悪いことは、楽しい！！

小さいときに呼んだ「チルチルミチル」に出てくるお菓子の家。あれは夢でした。憧れでした。月日流れて、「チャーリーとチョコレート工場」の映画。あれも夢です。お菓子の甘味は罪悪感と紙一重でして、その甘美で悪いことがまた魅力的。視界の360度をお菓子に囲まれて翻弄されてみたい。悪くて怖くて魅力的なものに完敗してみたい。そんなあまーーーい毒々しさをゴシカルにポップに表現するのが昨今EUあたりでウケの良いニッポンの裏美意識。様式や礼節や侘び寂びの反対側には、秘める女子だけの甘味が待っているのです♡♡

そんな世界観が凝縮しているのではないか？と思うほどに完成されたキャンディーショップが心斎橋161にオープンした「CANDY・A・GO・GO」。約130種のキャンディを世界と取り引きし、店内にもめいーーーっぱいのキャンディを並べています。目移りしそうなほどのキャンディですが、システムはいたってシンプル。

この袋を手に取り、

店内で好きなキャンディを好きなだけ詰め込んで、

100ｇ/税抜き480円でお会計するだけ。ね、シンプルでしょ？

もちろん、キャンディだけじゃなくて綿菓子は、コーラ、プレーン、ブルーラズベリー、あおりんご、レモン、ピーチと多種多彩。

こちらは当ショップのアイコンでもあるロリーポップ。ハート型が渦を巻く大振りの一枚は、小さい頃「キャンディーの絵」を描くときに散々描いてきた･･･あのテンプレそのもの。ああ、想像の世界のものじゃなかったんだ！（マンガ肉を食べたとき以来の衝撃）

主役の量り売りはというと・・・こちらは目玉焼きヴィジュアル。「ジャイアント フライド エッグ グミ」。1個約33gの存在感です。

こちらは、なんとカエルちゃん！「クリア ジャイアント フロッグ グミ」。適度なグミの弾力が･･･カエルのそれと＃ ※％○●＃(;ﾟ;Д;ﾟ;)　失礼しました。

こちらは、クマの形をした中では一番大きいという「クリア ジャイアント ベアー グミ」。約10cm近くあって、持ち上げるとドキリとします。

そんなクマちゃんは店内天井でレインボーカラーのシャンデリアとなっておりました。これ、うちに欲しい・・・（切実）

こちらは、世界1まずいグミとして名高い、独の「シュネッケン」。なんでもタイヤの味がするそーで、嬉しがりの大阪人の心をガッチリつかんでいるようです。

視界の360度をお菓子に囲まれる、わるーい誘惑の店内にはEUトランスがガンガンとBGMに。このマッチング、分かる人には分かりすぎるくらい“わるいこと”。極彩色の甘味の中で、意識を飛ばしたら･･･ 100ｇ/480円では自分を制御できないかもしれません。アシカラズ♡♡

当ショップのもうひとつの主役がスタッフ様。ポップ＆キュートなイデタチに思わず「わっるいなぁ～ ♡ 」とニンマリすること間違いなし。フェリーニの映画「悪魔の首飾り」に出てくる恐ろしいほどの美少女を彷彿とさせます。※はい、すぐ検索！フェリーニ（スペース）悪魔の首飾り
こんなスタッフさんと記念撮影もありだそう。

公式サイトによると、
原宿系CANDYショップとは、ピンクのコスチュームを着たスタッフが、世界中のカワイイを散りばめた非日常空間で色とりどりのPOPでキュートなキャンディーやグミを量り売りし『KAWAII』を強力発信するCANDYショップ。
この“強力発信”に響いたアナタ！ぜひともヤラレに来てくださいね♪