国内最大級の路面店が心斎橋にやってきた！

これ、ワタクシの周囲でもちょっとしたニュースになりました。場所は御堂筋とヨーロッパ通りの西南。このコーナーの景色を変えるくらいの存在感です。銀座マロニエ通り、神戸、六本木、表参道に次ぐ国内５店舗目となる「バーバリー心斎橋」。ミニマルな外観と綿密な照明、洗練美にため息です。

この外観も内装も、チーフ・クリエイティブ・オフィサー兼CEOのクリストファー・ベイリー氏が手掛けたもの。モード界に興味のある方なら聞いたことのある名前では？ダナ・キャラン、グッチを経て、バーバリーのコレクションラインのクリエイティブ・ディレクターを経て、2001年にCEOに就任した。世界で最も影響力のあるファッションデザイナーの一人と言われているそう。

国内最大級のフロア面積を誇る店内。英国からのインポート商品をメンズ・ウィメンズともにトータルで揃えて、「ヘリテージ・トレンチコート」「バーバリー プローサム」「バーバリー ロンドン」「バーバリー ブリット」の、すべてが揃う大阪初の路面店なのだとか。ハイエンドライン「バーバリー プローサム」は、アジア屈指の在庫量と聞くから驚きです。

しかも、今季の目玉のバッグ「バーバリー・ビー」をはじめ、ウォレット、ストールなどもとするアクセサリーコレクションもズラリ。1階ではウィメンズ、2階ではメンズアイテムを展開しています。

ここで、注目したいのが「メイド・イン・イングランド」のヘリテージ・トレンチコートです。バーバリーの代名詞、そしてシンボリック的な存在。遡ること1879年、誕生したギャバジン生地のアウターは世界初の南極探検隊や世界中の先駆的な飛行士たちにも着用されたのだとか。100を超える工程を経て作られる1枚は、バーバリー独自の手作業による襟の縫製が特徴的かつ伝統的。

この伝統の一枚を、クリストファー・ベイリー氏がモダンにリニューアルする2000年代。歴史を大切にしつつ、デザインにシーズンごとのテーマを与え、クオリティとディテールにとことんこだるスタイルが新しい！どんどんと、本来のハイエンドスタイルを打ち出すバーバリーに注目したい2015年ですね。

「バーバリー心斎橋」のオープンは、心斎橋にますます美男美女が増えること間違いない、起爆剤ですね。