心斎橋にサロモンが上陸
その機能美がファッショニスタを魅了
山も街も、この一足で歩き回りたい!
サロモンストア 大阪 心斎橋
話題のショップがまたも心斎橋に上陸
それは今年の5月15日のこと。あのサロモンが心斎橋上陸とあって、店外にまで人だかりを作る大賑わい。もしも「サロモンってなんですか?」という方がおられたら、この記事は必見です。なんといってもこのショップおよびブランドを語るに適任すぎるほど適任なあの店長が在籍しているからです。それではご登場いただきましょう、
店長の小野塚さん!
ご登場いただいたのは店長の小野塚さん。「サロモンってなんですか?」の問いに応えるには、語り手である小野塚さんのご経歴がヒントとなります。新潟出身の小野塚店長は、なんと「スキー一家」の生まれ育ち。弟さんは大きな大会でも好成績を残し、従弟さんはソチ五輪でメダルも獲得。鬼コーチ、指導に熱心であったお父様から力を引き出された小野塚さんご自身も、長年スキー競技に励んでこられた方なんです。
その後、スポーツプレイヤーたちを支える側に歩みを進めた小野塚さん。「それがサロモンだったんです」と話します。そう、サロモンとは元々1947年にフランス南東部の湖畔町アネシーにて創業。以来、スキーやトレイルランニングといったアウトドアジャンルのプロダクトで異彩を放ってきた超がつく本格老舗ブランド。
プロプレイヤーの卵たちと共に研鑽を積んできた小野塚さんにとって「サロモンのスポーツ器具は日常の存在だった」と振り返るほどに、実は専門的開発プロダクトの老舗であった。そんなサロモンのプロダクトが近年、急速にファッショニスタから注目を集めたのです。その理由はファッションブランドやセレクトショップとの数々のコラボ。
研ぎ澄まされた機能美をファッション界がほっておけるはずがなく、ラブコールに次ぐラブコール!そうして、私たちの身近な場所にサロモンはやってきたわけです。それも、専門的プロダクトを搭載したまま。そのようなうねりがどんどんと盛り上がり・・・・
2024年5月15日、満を持して心斎橋筋商店街に「サロモンストア 大阪 心斎橋」が誕生した。はい、ここまででサマリー完了。ここからは同ショップの魅力を探索していきます!
2F/ライフスタイルプロジェクト「SALOMON SPORTSTYLE」
まずは2Fフロアから拝見です。「SALOMON SPORTSTYLE」と名付けられたこのフロア。長年の経験と確かな知識に基づく革新的なパフォーマンス製品がズラリ。空間意匠にもご注目!
クリアなベンチに内蔵される、スノーボードやスキーの板。そうそう、これがサロモンの真のルーツ。「ここから始まり、いつでもこの精神がスタートです」と語りかけんばかりのディスプレイ。
「XT-4 OG」/ブランドを最高峰へと引き上げた独自機能をすべて搭載
このフロアから小野塚さんがご紹介くださるのは「XT-4 OG」です。Salomon が誇る最高のパフォーマンスに捧げるトリビュートプロダクト。その特徴をいくつかピックアップすると・・・
まずは、かかとを支えるAGILE CHASSIS SYSTEM。濡れた路面や乾いた路面、岩場や泥道など、あらゆるコンディションで高い耐久性と安定性を発揮。
つぎに注目したいのは、同社ならではの側面のこのギザギザとした意匠。「これってサロモンっぽいデザインですよね」と呑気に聞くワタクシに、「このデザインは、サロモンの機能性のシグネーチャーです」と教えてくれる小野塚店長。
というのも・・・もうひとつ「サロモンといえば」のこのクイックレース仕様。グググっと締め上げることで、先ほどのギザギザ意匠と連動して足を“包み込む”フィット感。 「XT-4 OG」はもともとトレイルランニングシューズをルーツとしており、
傾斜のある岩場も駆けてゆくトレイルランニングのプレイヤーたちの安全を支え、記録達成をサポートしてきた開発プロダクトの最たるもの!
さて、ここ1Fはトレイルランニング、ロードランニング、ハイキングといったカテゴリーにサロモンが展開するハイパフォーマンスシューズを販売。アパレル、バックパック、アクセサリー類もラインナップされるフロアです。このフロアから小野塚店長がご紹介くださるのが・・・・
「XA PRO 3D v9 GTX」/トレイルランニングシューズの代表作
「XA PRO 3D v9 GTX」です。安定性、耐久性、サポート力などトレイルランニングに必要な特長を備えた一足。これも同社の代表作といって過言ではありません。
注目ポイントはここ。泣く子も黙るゴアテックスをアッパーに搭載し、夏季のゲリラ豪雨や秋の台風、屋外フェス、雪道にも水気の侵入をガッチリと防ぎます。
2024年、秋に始めてみたい…ハイキング!
そんな「サロモンストア 大阪 心斎橋」には外観や2階に不思議なオブジェがあります。これ実は、等高線をイメージしたもの。等高線とは地図上で同じ高さの地点を連ねて描いた線のことで、簡単に言うと「山」の線です。
さらには、1Fと2Fをつなぐ階段箇所に六甲山の等高線もデザインされています。みなさま、もうお分かりですね。私たちの住む関西には、初心者からでもチャレンジできる六甲山があり、同店のオブジェやデザインは「山を楽しみに行っておいで!」と誘っているかのよう。そう、1947年にスキーやトレイルランニングという競技界へのプロダクトサポートに専心してきた同社が、そのテロワール的発想で、関西の私たちに山のレジャーを勧めてくれているわけです。
そこで、やっぱり頼りたいのは小野塚店長。ご自身が競技者であった知見は、身体のすみずみに、知識のすみずみにも軌跡を残しています。「かかとの痛みが不安」「ジャストサイズのシューズが見つかりにくい」「本格的な登山靴ではなくて、街歩きにも便利なハイキング用のシューズが欲しい」そんな相談は「どんどんお聞かせください」と頼もしい語り口。サロモンのシューズはカッコいい、だけじゃない、新しい生活の楽しみも提供してくれます。
◆ XT-4 OG/30,800円
◆ XA PRO 3D v9 GTX/22,000円
※価格は税込