2024.09.04

かわいい動物たちが大集合!?
『万菓堂』の伝統菓子を新視点でクローズアップ
“撮り方”レッスンも解説!

万菓堂

心斎橋のお土産の聖地といえば・・・

心斎橋筋商店街のお土産の聖地といえば『万菓堂』。

その1.名物・銘菓があること
その2.珍しい甘味があること
その3.ご家庭のキッズからシニアまで満足できる商材がならぶこと
その4.見た目にうれしいも大きなポイント

これら、お土産屋さんの全ポイントを網羅し、伝説的な『みたらし小餅』や革新的な『みたらし小餅パイ』を主力とする一軒。今回は、これまでとは多少異なる、同店の魅力に迫ります。

まず、必ず押さえておきたいのが、かの「千鳥屋宗家」が母体であるという点。 「千鳥屋宗家」の発祥は寛永七年。西暦でいうと1630年。いまから394年前。その3年後にはガリレオ・ガリレイが「地動説」を唱えたことで2度目の宗教裁判で有罪判決を受けた・・・。
つまりは、世界が天動説を信じていた時代から「千鳥屋宗家」はあるわけです。
ど ん だ け、歴 史 あ ん ね ん !

とはいえ、万菓堂さんはゴリゴリの老舗ではなく、ほんとうに幅広く多くの方が気楽に気さくに立ち寄れるお土産屋さん。で、ありながら「千鳥屋宗家」の銘菓がバンジュウに載って運ばれてくる、本格的な和菓子屋さんでもあります。この2面性こそ「万菓子堂」。

そんな同店におきまして、いま、たくさんの動物たちが集まってきております。これが、撮りたくなるかわいさ♡♡♡ 題して、万菓堂×かわいい動物たちコレクションをご紹介♡

絶対エースはこのコ!『本千鳥さぶれ』

さて、絶対エースはこのコ「本千鳥さぶれ」。ちょっと大ぶりのサイズ感なのが分かりますか?北海道バター100%の香り高い風味を振りまきながら、入江にみだれ飛ぶ“千鳥”をモチーフに。(かわいそうだけれど)噛んだ瞬間のカリっと食感がクセになり、香ばしい小麦の薫香がフワっと漂う逸品。夢中になって味わうと・・・気づけば1匹あっという間に食べちゃいます。

実は、この千鳥は店内にもこんな風に飛んでいるのです!ぜひとも探してみてください。千鳥型ののお菓子も店内意匠も“きゃ、きゃわいい♡”と心拍数が上がります!

まだある!千鳥シリーズ『本千鳥饅頭』

ちょっと気の張る贈答にはこちら『本千鳥饅頭』。これは正真正銘、本気の正統派、絶対銘菓!

➀大手亡豆(インゲンのこと)を使用した白餡
②インゲンは皮を丁寧に取り除き、ザラメ糖だけでこし餡へ
③その餡を包む皮が、これまたきめ細やか
④その秘密は九州の契約農家の粉を厳選し、水を一切使わない独自製法
→こういった理由がベースにありまして、

たっぷり詰まった白餡がフワっと口内で溶ける・・・
という奇跡の味を守り続けて、月日は百代の過客にして・・・。

びっしりと贅沢に詰まったこし餡。そして、饅頭中央に焼き印で登場する、かわいらしい千鳥。贈答で間違いなしの逸品ですが、自分用も絶対欠かせない、そんな『本千鳥饅頭』。

牛もいますよ!『ジャージープリン』

実は「牛」までいるのが万菓堂。しかもジャージー牛です。ジャージー牛をご存じない方にカンタンに説明しますと・・・

まずは、世界地図を開いてください。そんで、イングランドとフランスの間にあるチャネル諸島の中から、ジャージー島をみつけてみて。ジャージー牛の原産はソコよ。はるばると日本にやってきたジャージー牛。良質なたんぱくやビタミン、ミネラルに優れ、聴くところによると英国王室も認めるその味わい。そのジャージー牛を贅沢なプリンに仕上げたのがコレなんですね!

ネコもいます。撮り方レッスン解説付き。~『鈴子缶(黒豆茶)』

ここにズラリと並ぶ缶々は、実は黒豆茶なんです。和風のデザインが好評で海外旅行者からも注目される逸品。中でもいちばん人気は<招き猫>デザイン。

撮り方レッスン-1 まずは、ピンと光の場所を確認

この特異なビジュアルをよりかわいく撮影するためのポイントをプロカメラマンさんから伺いました。
◆ピントは「瞳」に当てること。
→この訴えかけてくる瞳が最大の魅力。最大の魅力にピンを当てるのは鉄則です。
◆採光を充分に「質感」を表現すること。
→猫でありながら缶々である、ということが面白味なのです。凹凸部分に陰影ができるよう考慮して、質感を打ち出して!

撮り方レッスン-2 次に、フレームの中に物語を作る

そこで、実践編。「フクロウ缶と招き猫缶を配置してみて」と言われて、ワタクシが置いてみたのがこの1枚。でも・・・プロカメラマンさんのアイデアにかかると・・・

まるで真逆の発想になるんです。
もし、ここにコメントを挿入するとしたならば、

猫に追いかけられて、食べられたくなくて懸命に逃げるフクロウ

と、なるわけですね!なるほど、物語を作ることでより面白味がアップするというわけ!
本来クローズアップしたい猫をヴィランとする手法です!

撮り方レッスン-3 別の方法として、背景をつくる

もしくは、「人の手」「語り手」を背景に添えて、
猫のサイズ感
語り手のキャラクター

を添えるというのもあり!
是非、皆様もお試しください★

最後のご紹介は『プレミアムピコロ』

最後にご紹介するのは『プレミアムピコロ』。香り高い発酵バターを使ったロールクッキーに、なめらかなクリームが詰められたお菓子です。

クリームの味は、バニラ、チョコレート、ストロベリーの3種。このお菓子のルーツはオーストリアのチロル。アルプスの渓谷美がイメージされるパッケージも可愛らしく、こちらも思わず撮りたくなりますね!

さて、ざっと万菓堂さんの可愛らしいお菓子たちを見てきました。その歴史に裏付けられた味はもちろんのこと、撮りたくなるヴィジュアルも素敵なお菓子ばかり。手土産やお土産、ご自身への労いにぜひどうぞ!

◆本千鳥さぶれ
・8枚入/1,100円
・6枚入/720円
・3枚入/360円
・1枚/120円

◆本千鳥饅頭
・8個入/1,340円
・5個入/750円

◆ジャージープリン
・3個入/1,170円
・2個入/660円
・1個/330円

◆プレミアムピコロ
・12個入/540円

◆鈴子缶(黒豆茶)/500円

※価格はすべて税込みです。

店名:万菓堂
住所:大阪市中央区心斎橋筋2-3-19
TEL:06-6213-6630

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