2017.10.01

アトルのカレー | 特集 201710

アトルのカレー

Store Info

  • 店名Organic & Vegetarian Cafe Atl
  • 住所大阪市中央区心斎橋筋2-1-24 2F
  • 電話番号06-6212-0066
  • AREA
  • 3
  • EAST

Organic & Vegetarian Cafe Atl

心斎橋筋商店街に唯一ある「信号」。この通称ヨーロッパ通りを東に向かった左手にOrganic & Vegetarian Cafe Atlはあります。Atlはキッチン&スイーツ担当の北澤さんとバリスタであるオーナー様の2名で運営されている約20席数のカフェです。2013年の末にフード&ドリンクの全般をベジタリアンからヴィーガンに一新。つまり、肉・魚類はもちろん、卵や乳製品などの動物性素材を一切用いていません。

一面の窓面から陽光注ぐ開放的な店内。ヴィーガンのお客様や、関心の高い方、外国の方もお客様で来られます。取材日にも、知的で素敵な女性のお客様がオーナ様や北澤様と会話やお食事を楽しまれていました。

野菜は無農薬。産地から直送される瑞々しい旬野菜を使用。さらには、スパイス関連も全てオーガニック。

調理器具が整然と並ぶカウンター。調理ご担当の北澤様の背後には、仏製鋳物の鍋や信州のお櫃(ひつ)。
オーナー様の背後にはエスプレッソマシンの彫刻家と呼ばれるオランダのベステン氏によるマシン。道具にも愛着をもち、慈しむように手を動かすお2人。

火にかけられる寸胴からはいい香りが漂ってきます。そう、これが本日ご紹介したい「アトルのカレー」なのです。

まずは「ごはん」。北澤さんご自身で発芽を促した発芽玄米をお櫃(ひつ)からよそって・・・

寸胴からカレーをよそって。

さいごに、フレッシュのコリアンダーをちぎって散らします。カレー特有の強い主張のある香りではなく、やさしくてホンワカとした薫香が漂います。

オーガニックスパイスは10種以上、昆布出汁も用いると話す北澤さん。ベースとなる「みそ」は4日間かけて仕上げる門外不出の秘密の「みそ」。

玉葱と生姜、コリアンダーにしし唐やトマトをふんだんに使っているそう。そしてゴロゴロと無数に入るのが「ムング豆」。

お肉やバターではなく、この「豆」が旨みを打ち出してきます。食感としても味わいとしても、やさしく主張する「豆」。もちろんオーガニックです。

サラサラとしたルーに、ぽりっとした食感の発芽玄米。テクスチャーも巧み、かつ、旨みの層が深くて。

このカレーに限らず、アトルさんで食事をすると…口に含んだ食材が「ストン」と身体に収まっていく感覚がするのです。たとえばこのカレーは味の輪郭も明瞭で、咀嚼するときの愉しみも深い。なのに、飲み込んだとき、もともと身体にあったものが還っていくような自然さ。

「美味しいものを食べる」主体のワタシではなくて、カレーとワタシが同列にあるような不思議な感覚。あー文字にするのは難しい!とにかく、旨いのです★「旨さ」の方角が、いっつも「西」だったのが「東」になったってカンジなのです。

食べるとか、歩くとかって、もう絶対の感覚じゃないですか。それは変わり様がないでしょ?ってくらいに。ウン十年生きてきた自分の「味わう」っていう感覚に、まだまだ知らない「魅力」があるって、気づかされる、そんなアトルさん。

夢中のうちに食して、お皿はカラッポに。この一食のエネルギーで、また身体を動かしたり思考したりするんだなぁ・・と、うすらボンヤリと思い浮かべるワタクシ。

お腹も心も満たされたい、そんな日には「アトルのカレー」です♪

  • ■18時までのランチSet 1500円
    ・選べる前菜
    ・選べるドリンク
    ・選べるメイン(こちらの項目でカレーが選べます!)

    ■18時からのディナーSet 2000円
    ・選べる前菜
    ・選べるドリンク
    ・選べるメイン(こちらの項目でカレーが選べます!)
    ・サイドディッシュ

  • ※価格は税込

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