いま、あらためて。心斎橋『TMT』の魅力に迫る!
心斎橋のアメカジカルチャーを語るに欠かせない
心斎橋のおとなり「堀江」を牽引したと書いても過言ではない「TMT」。1900年代〜1970年代の古き良きアメリカ当時のサブカルチャーを独自の観点からそれぞれのアイテムに取り入れたデザインやシルエットなどが当時の仕様を細部にわたり再現されており「人とは被りたくない」ファッション通、ヴィンテージ好きのおしゃれな層からは絶大な支持を集めていました。そんなTMTは・・・堀江から心斎橋に2017年の6月に移転。このブルーの外観は心斎橋のアメカジカルチャーを語るに欠かせない、まさに聖地たるリアル店舗。
ブランド自体は20年以上の歴史を誇り、「知る人ぞ知る」から認知度も拡大。もちろん、全国各地のセレクトショップや公式のECサイトでも購入は可能。しかしながら、同ブランドの世界観を体現するリアル店舗は、2022年7月(これ、執筆中ね)現在で、ただただ心斎橋一軒のみ、そのため、長期休暇シーズンには遠方からわざわざと足を運ばれる方もおられるほど。そんなTMTですが、各界の著名な方々が「愛用される」ことでも有名ですね。
アイテムのカッコよさや有名な方が愛用していることなどから…「TMT」というブランド名の起源には様々な憶測が流れています…。そんな流言飛語がどんどんと飛び交い、中には「ホンマかいな?」とツッコミたくなるような噂も。噂が噂を呼んでグラデーションが急拡大しても、なーーーんにも反応しなかったTMT。打消しも訂正もなく、逆にそんな「逸話」を…こんな風に「BIG3」とデザインしてしまうユニークさ!シビレますね!
実は、2022年となってから「TMT」の起源が明かされました。それが……
『 the Man is there 』
訳しますと… ~男の中の、男~ です。どうです???ワタクシ、かなり深く頷きます!
同店と言えば…やはりデニムがブランドの神髄。生地造りから織に、縫製やウォッシュなど。1工程ごとに工場を変えるほどに追及された矜持の1本は往年のファン層を捉え続け…。1本の糸に、生地の編み方に、10年後の熟成を愉しみに履き続けるTMTのデニム。と、ここまで書きながら、本日はデニムに触れません!なぜならば・・・
伝説のブランドスタートから20年以上経過した現在。TMTのゲスト層に、とある「変化」が起きているそうなのです。それが、なんとファミリー層!!!!そうですよね、あの頃オシャレに夢中だった「彼」が購入したTMTデニムが熟成してきた今、そのお隣には可愛らしいパートナーがいて、真ん中にはかわいいお子さん、もしくは、あの頃のパパのようにオシャレフリークなティーンがいてもおかしくはないわけです。スタッフさんも「お父様と息子さんでお買い物に来られるケースもよくあるんです」とニッコリ。
ママに勧めたい!/TMT BEAR TEE
まずご紹介したいのは「TMT BEAR TEE」シリーズ。その中でも白Tシャツです。こちらは女性にも大変好評で、OLD AMERICANを感じさせるドライでざっくりとした風合いのコットンを使用。両脇には縫い目がない、丸胴仕様で着心地も抜群。ざっくりと着て、タイトなボトムと合わせてもカワイイシルエットに。
ティーンにも好評/TMT COLLEGE
こちらはZ世代も注目な「カレッジロゴ」デザインを中央に。ブロック体の3Dロゴは随所に擦り切れて…中央の虎が「M」字上に重ねられた、なんとも捻りの効いたデザイン。タフな素材なので、着こむほどに味がグングンついていく。西海岸のカレッジカルチャー想起させるカラーバリエもお見事です。
パパのゴルフウェアにも!/TMTclassic
TMTの美学を注ぎ込んだゴルフウェア「TMTclassic」にもご注目。タオル地のような柔らかさとストレッチ性のあるソフトパイル素材。ワイドな襟がドレスシャツを思わせる、なんとも練り込まれたフォルム。ボタンのサイズ感やロゴの配置に・・・・
スポーツウェアとしての機能性、通気口も施されています。もちろんタウンユースにもおすすめ。
「TMT」ブランドの歳月と同じだけ、共に歳月を経て来た往年のファンの方々。そして、次世代ファンの方々も。これから10年、20年とライフステージが変わっても、各ステージからTMTのアイテムを楽しみたい、そんな世界観が伝わってくる心斎橋のリアル店舗。2022年の夏期休暇に大阪、いえ、関西にお越しの際は、是非とも心斎橋のTMTへと足をお運びください♪