地を薄く焼き上げています。春のエコルセは、桜風味のチョコレートを注入しながら巻いて仕上げているのだとか。知る人ぞ知る綿貫宏介氏のECORCEの文字は新緑思わすグリーン。背景の薄ピンクも美しいのです。

桜スイーツ、いかがでしたか?中には期間限定商品もあって、まさに桜の花のように楽しむ時間の短いものも。だ か ら!ですよ!だから、この季節だけの桜スイーツは見逃せないんです。気になる方は駆け足で大丸心斎橋店さんに向かってください、早く行かないと散ってしまいます!

  • 本高砂屋
    桜エコルセ(内容量/10枚) 540円

    鶴屋吉信
    つばらつばら 151円
    花はらり 1,188円
    花くれない 1,404円

  • ※全て税込価格

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