社会問題以前に家庭問題を脅かす、あの問題

電話で兄と話していたら、甥っ子がずーっと泣いているのが聴こえます。聞くと、妖怪ウォッチの時計が手に入らなかったそうで。（何事も、いや、全てにおいて）リサーチも準備も遅い兄が、おもちゃ屋さんに向かった時には、どこも完売。玄関でずっと待っていた甥っ子は、はじめはシクシク偲び泣き、そのうちワンワンと止まらなくなってしまったのだとか。近所のプールに連れて行く約束を遠方の海へとランクアップして、なんとか甥っ子と仲直りしたそうです。

そんなわけで、海のお仕度です。ここぞとばかりにダロワイヨで甘いスィーツをたらふく食べて上機嫌で待っていました。向かったのは3COINS+plus 心斎橋店。店内アイテムは全て300円or1000円均一（税抜）という脅威のショップです。

今の時期は浮き輪や水鉄砲など、水遊びグッズが豊富に並ぶのです。そして…ここからがマル秘テク。ワタクシの事前リサーチによると「心斎橋店はファミリーでご利用のお客様が少ないので、比較的キッズ商品の売り切れが少ないのですよ」と店長さん情報があり。「準備」とはこおいうことを言うのだよね。

店内の水遊びグッズコーナーには10種以上の浮き輪が並びます。コレ、全部300円（税抜）。 3COINS+plusが得意とする“ナチュラルフレンチ”デザインも健在。女性スタッフさんやデザイナーさんが、考案するテイストは、ワタクシも欲しくなるほどカワイイのです！ずらりと並ぶグッズと、「ALL300+TAX」の文字に浮かれます。甥っ子もテンションが上がって、シャックリが止まりません。心落ち着けるために、一旦、店先へと避難。「何を買わなければいけないのか、どんな基準で選ぶのか」を、綿密に練るのです。

まずは、甥っ子用のボート。これは、安全面を考慮し子供にも分かりやすい色でセレクト。例えば、「黄色のハンドルをギュッと持って、絶対離さないで」と言えば、甥っ子にも瞬時に分かるように。そして、万が一の事が起きてしまったときに、見つけやすい色であること。最後に、甥っ子の記憶に残るように、印象的な色であること。さすがパパだね～！

そして、「お砂遊び、しゃぼん玉、水鉄砲」は、3種の神器ということでそれぞれを購入。名前をどこに書くのかもチェックして、色は甥っ子に選ばせます。

そして、泳ぎが達者ではない兄のために、ハンドル付きの浮き輪も購入。

さらには、昨夜子供のために風船を膨らませていたら、酸欠になって倒れてしまい、「頼りにならない」と、ため息をつかれたのだとか。これも買っておきましょう。エアーポンプも300円（税抜）だよ。足で踏むだけで、浮き輪もボートもOKだからね。空気を抜くときは、空気を入れる部分に、爪楊枝をさしておくと早くに抜けるからね。

兄と甥っ子が、長いこと相談しながら選んだのが「ママ」のサンダルでした。ママが好きな色、ママの水着の色、ママが好きなお花。いろんな事を話しながら、2人で選んでいます。もう、ここから思い出作りは始まっているんでしょうね。家族全員の海支度を終えたら、甥っ子はオネムとなってしまいました。小さいながらに責任を果たした感でいっぱいでしょう。これからも兄をヨロシクお願いしますね。