♡モチーフがたまらん!
リボンがたまらん!
やっぱりRANDAだ!
RANDA 心斎橋店
「RANDAってフェミニンでしょ?」→そんなカンタンなもんじゃない。
これまでさんざんRANDAのT店長協力の元、同店の魅力を発信し続けた当取材。シューズ専門店だったイメージが「トータルコーデ」のイメージにだいぶ変換されてきたのではないでしょうか。それもこれも、心斎橋店ならではの強み。今回覆したいイメージは「RANDAってフェミニンでしょ?」という雑な解釈です。そう!フェミニンはフェミニンなんですが、いわゆる媚び媚びなソレではなく、品性のソレなんです。
まずはご覧ください。「ホラ、やっぱフェミニンやんけ」と思ったアナタ。まぁ、待ちなさい。この型のワンピはいまや定番。定番ならばこそ際立つ、RANDAだけのディティール。たとえば、袖コンシャスのボリュームは他の追随を許しませんし、ボリュームの曲線もかなり練られています。首元のボウタイは後ろ結びもOK。モノトーンの花モチーフが実に妙味! ※コーデA
ボリュームを持たせた袖に対しウエストギャザーはキュッとラインを締めて、流れるように広がるスカート。「ふわっ&きゅっ」がかなり強く強調されたシルエット。そして、ここが〈実は…〉ポイントなんですが、注目はカラー(えり)です。しっかりと立ち上がって首元をキュッと閉じるカラーが「品」を添加。コレだ、コレがRANDAだ!
さらには、絶妙ラインのスカートにも注目。広がりすぎないのにエレガントな動きを魅せるその秘密がココ。驚愕するほど細やかなプリーツがビッシリ!!!そのうえ、裾にむかって1回のティアードを挟み込む隠れた大技。絶妙すぎるくらい絶妙な「品」の描き方は相当なものです。
もちろん、ミュールにもご注目。サテン生地のコンビネーションでトゥに目線を惹き付けたら、ピーンと伸びるお姉さんリボンで印象付けて。ベージュ×ゴールドの色使いも素敵です!
次はWボタンのベストワンピ。これも相当凝ったデザインで、ベージュ×ホワイト×ゴールドの“王道ふんわり”にベストスタイルでインテリジェンスを添加。広がるチュールスカートとも対峙して、一筋縄ではいかない印象。 ※コーデB
膨張色のベージュ×ホワイトで全身をコートしながら、ここまで動きや弾みを打ち出すなんて、レディとガーリーとどっちに振ったらいいの???な密度の高さ。こんな彼女に声をかけるメンズがいたとしたら、その勇気を褒めたたえたいわ。
バックデザインを拝見すると、さらにこの1枚の凄みが分かる。素材の対比、直線の対比、色の対比と、かなり綿密な計算を施したワンピなのです。ここまでくると「モード」の趣きも読み取れるほど。そう、RANDAはフェミニンいっぺんとうではないの。あらゆるテイストを包囲したブランドなのよ。
ワンピースのコンプレックス(複雑)デザインに頼り切らないのがT店長の腕前。ブラウスにはショルダーにインパクトを持たせた1枚を選んで、「ふわふわ&きゅっ」の緩急を配置。さらには…
デザインがリッチなシースルーミュールで足元をキメる。このミュール、クリアなスパンコールが忍ばされていたり、クリアなスクエアヒールが配されていたりで、この一足だけで緩急が完成しているという、非常にRANDAらしい創りこみ。ストラップのディティールも必見です。
では、今回の真打ちへと参りましょう。ああ、もうこれはひとめぼれだわ。ひとめぼれって、お米の銘柄やないで、印象が「ひ と め ぼ れ♡」。ノーカラーのニットジャケットは4つのポケットモチーフ。白をベースラインに黒のボーダーで、おいおいここはマルセイユ??な上品さ。 ※コーデC
もう、いろいろ書きたいけれど一個ずつ整理して。
まずは、色の配置ですわ。この白×黒トップスに、2024年トレンドのピーチファズカラーをスカートに持ってくるなんて、大胆かつ理に適った美しさ。むしろ整合性すら取れている…!
つぎに、このチュールスカートの綿密さ。3段のティアードになっているんですが、3段目の切り替えしが上下の曲線になっているという…リッチさ!
そして、極めつけが・・・
このミュールですわ。これ、反則!!!攻めてるポインテッドトゥにシフォンリボンのコンビネーション。リボンにもゴールドのハートが散りばめられ・・・
ヒールにもかかとにも、裏面にもハートのモチーフ。これは間違いなく右脳に直撃する、ダレの右脳って履いてる「本人」の右脳ですよ。こんなところにハートがあるやなんて、本人しか知りえへんがなっっ!
もうワンバージョン追加!エレガントの代名詞、Tストラップのミュールはブラックで登場。なるほどね~~、ピーチファズカラーとブラックってかなり上級な組み合わせ。しかもTストラップの大人っぽさとバランスがすごくいい!
しかも、脱いだ時にハートモチーフののストラップが、こんな風に陰で浮かび上がるんです。これは間違いなく右脳に直撃する、ダレの右脳って履いてる「本人」の右脳ですよ。こんなところにハートが浮かび上がるやなんて、本人しか知りえへんがなっっ!
そう、RANDAではいま、ハートモチーフを強化しています。それも、ダレかに見せるじゃなくて自分自身に魅せる…ようなニュアンスで。このコードをどう読み取るか?ワタクシには同社からユーザーへの愛あるメッセージにも読み取れるんです♡
さて、いかがでしたか?今回のRANDAで「RANDAってフェミニンなんでしょ?」という雑な解釈は払拭されましたか?ひとくちにフェミニンといっても、品や知性、モードや遊び心などテイスト&ニュアンスは多彩。こんな解釈でどうでしょ?とT店長に聞いてみたことろ「ふふふ」と意味深な笑顔で返されました。「解釈は、着る方の自由に。その方だけが感じる感性が正解ですよ」と。これまた深いっっ!!!
◆コーデA
・ワンピース/15,950円
・バッグ/9,000円
・ミュール/9,900円
◆コーデB
・トップス/19,910円
・ワンピース/ 19,910円
・バッグ/ 9,900円
・ミュール/12,980円
◆コーデC
・トップス/13,970円
・スカート/13,970円
・バッグ/10,890円
・リボンミュール/9,900円
・Tストラップミュール/8,910円
※価格は税込です
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