2025.04.15

ヴィンテージのエルメスや、
麗しいシャネルがズラリ!
いま話題の「2Fサロン」

ウォッチニアン(WATCHNIAN) 大阪本店

ウォッチニアン(WATCHNIAN) とは?

『ウォッチニアン(WATCHNIAN) 大阪本店』と聞いてピンとこなかった方も「一風騎士」と聞いたら「ああ!」となるかもしれません。ブランド品の買取・販売を通じて、

腕時計の潜在力を解き放ち、社会の豊かさと持続性の輪をつなぐ

をミッションとし、「一風騎士」から「WATCHNIAN」へと名称を変えたのが2022年のこと。そして…

2025年2月。同店2Fサロンはさらに新しい価値を創出するため、一部リニューアルされました。その最大の特徴はといえば…

もともと定評のあったエルメス商品群に加えて…

エルメスのヴィンテージアイテムを“多数”取り揃えていること。
この、いわゆるヴィンテージのエルメスですが、実はブランド品リユース販売の市場で「決して需要が大きいわけではない」と教えてくれるのが同店の村瀬さん。

ではなぜ?同店がヴィンテージのエルメスに特化したコーナーづくりを成し遂げたのか?

その疑問を紐解くと、見えてきたのは、 ウォッチニアンがリユース事業で志す『循環』の世界観。
そこには、造り手の想いと技術、歴史、そして持ち主の想いや購入希望者の想い
など、『物の真価』にまつわる熱い思いが秘められていたのです。

ヴィンテージ エルメス/80年代、90年代の香り

当フロアを象徴するに相応しいこちらの2つ。どちらも造られた時代を色濃く残すプロダクト。「素晴らしいものづくりの軌跡が感じられる」と話す村瀬さんの言葉の通り、観る人や手に取る人に一瞬で真価を感じさせる芸術品のような存在感。 ウォッチニアンの凄みとは、ここにあるんです。

いまじゃ正規の市場ルートに載ることは無い、それでも、この世にこのプロダクトがあることを何らかの形で多くの人に知って欲しい、できれば望む方のお手元に届けたい、そんな強い想いこそがウォッチニアンのウォッチニアンたるゆえん。

高貴と気品が漏れ出してくるようなルージュアッシュ。
そして、エルメスのジュエリーではお馴染みのピラミッド型の金具。ルージュ×ゴールドのコンビネーションからは目が離せません。1980年代に世に供されたこちらのショルダーバッグは・・・、

クラッチスタイルで使用するときに、金のリングがワンポイントとなります。
流麗な意匠の中に「ポン」と現れる機能美。馬具工房をルーツとする職人気質がそっと垣間見られ、今ではおいそれと入手できない(現物を見る機会も得られない)希少性を有しているのです。

もうひとつ。ヴィンテージの魅力を見せてくれるのが、こちらのミニケリー。
この画像では分かりにくいと思いますので、下記画像をご覧ください。

右が先ほどの1990年代後半に造られたミニケリー。左が現代のミニケリー。

時代が求めるサイズへと変貌を遂げた軌跡がありありと判るのです。と同時に、90年代ミニケリーの特異さも明らかになるわけです。
そう、ほんとうに大きくて長い歴史の中で存在し続ける『ミニケリー』というプロダクトの価値が際立つ、それがヴィンテージの「ミニケリー」なのですね。

ヴィンテージ エルメス/「トゴ」の系譜を垣間見る

つぎにご紹介するのはバーキンです。
手前は大人気のエルメスカラー“エトゥープ”(グレージュ)の25サイズ。奥は王道のブラックで30サイズ。この2つを敢えてご紹介するのには大きな理由があります。

それがこれ、牛革「トゴ」。

1990年代に登場した仔牛の牛革種で、「グレイン」と呼ばれる細かくも深いシボ(シワ)が最大の特徴。ご覧ください。照明を受けてこれ以上ないほど細やかな陰影を浮かべる美しさ。
ここで皆様にもういちどお伝えしたいのが、この商品は所有者からウォッチニアンが買い取ったもの。それがここまでトゴの美しさを湛えたまま、いま私の目の前にあるんです。

「このプロダクトの真価を本質までご理解されていた所有者さんだったことが伺えます。同じくこの真価をお手元に置かれたい方に届けられたら本望です」と話す村瀬さん。

また、トゴのもうひとつの魅力として「経年変化」も教えてくれる村瀬さん。

柔軟性のある革なので、歳月を経るごとに独特の「しなり」が生まれる。その数年後の「しなり」まで見越して職人が綿密に設計・製造を施す見事な工芸。

「このバーキンはまだ経年変化が生まれていない点も魅力かもしれません。次の所有者様の使い方でその方らしい“しなり”をお楽しみいただきたい」と話してくれます。

シャネルからもご紹介/なぜ「黒」をメインに扱うのか?

実は当フロアにはもうひとつウォッチニアンのウォッチニアンたるゆえんが隠されていました。

それがこちらのシャネルです。フロア内にも専用コーナーを設けて、足を運ぶ人の目を楽しませるシャネル。

80年代、カール・ラガーフェルト就任後に始まったシャネルの快進撃。
絢爛でセクシーでエネルギッシュな女性像をこのキルティングとチェーンから想起する方も多いはず。随分と、ほんとうに随分と歳月を経ているはずなのに・・・

鏡面仕上げのアイコンはあの頃の煌びやかさを今にも湛えています。こんなに美しい状態で現存するマトラッセタイプ。

ウォッチニアンの流通仕入れ力は驚異的というほかありません。

こちらのボーイシャネルも同様。甘みを抑えたクールな遊び心は、上質なキルティングが輝いてこそ。
ここで、興味深い市場の話を。
同店で扱うシャネルは「黒」に限定されているそうです。皆様も他の買取・販売店でカラフルでデザイン性の尖ったシャネルを多く見ていることかと思います。その理由をご存じですか?

実はシャネルの「黒」は近年、市場ニーズが大きく需要が高騰しています。市場ニーズが大きいということは、クオリティ高く保管されてきたアイテムを店頭にそろえることが困難な商品群なんですね。
そんな背景がある中で「クオリティの高いシャネルの””黒”をより多く店頭に並べること」は、容易なことではない。そんな無理難題を尽力して叶えているのがウォッチニアンなんです。

市場の大小ではない。お客様にとっては切実な希望なのだから…

マーケットが小さいがゆえに、販売に困難が予測される「ヴィンテージのエルメス」
マーケットが大きいがゆえに、常に困難な仕入れとなる「シャネルの黒」

なんで、ここまで困難な海原にウォッチニアンは舵を切っていくのか?

その答えは、ひとつのエピソードに象徴されます。
かつて、正規のルートでは入手できないアイテムを探していたお客様がおられたそうです。市場的にニーズ規模は小さくとも、その一人のお客様にとっては「入手したい切実な理由がある」。 ウォッチニアンの世界規模のネットワークを駆使して探し出し、無事にお届けができたとき、お客様の笑顔を見た村瀬さんは「物がただ物であることを超える価値」を実感したそうです。

困難なマーケットだからこそ、 ウォッチニアンは挑み続けていくんですね。

まだまだどこかに眠っている、潜在的な価値。そして、まだまだ喚起できる、素晴らしいプロダクトと人との出逢い。
資産性×流動性を解き放つと同時に、精密な相場予測でグローバルなフェアプライスの実現も目指す同社。

このビルの2Fフロアには同社のチャレンジに支えられる、私たちが出逢えるかもしれない真価があります。

もちろん、同社が誇るハイエンドな腕時計の世界も堪能してみたいもの。1Fでは、プロスタッフさんの丁寧な接客もうれしい、腕時計フロアも展開。
そして、ジュエリーも取り扱いあります!

下の「gallery」もご覧ください!

gallery


※価格は店頭でご確認ください。
※紹介商品は一例です。在庫は流動しますのでご了承ください。

店名:WATCHNIAN (ウォッチニアン) 大阪本店
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-4-21
TEL:06-6575-7095
URL:https://watchnian.com

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